女優のキム・ヒソン、俳優のイ・スヒョク、SF9のロウンなどが出演するMBC(Netflix)金土ドラマ『明日』。

MBC(Netflix)ドラマ『明日』(画像出典：MBC)

本作は、”死者”を案内していた死神たちが、今は”死にたい人々”を救う、あの世のオフィスヒューマンファンタジー劇。

劇中、危機管理チーム長のク・リョンを演じたキム・ヒソンは、デビュー以来初めて髪をピンクに染めるという型破りな変身を披露し、注目を集めました。”あの世”で抜群のファッションセンスを放ち、現世から見てもクールなキム・ヒソンの死神スタイルを暴いていきましょう。

クールでセクシーに、テーラードジャケットドレス

(写真提供：©女性東亜)

ドラマ『明日』でキム・ヒソンが演じる死神ク・リョンは、亡者を導く働きをする従来の枠組みを破ったキャラクターです。

原作である韓国のデジタルコミックで描かれている主人公をイメージしたピンクのショートヘアスタイルを披露するため、ロングヘアを躊躇なくカット。大胆なブリーチやカラーリングを行い、赤いアイシャドウでさらに強烈なイメージを与えました。

キム・ヒソンが選んだ制作発表会でのルックは、シンプルなテーラードジャケットドレス。

ゴールドジュエリーで華やかさをプラスし、プラットフォームシューズで比率を整えたセンスが引き立っていました。

1 スタッズモチーフのイヤリング。990万ウォンのカルティエ。
2 テーラードジャケットドレス。 435万ウォンのサンローラン。
3 プラットフォームシューズ。 182万ウォンのヴェルサーチ。

ゴシックの美学、ジオメトリックプリント

(写真提供：©女性東亜)

ジオメトリックパターンがビビッドなカラーと混ざるとダイナミックな印象を与えますが、柔らかなパステルトーンと合わさると余裕のある雰囲気になり、気軽にとり入れやすくなります。

キム・ヒソンは、ジオメトリックパターンとさわやかなラベンダーカラーの組み合わせで、カジュアルかつ軽いルックを完成させました。

この時カギとなるのは、模様がもつ緊張感のあるイメージをモダンに演出すること。単純でありながら存在感のあるデザインのアクセサリーを選べば、コーディネートのバランスが取りやすいです。

4 ジオメトリックパターンとシンボルであるメドゥーサが調和したニットトップス。79万ウォン台のヴェルサーチ。
5 ボールドなチェーンネックレス。 13万8000ウォンのアンテージ。

バイカージャケットの帰還

(写真提供：©女性東亜)

1970年代を象徴する”ロックの時代”を風靡し、今シーズン再びトレンドになっているバイカージャケットに、シャツとネクタイを合わせたキム・ヒソンのセンスは必見です。

端正さとタフさが同時に感じられるスタイリングに加え、小さなクロスのイヤリングでロックシックムードをひとさじプラスした点にも注目してほしいところ。

ポイントカラーを混ぜるのではなく、オールブラックルックでおしゃれに仕上げたのも神の一手といえます。

6 ブラックライダースジャケット。 205万ウォンのアクネストゥディオズ。
7 クロスのイヤリング。 価格未定のクロムハーツ。

21世紀の死神のベルベットスーツ

(写真提供：©女性東亜)

キム・ヒソンが演じるク・リョンは、ファッションに関心の高い死神。特に任務を遂行する時は、より服装に磨きをかけます。

第1話でキム・ヒソンは、死神ならいつも着ると思われるブラックスーツの代わりに、赤いベルベットスーツを着て登場し、ク・リョンのファッションセンスをのぞかせました。

真っ赤なアイシャドウでカリスマ性を強調し、アクセサリーを控えめにしてシックな魅力を演出した点も彼女らしいです。

普段のクローゼットの中がモノトーンで溢れていたとしても、今シーズンだけはカラースーツを1着ほど追加してみませんか？

8 レッドベルベットジャケット。 390万ウォンのグッチ。
9 レッドベルベットパンツ。 158万ウォンのグッチ。
10 シルクシャツ。155万ウォンのグッチ。

ゴッドの代わりにニット帽

(写真提供：©女性東亜)

朝鮮時代の死神なら笠をかぶったでしょう。しかし、21世紀の死神がかぶるのは帽子！

すっきりとしたホワイトカラーのニット帽をポイントにした、キム・ヒソン。

暗いグレートーンのアウターにペンダント・ネックレスをマッチさせ、ラフで素敵なコーデにしました。

端正がゆえに平凡に見えるのではないかと心配であるなら、シャープなデザインのシューズで緊張感を加えればOK。

ウエスタンブーツでクールかつスタイリッシュなオシャレさを存分に引き出した、キム・ヒソンのルックを参考にしてみてください！

1 ホワイトニット帽。 14万8000ウォンのゴールデングース。
2 ハート形のペンダントネックレス。 16万ウォンのノンノン。
3 ホワイトカラーのウエスタンブーツ。 20万3000円ウォン台のブリアナ。

カジュアルスーツの定番

(写真提供：©女性東亜)

スーツをデイリールックに活用したいなら、ク・リョンのオフィスファッションに注目を。

軽くてラクなアイボリースーツに、カラーがポイントになるインナートップスをマッチさせ、ホワイトスニーカーを履いています。

カジュアルスーツはインナーウェアさえ着替えれば、バリエーション豊かな雰囲気を演出でき、活用度が高いアイテム。毎朝どんな服を着るかお悩みであれば、シンプルなデザインで一着揃えておくのがおすすめです。

4 ホワイトスニーカー。 74万8000ウォンのゴールデングース。
5 カラーポイントニットトップス。 14万8000ウォンのグローブ。

スタイリングの裏技、レオパードプリント

(写真提供：©女性東亜)

レオパードプリントはマッチさせるアイテムによって、無限の魅力を放ちます。
多少オーバーに感じられるレオパードプリントを自分のものにするのが難しいなら、ク・リョンのルックからヒントを得ましょう。

色とポケットにポイントとしてのみレオパードプリントを活用したジャケットに、ミニスカートを着用して、あふれも足りなくもないカジュアルムードを演出しました。
レオパードプリントがさりげないので、バッグやジュエリーは大胆なスタイルを試みるのがいいでしょう。

6 ブラックチェーンバッグ。 302万ウォンのルイ・ヴィトン。
7 ゴールドリング。8万3000ウォンのへラディ。
8 レオパードプリントでポイントを加えたジャケット。 667万ウォンのルイ・ヴィトン。

カーディガンのふんわりした魅力

(写真提供：©女性東亜)

カーディガンは、温かくてリラックスした雰囲気を演出するアイテムです。特にクローゼットにありそうなベーシックアイテムと組み合わせると、魅力がいっそうアップ。

柔らかいシャツの上に羽織ると大人な魅力が漂い、Tシャツとマッチさせるとカジュアルな魅力を発揮できます。

ク・リョンは、ブラックトップスの上に強烈なレッドカラーのカーディガンを着用しました。

ドレスアップスタイルに仕上げたいなら、パールジュエリーやキルティングバッグを加えてみてください。

9 レッドカラーカーディガン。110万ウォン台のPorts1961。

(女性東亜 オ・ハンビョル記者 / 翻訳：松田かえ)

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