東方神起(TVXQ)のメンバーユンホが、新型コロナウイルスの防疫指針を違反したと報じられてから早10日。各メディアの報道が食い違う中、真偽が問われている。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

“誠実なイメージ”を積み重ね、数々の美談が語られてきた東方神起(TVXQ)のユンホ。

しかし、今月10日、そのイメージとは相反するユンホのニュースが届いて以来、彼に対する世間の視線は一転して厳しいものになってしまった。

韓国政府の防疫指針を違反し、警察の調査を受けたと報じられたユンホ

ユンホは韓国政府の防疫指針を違反し、警察の調査を受けたと報じられた(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

これに先立ち、ユンホは2月末に友人と共に深夜0時ごろまで飲食店に滞在したことが発覚。韓国政府の防疫指針を違反し、警察の調査を受けたと報じられ、ユンホはいち早く謝罪文を掲載した。

しかし、韓国のニュース番組・MBC『ニュースデスク』は3月12日、ユンホが友人と飲食をした店が、メンバーシップ(会員制)となっており、事前に予約しなければ入ることもできない所で、管轄区役所には一般飲食店として登録されているが、実際は女性従業員の接待を伴う不法な遊興飲食店だったと報道。さらにユンホは取り締まりを受けた際、逃走を図ったという追加の報道をし、大きな論議に包まれた。

これに対し、所属事務所SMエンターテインメントは「事実と異なる」と反論。また、別のメディアも「ユンホが逃走を図った」という内容に対して、「警察側が、ユンホは逃走することはなかったと話している」と伝えた。

(関連記事)「激しい抵抗と逃走はなかった」ユンホ(TVXQ) MBCの報道を否定した韓国警察

真偽を問われるユンホの報道

ユンホの報道、果たしてその真偽は‥(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

MBCの報道に対して、ユンホを応援する多くのファンたちは、SNSやオンラインコミュニティーを通じて「記事を訂正してほしい」「悪意のある報道だ」などの声を多く上げていた。しかし、それ以来、現在は韓国国内をはじめ日本でも後続を報じているメディアはほぼ無い状態だ。

これらの報道の真偽は一体どうなったのか? いまだ世間の関心が冷めやらぬ中、韓国メディア・日曜新聞(https://ilyo.co.kr)ではユンホが滞在していたお店に関する記事が公開されているので紹介したい。

日曜新聞とは、迅速性と信頼性が買われている調査報道専門メディアだ。他の報道機関では報じられない調査や後続の報道を続け、密で深い取材によって韓国国内でも重要メディアとして位置づけされている。

日曜新聞は3月16日、ユンホが訪問したとされる店の常連客という人物にインタビューを行った内容を報じた。

その人物は「該当の店は会員制の*ルームサロンではなく*ルームバンのような店だ」とし、「ユンホが常連ならば噂を聞いていたはずだが、初めて聞く話だ。(価格も安く)芸能人や有名人が行くような店ではない。あくまでも私の考えだが、多分ユンホは誰かに呼び出されて一度だけ店に足を運び、運悪く警察の取り締まりにあったのではないかと思う」と伝えたという。

*ルームサロン‥高級クラブ。個室(ルーム)の中で女性従業員の接待を受けながら、飲酒をするお店の事。
*ルームバン‥ルームサロンとノレバン(カラオケ)が一体化した、”ルームサロン型カラオケ”の略語。価格はルームサロンよりも安い。

一部メディアが”会員制”、”予約制”という言葉を用い、まるで高級で密かに不法営業をしているようなニュアンスを漂わせたが、同氏は「警察の取り締まりを避けるため」と付け加えた。

このように、各メディアによって報道内容に食い違いが生じており、いまだ真実が明らかになっていない状況だ。

1つの報道で、イメージが大きく左右される芸能界。メディア自らが発した言葉が相手にどれほど大きな影響を与えうるか、発した言葉に責任を持つ報道を期待したい。







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