BIGBANG(ビッグバン)のT.O.P(トップ / チェ・スンヒョン)が、自身のSNSに投稿した“ディープフェイク(DEEP FAKE)”が物議を醸しているようだ。中には「面白い」などの好意的な反応も見られたが、反対に拒否感を抱いている人もいる。果たしてその理由とは..

BIGBANG(ビッグバン)のT.O.Pが、BLACKPINK(ブラックピンク)のミュージックビデオに自身の顔が合成された映像をSNSに投稿したことで、大衆の反応が二分化されている。

T.O.Pは7月20日、自身のインスタグラムに、BLACKPINKの新曲『How You Like That』の映像に自身の顔が合成された映像を公開。BLACKPINKとBIGBANGは同じ所属事務所YGエンターテインメントの先輩・後輩の関係であるため、一部では「後輩の応援でしょうか。格別な愛情が引き立ってますね」「面白くて笑える」「どのように作るのですか」などの好意的な意見が見受けられた。

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BIGBANG T.O.P(画像出典:T.O.P Instagram)

だが、反応は明確に交錯している。

今回、T.O.Pが掲載した映像は“ディープフェイク(DEEP FAKE)”と呼ばれるもの。“深層学習(deep learning / ディープラーニング)”と“偽物(fake / フェイク)”から派生した言葉で、画像や動画の一部を合成し、元と異なる動画を作成する技術である。

ここ最近では、オバマ元大統領の演説動画(2018年)や、FacebookのCEO ザッカーバーグ氏の偽動画(2019年)など、政治家や著名人に虚偽の発言をさせるフェイクニュースや、K-POPアイドル、日本の女優など有名芸能人の顔を合成してポルノ動画などに悪用した例もある。

インターネットでディープフェイクが拡散されることで、政治家や芸能人など影響力のある人たちの信用を傷つけるだけでなく、最悪社会情勢にも影響を与える可能性も考えられるため、問題視されているのだ。

このような被害事例が多数あることと、韓国では最近、世間を大きく騒がせた“N番部屋事件”でデジタル性犯罪に悪用された手法でもあるため、ネットユーザーの間でディープフェイクに対する拒否感があったようだ。

これまでも、自身のSNSでユニークな動画や不思議な世界観が溢れる写真などを投稿してきたT.O.P。今回の動画はT.O.P本人が直接作成したものではなく、クレジットが記載されていることからファンが作成したものをT.O.Pが引用したようだが、一部では「いくら悪い意図が無くてもこのような動画を作るのはやめた方がいいんじゃない?」「ディープフェイクを初めて見たけど、実際見るとリアルで怖い」「正直ちょっと気持ち悪い..」など辛辣なコメントも寄せられている。



BIGBANG

BIGBANG(ビッグバン / ハングル 빅뱅)は韓国出身の4人組男性アーティストグループ。
メンバーはG-dragon、TOP、SOL、D-LITE(元メンバーV.Iは2019年3月に芸能界引退)で、YGエンターテインメントに所属している。2006年に韓国でデビュー。メンバーは、MTVコリアの「リアルドキュメンタリーBIGBANG」を通して選ばれた。
2006年デビュー後から若い世代のファッション、トレンドに大きな影響を与えたグループであり、これ以降にデビューするアイドルグループのコンセプトなどにも影響を与えたグループだ。

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