企業にとって大切な自社製品のブランドイメージ。イメージアップさせるため好感度の高い芸能人やアイドルをイメージキャラクターとして起用すれば、その後の収益にも直結しやすい。しかし、このモデル起用を一歩間違えれば、最悪の場合、多大な損失を生んでしまう可能性があるのも事実だ。

韓国のコスメブランド『peripera(ペリペラ)』。10代から20代の女子を中心に日本でも人気を博しているコスメブランドの1つだ。最近このperiperaが、韓国のオンラインコミュニティーで、このブランドの商品ではなく、別のことで話題を集めている。

それは、このブランドの広告塔を務めているイメージキャラクターだ。

最近、periperaのイメージキャラクターに起用されたばかりのガールズグループ(G)I-DLE(ジーアイドゥル)のスジン。

"校内暴力"や"いじめ"を暴露され話題になったスジン

スジンは”校内暴力”や”いじめ”を暴露され話題に(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

スジンといえば、先月19日、”校内暴力”や”いじめ”に関する暴露文が掲載され、現在この疑惑で脱退要求が起こるなど、逆風に立たされている状況だ。

所属事務所が”校内暴力”疑惑については「事実無根」であると立場を明かしたことで、かえって議論が拡大。さらにスジン本人は、”校内暴力”については否定したものの、ともに暴露された”喫煙”に関しては(G)I-DLEのファンコミュニティーで認める発言をし、謝罪している。

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真偽が明らかになっていない校内暴力はともかく、喫煙を認めたことにより、スジン本人のイメージダウンはもちろんのこと、イメージキャラクターとして起用しているperiperaもイメージダウンは避けられない。

periperaは、くしくもこの暴露文が掲載された2月19日、公式SNSにスジンの写真を掲載し、新しくイメージキャラクターに抜擢されたことを知らせたが、この一連の事態を受けてか、現在は削除されている。

さらに驚くべき事実は、periperaがスジンの前にイメージキャラクターとして起用してたのは、ガールズグループAPRIL(エイプリル)のナウンだった。

スジンの前にperiperaのイメージキャラクターを務めていたナウン

“チーム内いじめ”が話題となっているAPRILのメンバーナウンはスジンの前にperiperaのイメージキャラクターを務めていた(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

ナウンは現在、APRILの元メンバー、イ・ヒョンジュが”グループ内いじめ”が原因で脱退したという話が暴露され、いじめの加害者ではないかと疑われている状況だ。

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2人連続、”校内暴力”や”いじめ”の加害者と疑われるアイドルをイメージキャラクターとして起用していたことにより、ネット上では「peripera、何があったの?」「見る目ないなー」「イメージキャラクターになるくらい上手くいってた子だったんだね」「事務所の押しがうまかったのか」「バイバイ ナウン」「peripera かわいそう‥」など、モデルに対する意見と同時に、企業に同情する声もあがっている。

韓国では昨年、イタリアを代表するブランド・プラダが、パワハラを暴露されたRed Velvet(レッドベルベット)アイリーンと、女性問題を暴露されたEXO(エクソ)のチャニョルの2人をアンバサダーに抜擢していたことでも話題になったことがある。

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起用したモデルのイメージが、商品のイメージにつながる世界。”校内暴力”や”グループ内いじめ”の真実は明らかになっていないが、疑いのある2人をイメージキャラクターに起用してしまったことで、商品や企業自体にも被害が及んでいる状況なのは否めない。

企業の広報担当は、会社の”イメージを守る”とても重要な仕事を任されている。起用当時にこうなることは予測できなかったとは思うが、大きな損害をこうむってしまったことで、今後のイメージキャラクターの選定もますます慎重になるだろう。”校内暴力”や”いじめ”暴露は、また新たな被害者を生み出す結果となっている。



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