• 2021年の韓国ドラマ『ヴィンチェンツォ』は、痛快なダークヒーロー物として大ヒットしました。
  • コメディーや社会風刺、ロマンス、アクションが絶妙に融合し、エンタメ性の高さが評価された作品です。
  • 日本配信から5年が経過しましたが、いまだ愛され続けている風化しない『ヴィンチェンツォ』の魅力を振り返ります。

2021年の大ヒットドラマ『ヴィンチェンツォ』(tvN/2021)を、覚えていますか?

イタリアから来た韓国系マフィア顧問弁護士が、腐敗した巨大企業に立ち向かい、悪党を一掃するカタルシス抜群のストーリーで、視聴者を魅了したダークヒーローものです。

その他、コメディーと鋭い社会批判、キレのよいアクション、ほのかにロマンスを思わせる展開など、エンターテインメント性の高さが絶賛されました。

振り返ればあれから約5年が経ちますが、今もなおSNSやYouTubeなどを介して、その余韻が共有されており、主要キャストも各作品で活躍し続けています。

時代が変わっても色あせない魅力を放ち、ふと「もう一度見返したい」と思わせてくれる魅力たっぷりの『ヴィンチェンツォ』。名作は、風化しないことを証明しているかのようです。

元イタリアマフィアの顧問弁護士が描く美学

そんな物語を多いに盛り上げたのは、なんといってもソン・ジュンギ扮する主人公。イタリアブランドのスーツをスタイリッシュに着こなし、悪を制する瞬間にイタリア語で決めゼリフを放つヴィンチェンツォ・カサノ(以下、ヴィンチェンツォ)でした。

『ヴィンチェンツォ』

『ヴィンチェンツォ』(画像出典:tvN)

マフィアの世界で生きていた弁護士らしく極めて冷酷で無慈悲、情け容赦なく巨悪に立ち向かっていくのですが、その姿こそが本作の真骨頂。悪党を悪党のやり方で、ねじ伏せていくヴィンチェンツォの美学が、多くの視聴者を虜にしました。

正義で悪を成敗するドラマとは、一味異なるカタルシスを感じた人は多いのではないでしょうか。弱者を守るための言動という大義名分が、彼の美学を正当化しており、やり口こそダークですが、心根の優しさや人間味を感じさせる魅力的なキャラクターとして、作品の人気を牽引しました。

シリアスとユーモアのダブルパンチで視聴者を魅了

また、彼と手を取り合って巨悪と対峙する弁護士を演じたチョン・ヨビンと商業ビル“クムガプラザ”の個性あふれる人々が描き出したクスっと笑えるコメディー展開も、本作が愛された大きな理由の1つ。

人の命を軽視する極悪非道な企業バベルが犯してきた罪は非常に重いものですが、シリアスのなかに絶妙に笑いを盛り込み、単なる復讐物に終わらない面白さをプレゼントしました。

『ヴィンチェンツォ』

『ヴィンチェンツォ』(画像出典:tvN)

理不尽な現実を笑いに変えて痛烈に批判するシュールさや、本当に悪と戦うつもりがあるのかとツッコミたくなるほどのふりきったユーモアなど、真剣さとおふざけが絶妙な塩梅で成立し、緊張と緩和のバランスに魅了された視聴者は多かったようです。

名作は風化しない

そんな作品だけに、お目見えから約5年が経った現在も、SNSやYouTubeでは名ゼリフや名場面が共有されており、『ヴィンチェンツォ』がいかに、多くの人に愛されているのかを証明しているかのよう。

これ以外にも、Google評価では95%という高評価で、映画やドラマなどのレビューサービスFilmarks(フィルマークス)では、星5個中4.3個を獲得中。今年に入ってから視聴したドラマファンもいるようで、コメント欄は絶賛の嵐です。

『ヴィンチェンツォ』

『ヴィンチェンツォ』(画像出典:tvN)

また、当時から韓流スターであったソン・ジュンギはもちろんですが、本作によってさらに知名度と人気を獲得したチョン・ヨビン、絶対悪を熱演して、役者としてより成長したオク・テギョン(2PM)など、作品の人気を支えた役者陣が、その後大きく羽ばたいたのも『ヴィンチェンツォ』が大成功したことを物語っていると言っても過言ではないでしょう。

一時的なヒットではなく、時を超えて語り継がれる作品『ヴィンチェンツォ』。5年という節目を機に、見返してみてはいかがでしょうか。


『ヴィンチェンツォ』予告編 – Netflix

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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