2022年1月28日、ガールズグループAPRIL(エイプリル)の解散が電撃発表された。昨年、元メンバーのイ・ヒョンジュに対し、日常的にいじめを繰り返していたという疑惑が浮上し、事実上の活動中止を強いられていた彼女たちだが、突如発表された解散に対し、ネット上では様々な憶測が広がっている。
本日(1月28日)、APRIL(エイプリル)の所属事務所であるDSPメディア(以下、DSP)が、APRILの解散を電撃発表した。

1月28日に解散を発表した、APRIL(写真提供:©TOPSTAR NEWS)
2015年にデビューしたAPRILは、多くのエンターテインメント企業が採択している”*標準契約”に準拠した契約であれば、今年はファン待望の第2期を迎えるはずだった。
*標準契約:韓国政府傘下の公正取引委員会が取りまとめた”芸能人標準約款による専属契約用 標準契約”
しかしファンの願いは叶うことなく、無念の解散。チームの活動は、ピリオドを打たれてしまった。
APRIL、突然の解散‥その理由とは
その原因は、知っての通り、メンバーに対する”いじめ問題”だろう。
APRILは昨年、元メンバーのイ・ヒョンジュに対し、日常的にいじめを繰り返していたという疑惑が浮上。これを受けて、事実上の活動中止を強いられていた。

元メンバーのイ・ヒョンジュ(写真提供:©TOPSTAR NEWS)
DSP側は「いじめや仲間外れはなかった」と強く否定していたものの、APRILへの非難世論は収まる気配を見せず、結局”解散”という、最悪の結末を迎えることとなったのである。
今回の発表を受け、韓国ネットではイ・ヒョンジュに対して「彼女のせいで‥」と非難する声と、「イ・ヒョンジュの真実が勝った」と擁護する声が混在。
中には「合併前に、APRILをきれいに片付けたかったのか」と、RBWによるM&A(企業の合併・買収)の影響だと推測する者も。
MAMAMOO(ママム)やONEUS(ワナス)など、人気アーティストを擁するRBWが、DSPをM&Aするというニュースが報じられたのは、1月26日の事。
この報道からわずか2日後、DSPを代表するアイドルグループであったAPRILの解散が報じられたため、ファンの推測も無理はないだろう。
RBWがM&Aを通して手に入れようとしたものは、実はDSP所属の”アーティスト(による収益)”ではないというのが、衆論である。
同社が狙いを定めたのは、DSPが持っている音源とアーティストIP(知的財産)という見方が強い。事実RBWは、新事業として音源IP事業に力を入れており、DSPは1000を超える人気音源を保有しているため、両者の思惑が合致し実現されたと見られている。
APRILの解散はRBWの意向?
DSPは、過去にSECHSKIES(ジェクスキス)、Fin.K.L(ピンクル)、Click-B(クリックビー)といった、90年台後半~00年代前半に活躍した第1世代アイドルを輩出しており、30年もの歴史を持つ老舗エンターテインメント企業。第1世代アイドルだけでなく、SS501(ダブルエス ごーまるいち)や日本で人気を博したKARA(カラ)も、DSPが手掛けたグループだ。

日本で人気を博したKARA(写真提供:©TOPSTAR NEWS)
言い換えればRBWは、DPSの”歴史”を手に入れたのだ。
近年韓国では、空前の90年代音楽ブームであり、過去の音源IPを先制する動きが活発化している。そのため、音源IPビジネスを先占するべく、RBWがDSPの買収に乗り出したのだろう。
今回のM&Aの背景を見る限り、APRILの解散にRBWの意向が影響したという予測は、説得力に欠ける側面もある。
しかし、DSPの事業全般を抱えることになったRBWからすれば、いまだ議論の中にあるAPRILという存在は、”清算すべき[古傷]”と見ているネットユーザーも多いのだ。
編集部おすすめ記事
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
今週末(5月23日~)日本のテレビで放送「激動の時代」を描いた韓国映画4選
-
三作三色!来週(5月26日~) 放送終了「極上ロマンス」韓国ドラマ3選&見逃しVOD
-
6月はBSが熱い!ジャンル別に楽しむ韓国ドラマ9本を先取りチェック
-
「鬼宮」が初の2桁突破!25年5月第3週 最新韓国ドラマ視聴率ランキング1位~12位
-
春の主役はTWICE ミナ!「25年4月版 K-POP女性アイドル人気決定戦」の1位に輝く
-
チョン・ギョンホ主演のMBCドラマ「労務士のノ・ムジン」、5月30日放送スタート
-
14時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
クォン・ユルが結婚発表!「一生をともにしたい人と」今月24日に非公開挙式へ
-
15時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
スンロク役に抜擢!”2001年生まれ” キム・ジェウォン「ユミの細胞たち3」でキム・ゴウンと共演
-
15時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
ジェジュン、新EPアルバム「Beauty in Chaos」カムバック記者懇談会に出席!(PHOTO9枚)
-
15時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
RIIZE、1stフルアルバム「ODYSSEY」カムバックショーケースに出席!(PHOTO20枚)
-
キム・ジェジュン、ロックの本能全開!新EP「Beauty in Chaos」で大胆変身
-
BTS ジン×シン・セギョン、切なくも静かな感情の波──無言の名演が胸を打つ
-
イ・ミンジョンら、KBSバラエティ「行く情来る情イ・ミンジョン」の制作発表会に出席!(PHOTO5枚)
-
CSチャンネルで“あの瞬間”が蘇る!25年6月 日本初放送のK-POP&俳優公演・番組まとめ
-
チョン・ジュンウォン「KARL LAGERFELD」のポップアップストアオープン記念イベントに出席!(PHOTO3枚)
-
izna「KARL LAGERFELD」のポップアップストアオープン記念イベントに出席!(PHOTO14枚)
-
【Netflix】視聴するなら今のうちに!6月早々に配信終了する韓国ドラマ4作
-
ナムグン・ミン、チュ・ヨンウ、そして“あの大作”も!6月本国放送・配信スタートの韓国ドラマ9選
-
【ABEMA新入荷】クラシックからグローバル旋風の話題作まで!韓国ドラマ「無料ラインナップ」5選
-
「料理ドラマは成功が難しい」ジンクスを乗り越えられるか‥新作韓ドラ「隠し味にはロマンス」
-
欲張りなあなたにおすすめ!来週(5月19日~) 日本のテレビで放送開始「ロマンス×時代劇」韓ドラ5選
-
パク・ソンフン、ハン・ジミンと恋の駆け引き!JTBC新ドラマでラブコメ共演
-
梅雨を吹き飛ばす胸キュン名作が勢ぞろい!6月CS放送開始 日本高評価「ロマンス」韓ドラ5選
-
aespa、8カ月ぶりの新作準備中!6月カムバックを公式発表
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。