K-POPガールズグループAOAのジミンが、ミナの持続的な暴露によってチームを脱退。論議がひと段落したようにも思えたが、彼女たちのいじめを’傍観していたメンバー’にも非難が飛び火しているようだ。AOAを取り囲んだ今回の論議は、しばらくK-POP業界で持続するものと見られる。

AOA(エイオーエイ)の元メンバークォン・ミナをいじめていたとされるシン・ジミンが、チームを脱退して芸能活動を中断したことで論議が一段落したように見えた。

だが、クォン・ミナの暴露で始まった今回のいじめ騒動は、AOAと所属事務所FNCエンターテインメント(以下:FNC)、そしてK-POP界に大きな爪痕を残し、再び“K-POPの闇”に光を当てさせた。

AOAミナ(左)・ジミン(右)

AOAミナ(左)・ジミン(右)(写真提供:©スポーツ韓国)

女優に転向したクォン・ミナは、昨年5月にFNCと契約を終了してチームを脱退。その際、AOAの脱退と関連して一部のネットユーザーから悪質なコメントの洗礼を受けていた。

相次ぐ悪質なコメントに感情が込み上げたクォン・ミナは、7月3日、脱退した理由は「ジミンによるいじめだった」と暴露。特にジミンのいじめによって自ら極端な選択までしていたと打ち明けた。

これに対し、ジミンは「小説(作り話)だ」とSNSを通じて反論。しかしクォン・ミナはリストカットした手首の傷痕を公開して「小説(作り話)?私はオンニ(ジミン)のせいで壊れたことが悔しい。私の前で誤っていたことを一言でも謝罪してくれたらいいのに。私をいじめたオンニは何事もなかったように良く過ごしているじゃない」とジミンを非難した。

リストカットの傷痕を公開ミナ

リストカットの傷痕を公開ミナ(写真提供:©スポーツ韓国 画像出典:クォン・ミナ Instagram)

結局ジミンとAOAのメンバー、マネージャーやFNCの関係者はクォン・ミナの元を訪ねて謝罪。しかしジミンは腹が立った状態で来て「刃物はどこにある?私が死ねば良いんでしょ」と脅迫を加えた挙句「いじめは覚えていない」と口にし、心から謝罪に来た姿には見えなかったと、ミナは追加の暴露をした。

グループ内のいじめが明らかになり、世間の波紋が大きくなっている中、いじめを傍観したとされるAOAのメンバーへの非難も続いている。

韓国メディア・亜洲経済では、AOAのメンバーの中でジミンと親しかったソリョンのインスタグラムに、7月5日現在で数千件の非難コメントが掲載されていると報じた。

該当の記事には「傍観も明白な罪」という内容の指摘が相次いでいると記載されており、「あるメンバー(ジミン)と身近に接していて、他のメンバー(ミナ)の痛みも感じられなかったのか。傍観も罪だ」というネットユーザーのコメントに約8000人が“いいね”を押している状況だという。

一部のネットユーザーは、AOAの前メンバーユギョンのインスタグラムの文が、ジミン以外の他のメンバーを攻撃していると主張。 ミナの暴露文が掲載された直後、ユギョンは「I can’t forget the eyes of the bystanders.(私は傍観者の目つきを忘れることはできない)」という意味深な文を残して関心を引いている。

このような論議が広まると、FNC側は「ジミンはAOAを脱退し、全ての芸能活動を中断することにしました。当社は、この全ての状況への責任を痛感し、アーティストの管理に万全を期して参ります」と公式謝罪文を掲載。だが、ジミンの脱退で4人組になったAOAの今後の活動も不透明になり、グループもFNCも苦しい状況に置かれることになった。