人気俳優 三浦春馬さんの死去は韓国でも報じられ多くの人を悲しませている。なぜこれほど多くの韓国人が彼の死を悲しみ悼んでいるのか。韓国のファンが三浦春馬さんを”追憶”するキーワード、”イルドゥ”と漫画でその理由を探る…
人気若手俳優 三浦春馬さんの死は、隣の韓国でも多く報じられている。

2019年『ソウルドラマアワード』に参加した三浦春馬さん(画像出典:Youtube スクリーンショット)
韓国の5大日刊紙の一つ、東亜日報は19日「日本の人気俳優 三浦春馬さん 死去..享年30歳」という記事を通してNHKなど日本の主要メディアを引用し、三浦春馬さんの死去を打電した。同紙は「三浦春馬さんが東京都港区の自宅で意識を失った状態で発見され、病院に運ばれたが死亡が確認された」と、状況を伝えた上「現場から遺書と推定される文書が発見されており、警視庁は現場の状況などから、三浦春馬さんが自ら命を絶ったものと見て、死亡の経緯を調べている」と付け加えた。
三浦春馬さんへ相次ぐ追悼
韓国主要ポータルサイトやSNSでは、三浦春馬さんの逝去を悼む書き込みが相次いている。
「笑顔が美しかった三浦春馬、最愛の俳優だった」「信じたくないことがまた起きてしまった‥」「日本のドラマファンなら、誰もが知る三浦春馬‥本当にショック」など、生前の三浦春馬を記憶する多くのファンが衝撃を隠せずにいるようだ。
三浦春馬さんが、韓国でも高い知名度と人気を有するには理由がある。2000年代から韓国で日本のドラマは”*イルドゥ(일드)”と親しまれ、日本で思われる以上に支持基盤を持っており、三浦春馬さんを始め菅田将暉、坂口健太郎、山﨑賢人、窪田正孝など、若手俳優の人気が高い。三浦春馬さんは、2008年に放送された『ごくせん3』『ブラッディ・マンデイ』の人気により、韓国での人気は10年以上にも及ぶ。
*イルドゥ(일드):イルボン(日本)ドゥラマ(ドラマ)の略称。
そして2010年公開の映画『君に届け』は、三浦春馬さんの代表作として韓国メディアに紹介されている。
男性ファンの間でも高い知名度
イルドゥのファンは女性が多く、三浦春馬さんの死を悼む反応を見ると大半が女性のように見受けられる。しかし、韓国の若い男性の間でも三浦春馬さんの知名度は高いという。それは彼が出演した近作に理由がある。2015年に出演した映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』と2018年の『銀魂2 掟は破るためにこそある』は、ともに漫画原作だが、韓国でも高い人気を得た作品として知られている。映画の実写化についても日本ほどではないが、かなりの盛り上がりを見せていたのだ。
2011年2月に単行本(第1巻)が発売された『進撃の巨人』は、韓国ポータルサイト・Daumが選んだ”2013年の検索ワード”に選ばれるほどの人気ぶりを見せている。単語の前に”進撃の”を付けるのが流行するほど、シンドロームを巻き起こした。同作の実写映画も韓国で公開され、主人公のエレン役に扮した三浦春馬さんも高い関心が寄せられていた。

2016年韓国で公開された映画『進撃の巨人 Part1』(画像出典:blog.naver)
『銀魂2』の原作漫画『銀魂』は、BIGBANGのメンバー・TOPや、BTSの生みの親パン・シヒョクも大ファンと知られているほど、韓国でも多くのマニアが存在する人気漫画だ。映画『銀魂2』では伊藤鴨太郎役を好演し、多くの韓国の『銀魂』ファンを魅了したそうだ。
このように、韓国でも多くの足跡を残した三浦春馬さん。彼の逝去により多くの韓国人は、好きになったきっかけ(出演作品)など彼との”追憶”をSNSやポータルサイトに共有しながら、追悼している。
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