2018年に続き、今年再び国連総会でメッセージを伝えたBTS(防弾少年団)。彼らの心境がこの2年でどのように変化したのか、一度目のメッセージと共に振り返ってみる。
BTS(防弾少年団)が、2018年に続いて今年もう一度、国連総会で世界の未来世代に向けて特別なメッセージを伝えた。2018年から2020年の今日まで、BTSは人々に何を訴えてきたのか、彼らのメッセージを振り返ってみる。

BTS(防弾少年団)(画像出典:BTS official Twitter)
2018年9月24日、ユニセフのグローバル・サポーターであるBTSは、ニューヨークの国連本部で、世界中の若者たちに向けて”自分自身を語ろう”とメッセージを送った。
当時、BTSのリーダーRMは「あなたが誰であろうと、どこの出身であろうと、肌の色、性自認が何であろうと、自分自身を語ろう」とし「自分には多くの欠点があり、多くの恐怖心もあるけれど、自分自身をできるだけ強く抱きしめ、自分を愛するつもりです。僕たちは自らを愛することを学びました。だから今度はあなたたちに伝えたい、”自分自身を語ろう”」と呼び掛けた。

2018年、国連総会でメッセージを伝えたBTS(画像出典:NAVER)
2018年に続き、今年2回目の国連総会と特別な縁を結んだBTSは、9月23日午前9時(現地時間、韓国時間午後10時)、国連ウェブTV、韓国外交部のFacebookチャンネルなどを通じて映像を公開。”自分自身を愛そう”という”LOVE MYSELF”から一歩進み、絶望から抜け出して、お互いへの温かい連帯で”また新しい世界を生きていこう”というメッセージを全世界に伝えた。
これは、国連の保健安全保障友好国グループが、新型コロナウイルス感染症によって困難を強いられている未来世代のため、特別演説者としてBTSを国連総会に招待したことによって実現した。
BTSのメンバーたちは、コロナの事態を体験して各自感じた心境を映像に込めながら「僕たちの音楽と共に、愛するメンバーや家族、友達。これまで忘れていた自身を見つけました。未来に対する心配、絶え間ない努力、全て重要ですが、最も重要なことは、自分自身を大切にして励まし、楽しませてあげることです」とし「すべてが不確実な世の中ほど、常に”私”、”あなた”、そして”私たち”の大切さを失ってはなりません。僕たちが過去3年間話してきた”LOVE MYSELF”のメッセージのように、そして”I’m diamond、you know I glow up(僕はダイヤモンド。僕が輝いてることを知ってるでしょう)”という、僕たちの歌『Dynamite』の歌詞のようにです」と訴えた。
さらに「今こそ僕たちが自らの顔を忘れず、向き合うべき時です。BTSが一緒にいます。僕たちの明日は暗く、苦しくて、大変かもしれません。僕たちは歩いている途中に転ぶかもしれません。しかし、想像してみましょう。苦しくて疲れた僕たちがまた夢を見ることを。狭くなった僕の世界が、もっと広がる未来を。Life goes on(人生は続きます)。Let’s live on(共に生きましょう)」と強調し深い余韻を残した。

2020年、映像を通じてメッセージを伝えたBTS(画像出典:BANGTANTV)
BTSと所属事務所のBig Hitエンターテインメントは、”私への愛が真の愛の始まり”という”LOVE MYSELF”キャンペーンを3年前から展開。これを通じてユニセフの”#ENDviolence(子供への暴力をなくそう)”キャンペーンを後援しており、後援支援金は2020年8月基準として30億ウォン(約3億円)を突破している。
自分たちが周囲から受けた愛を、別の幸せの形で返し続けているBTS。2年前のUN総会で見せた姿より一層発展した彼らのメッセージは、全人類に深い感銘を与えている。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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