日本で根強い人気を見せる韓国ドラマ『愛の不時着』。韓国では今、日本で放送されている”日本語吹替版”に多くの関心が寄せられている。その理由とは‥。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
現在もなお、日本で愛され続けている韓国ドラマ『愛の不時着(2019)』。
Netflix(ネットフリックス)の、”今日の総合TOP10(日本)”の常連であり、日本において、もはや”韓国ドラマの代表作”と言っても過言ではない作品だ。
実は今、韓国国内でも日本で放送されている『愛の不時着』が多くの注目を集めているのだ。
その理由は、日本語吹替版の”声”。
先ごろ、日本のNetflixが公式ツイッターに『愛の不時着』の日本語吹替版映像を掲載した。
公開された映像は、主人公リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)とユン・セリ(ソン・イェジン)の名シーンで、セリフは日本の声優による吹き替えが行われているもの。
これを見た韓国のネットユーザーたちは、日本語吹替版『愛の不時着』はセリフのタイミングや口の形では高いシンクロ率を見せているが、主演俳優たちとは異なるトーンの声で録音されていることが気になったよう。

ヒョンビンに対しては好反応が多かったが、北朝鮮の方言が消えてしまうことを残念がる声も‥。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
北朝鮮の将校役を演じたヒョンビンについては「違和感はない」、「思っていたよりも遥かに良い」など好反応が多く見られたが、この反応と共に続いたのが「”北朝鮮の方言”が味があるのに‥」と残念がる声だ。
「北朝鮮語のセリフも標準語で話すのかな? それだと雰囲気を壊しそう」、「声も演技の一環なのに、なぜ吹き替えで演技力を下げちゃうんだろう」、「ドラマの魅力が下がってしまう」、「吹き替えでは表現しきれないよね」などの反応が見られた。
抑揚があまり見られない、朴訥とした雰囲気を見せる北朝鮮の口調。
北朝鮮で話されている言葉と韓国の口調には実際にかなりの差があり、その”差”である方言こそがリ・ジョンヒョクのキャラクターを際立たせているのだが、日本語吹替版ではそれが活かされていないことに落胆を隠せないよう。
しかし、日本には日本語のみしか存在しておらず、セリフの口調を変えたところで、この微妙な違いやニュアンスを出すことは難しいのだ。

ソン・イェジンに対しては、戸惑いを見せる声が。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
また、ソン・イェジンについては、自身の声のトーンとは異なった、高く愛らしい声に引っかかったよう。
韓国のネットユーザーらは「ソン・イェジンは最初の2秒だけ聞いて本当に笑った」、「声が高くてアニメっぽい」、「ヒョンビンはまぁ良しとして、ソン・イェジンは‥」、「設定上30代なのに、声が女子高生のようだ」、「とても衝撃的。あまりにも似合わない」、「改めてソン・イェジンの声が良いということが分かるね」など、聞きなれたソン・イェジンの声とはかけ離れたトーンの吹き替えに戸惑いを感じている様子を見せていた。
ヒョンビン、ソン・イェジン、それぞれの吹き替えについてはこのような反応だったが、2人の吹き替えについて最も多く見られたのは「アニメのようだ」という反応だった。
吹き替えを担当したのは日本でもトップクラスの声優陣で、感情移入させる豊かな表現力や、くぐもることなく通る美声により、作品に無限の魅力を添えている。
しかし韓国では、声優陣の優れた演技力を絶賛しているものの、ドラマのキャラクターとはマッチしがたい声色だと感じた人が多かったようだ。
ヒョンビン
韓国の人気俳優ヒョンビン(ハングル 현빈)。1982年9月25日生まれ。
2003年にKBSのテレビドラマ『ボディガード』(2003)でデビュー。
2005年にMBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』(2005)で大ブレイク。韓流スターとして、韓国や日本、中国をはじめアジア全域で人気を博している。
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