- 女優ハ・ヨンスが、来年放送の朝ドラにキャスティングされ、注目を集めている。
- 過去にも、韓国俳優が日本のドラマに出演することは度々あったが、あの有名な韓流スターも、実は日本ドラマデビューを果たしていることはご存じだろうか。
- そこで今回は、日本ドラマに出演し、お茶の間を騒がせた人気俳優6人をご紹介する。
女優ハ・ヨンスが、2024年放送予定のNHK朝ドラ『虎に翼』にキャスティングされ、話題となっている。
ドラマの主人公は、日本初の女性弁護士がモデルとなっており、ハ・ヨンスは、その主人公と共に大学で法律を学ぶ、朝鮮半島からの留学生を演じる。
彼女の朝ドラ初出演のニュースは韓国で大きく報じられ、日本でも注目を集めている。
これまでにも、韓国俳優が日本のドラマに出演したことが度々あり、その都度大きな話題になっているが、実は韓国を代表するあの俳優も日本のドラマデビューを果たしている。
そこで本記事では、日本のドラマに出演した韓国俳優の中で、特に日本のお茶の間での注目度が高かった、歴代6人をご紹介する。
ユンソナ
●出演した日本ドラマ:NHK『もう一度キス(2001)』、フジテレビ『Fighting Girl(2001)』など
2000年に来日したユンソナは、2001年にNHK『もう一度キス』で、日本ドラマデビュー。本ドラマではヒロインとして、主演の窪塚洋介の相手役を務め、韓国の有名歌手の役を演じている。
そして同年には、深田恭子との共演が話題となった、フジテレビ『Fighting Girl』に出演。電車内で着替えや化粧をする女性を注意するなど、真面目な性格の韓国人留学生役を演じた。
日本ではドラマだけではなく、バラエティーや語学番組などでも人気を得たが、2012年に2人目の妊娠を機に(2006年に結婚)韓国へ帰国している。
チェ・ジウ
●出演した日本ドラマ:TBS『輪舞曲−ロンド−(2006)』
チェ・ジウといえば、『冬のソナタ(KBS2/2002)』で爆発的支持を得た女優。日本では、元祖韓流クイーンとして広く認知され、“ジウ姫”の愛称でも親しまれている。
彼女が出演したのは、2006年にTBSドラマ放送50周年記念作品として制作された、日韓共作ドラマ『輪舞曲−ロンド−』。
韓国で父親を殺害された日本人刑事(竹野内 豊)と、日本で行方不明となった父親を捜すために来日した韓国人女性(チェ・ジウ)の運命が絡みあうストーリーで、韓国を代表する女優が日本ドラマの初主演を務めることで、大きな話題となった。
リュ・シウォン
●出演した日本ドラマ:NHK朝ドラ『どんど晴れ(2007)』、TBS『ジョシデカ!-女子刑事-(2007)』など
イ・ビョンホン主演のドラマ『美しき日々(SBS/2001)』で絶大な人気を博した、リュ・シウォン。
彼は、“韓流のプリンス”と称され、ペ・ヨンジュン率いる韓流四天王と共に、日本の“第1次韓流ブーム”に貢献したスター俳優。
2006年のNHK朝ドラ『どんど晴れ』では、出番はさほど多くはなかったが、現実と同じく韓国の人気俳優役で登場した。
同年には、仲間由紀恵と泉ピン子演じる女刑事コンビが主役のドラマ『ジョシデカ!-女子刑事-(2007)』に出演。泉ピン子扮するベテラン刑事の華子が、息子のように可愛がって居候させている韓国人青年役で出演している。
キム・ジェジュン
●出演した日本ドラマ:フジテレビ『素直になれなくて(2010)』
音楽番組やバラエティー番組など、現在も日本国内での活動を積極的に行なっている、キム・ジェジュン。
彼の日本ドラマデビューは、2010年に放送されたフジテレビのドラマ『素直になれなくて』。
北川悦吏子脚本として注目された本作は、Twitterを通して知り合った男女5人の友情が描かれた青春群像劇で、キム・ジェジュンは、メインキャストの一人、ハンドルネーム・ドクター役を演じている。
当時は、東方神起としての活動が休止中だったため、彼の日本での俳優活動には日本のファンから大きな期待が寄せられた。
キム・テヒ
●出演した日本ドラマ:フジテレビ『僕とスターの99日(2011)』
日本では、クォン・サンウ主演のドラマ『天国の階段(2003)』で“美しすぎる悪役”として注目を浴びた、キム・テヒ。
彼女は、2011年放送のフジテレビドラマ『僕とスターの99日』に出演し、西島秀俊と共にダブル主演を務めている。
ドラマは、韓国のトップ女優と、彼女のボディーガードを務めることになった独身アラフォー男の99日限定の秘密の恋を描いたラブコメディー。彼女の生き別れた弟役を、2PM(ツーピーエム)のテギョンが演じた。
プライベートでは、2017年に歌手兼俳優のRain(ピ)と結婚し、すでに2児のママだが、今年はgenie TVオリジナル『庭のある家』で主演を務めるなど、現在も美人女優として活躍中。
イ・ビョンホン
●出演した日本ドラマ:フジテレビ『外交官 黒田康作(2011)』(特別出演)
最後は、日本でも大人気の韓国の名優、イ・ビョンホン。日本では、“ヨン様”と双璧をなす“ビョン様”として人気を博し、2006年には東京ドームでファンミーティングを開催している。
“第1次韓流ブーム”から現在まで、変わらぬ人気でトップを走り続ける数少ないスターとしても知られる存在だ。
そんな彼が2011年に出演したドラマが、日本を代表する俳優・織田裕二主演の『外交官 黒田康作』。イ・ビョンホンは、織田裕二扮する黒田に情報提供する、韓国系アメリカ人の役を演じている。
彼は特別出演だったが、羽田空港新国際線ターミナルで開かれた制作発表会にも参加。日韓のトップ俳優の共演には、熱い視線が注がれた。
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