• 12月23日に発表された『2025年12月第3週 TV-OTT韓国ドラマ話題性ランキング』で、上位陣に大きな順位変動が見られた。
  • 2週連続1位だったNetflix『告白の代価』が7位へ後退する一方、SBS『復讐代行人3~模範タクシー~』が再び首位に返り咲き、圧倒的な話題性を示した。
  • 年末に向けて視聴者の関心がどの作品に集まっているのかを知る上で、見逃せないランキングとなっている。

12月23日、『2025年12月第3週 TV-OTT韓国ドラマ話題性ランキング』が発表された。

これまで2週連続で首位を守ってきたNetflixオリジナルドラマ『告白の代価』に変化が生じ、同週は7位へとランクダウンという結果に。

高い話題性占有率を維持してきた作品のランクダウンは、年末に向けた視聴動向の変化を象徴する動きとして注目されている。

一方で、12月第3週の頂点に立ったのは、イ・ジェフン主演のSBSドラマ『復讐代行人3~模範タクシー~』で、話題性占有率は唯一15%超を記録するなど勢いをさらに加速させた。

そこで本記事では、最新動向が色濃く反映された『2025年12月第3週 TV-OTT韓国ドラマ話題性ランキング』トップ5をご紹介する。(2025年12月24日現在)

第5位『ラブ ミー』(JTBC/2025~2026/全12話)

初登場第5位にランクインしたのは、『ラブ ミー』。今回、話題性占有率6.74%を記録した。

12月19日に韓国JTBCで放送を開始した本作は「自分の人生だけが切実だった」少し身勝手で、だからこそどこか等身大な家族が、それぞれの愛と向き合いながら成長していく姿を描いたヒューマンドラマ。

主演のソ・ヒョンジンを筆頭に、ユ・ジェミョン、イ・シウ、ユン・セア、チャン・リュルといった実力派が顔をそろえ、重層的な家族関係と感情の機微を丁寧に紡いでいく点が評価を集めている。

さらに、TWICEのダヒョンにとってドラマ初出演にして主演となる作品でもあり、K-POPファンを中心に高い関心を集めている点も話題性を押し上げる要因に。

家族間の微妙な距離感や、世代を超えて変化していく愛のかたちに焦点を当てた本作は、共感と余韻を残す一作として今後の順位上昇にも期待がかかる。

●日本配信情報:U-NEXT (2025年12月24日現在)

画像出典:JTBC
ラブ ミー
ロマンス/ヒューマン
JTBC/2025~2026/全12話

あらすじ

自分の人生ばかりが切なく思えた、どこにでもいる少し不器用な家族が、それぞれの愛を始めながら成長していくヒューマンドラマ。

キャスト

ソ・ヒョンジン、ユ・ジェミョン、イ・シウ、ユン・セア、チャン・リュル 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:U-NEXT韓流・アジア公式

第4位『この川には月が流れる』(MBC/2025/全14話)

第4位は、前週比+1.45となる話題性占有率8.10%を記録した『この川には月が流れる』(原題:이 강에는 달이 흐른다)。

12月20日に最終回を迎え、物語の余韻とともに話題性をさらに高めた一作である。

キム・セジョンとカン・テオが主演を務め、笑顔を失った世子と、記憶を失った行商人の魂が入れ替わるという“魂チェンジ”設定を軸に展開するファンタジー・ロマンス時代劇。運命に翻弄される2人の関係性が、幻想的な世界観の中で丁寧に描かれていく。

視聴率は初回3.8%でスタートしたものの、回を重ねるごとに支持を集め、最終回では全国最高視聴率6.8%を記録。物語の展開と感情線の積み重ねが評価され、安定した上昇曲線を描いた。

またキム・セジョンにとっては、俳優デビュー後初のMBCドラマ出演であり、初の時代劇挑戦という点も大きな話題に。

幻想的な設定だけでなく、身分差や権力闘争、復讐といったシリアスなテーマも織り交ぜられており、ファンタジー要素のある時代劇が好きな視聴者には特におすすめの作品だ。

画像出典:MBC
この川には月が流れる
時代劇/ファンタジー/ラブコメディ
MBC/2025/全14話

あらすじ

笑顔を失った世子と記憶を失った商人が魂を入れ替えて繰り広げる、運命のファンタジー・ラブコメ時代劇。

キャスト

カン・テオ、キム・セジョン、イ・シニョン、ホン・スジュ、チン・グ 他

最高視聴率・受賞歴など

6.8%

口コミ

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予告映像


動画出典:MBCdrama

第3位『ダイナマイト・キス』(SBS/2025/全14話)

第3位は、SBS『ダイナマイト・キス』がランクインした。

今回、話題性占有率10.23%を記録。前週より-1.88とわずかに数値を落としたものの、依然として高い注目を集めている。

チャン・ギヨンとアン・ウンジンが主演を務め、生計のために子持ちの母と偽って就職した女性と、彼女を愛してしまったチーム長の切ない胸の内を描くロマンスが軸となる。嘘から始まる関係性が、次第に本物の感情へと変化していく過程が丁寧に描写されている。

本作の大きな特徴は、邦題通り“ダイナマイト級”とも言えるキスシーンの多さと濃度。感情の爆発点として配置される数々のシーンが視聴者を一気に引き込み、SNSでもたびたび話題となってきた。

12月25日に最終回を迎える本作は、残り2話。物語がどのような結末を迎えるのか、そして2人の恋がどんな形で決着するのか、最後まで視聴者の関心が集まりそうだ。

●日本配信情報:Netflix (2025年12月24日現在)

画像出典:SBS
ダイナマイト・キス
ラブコメディ/オフィス
SBS/2025/全14話

あらすじ

生活のために子持ちのママと偽って就職したシングル女性と、そんな彼女に恋してしまったチーム長の物語を描いたオフィス・ラブコメディ。

キャスト

チャン・ギヨン、アン・ウンジン、キム・ムジュン、ウ・ダビ 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:SBS Drama

第2位『明日はきっと』(JTBC/2025~2026/全12話)

第2位にランクインしたのは、話題性占有率12.55%を記録した『明日はきっと』。視聴者の感情に深く訴えかける“大人の再会ロマンス”として存在感を放っている。

パク・ソジュンとウォン・ジアンが主演を務め、20代で二度の恋を経験し別れたイ・ギョンドとソ・ジウが、数年後にある不倫スキャンダルをきっかけに再会する物語を描く。ギョンドはスキャンダルを報じる記者として、ジウはその当事者である男性の妻として再び向き合うことになり、過去と現在が複雑に交錯していく。

今月6日より韓国JTBCで放送がスタートし、翌7日からはAmazonプライムビデオにて日本配信も開始。日韓ほぼ同時で視聴できる点も、話題性を後押しする要因のひとつとなっている。

派手な展開よりも、感情の揺らぎや沈黙の重さを丁寧に描く本作は、初恋を長い時間軸で見つめ直すロマンスが好きな人に特におすすめ。

切なさと温度を帯びた再会の物語が、回を重ねるごとに視聴者の心を静かに掴んで離さない。

●日本配信情報:Amazonプライムビデオ (2025年12月24日現在)

画像出典:JTBC
明日はきっと
ロマンス
JTBC/2025~2026/全12話

あらすじ

20代で二度の恋を経て別れたイ・ギョンドとソ・ジウが、“不倫スキャンダルを報じた記者”と“その渦中の妻”として再会し、切なくも濃密な恋を再び描くロマンスドラマ。

キャスト

パク・ソジュン、ウォン・ジアン、イ・エル、イ・ジュヨン、カン・ギドゥン 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:Prime Video JP - プライムビデオ

第1位『復讐代行人3~模範タクシー~』(SBS/2025~2026/全16話)

今回、話題性占有率18.35%を記録した『復讐代行人3~模範タクシー~』が、堂々の第1位に返り咲いた。

11月第4週まで2週連続で首位を守っていた本作は、再びランキングの頂点に立ち、圧倒的な存在感を見せつけた。

主演はイ・ジェフン。ベールに包まれたタクシー会社「ムジゲ運輸」と、タクシー運転手キム・ドギが、法では救われなかった被害者たちの無念を晴らす私的復讐代行を描くシリーズ第3弾。社会の闇に真正面から切り込むストーリーと、スピード感あふれる展開が今作でも健在である。

今回のランキングでは唯一15%超の話題性占有率を叩き出し、視聴者の関心を独占。さらに、12月13日放送の第8話では全国最高視聴率12.3%を記録するなど、数字面でも勢いが加速している。

加えて、12月23日発表の韓国ギャラップ調査『2025年12月 韓国人が好きなTV番組』で1位に選出された点も特筆すべき成果だ。

話題性、視聴率、国民的支持のすべてを兼ね備えた本作は、12月第3週の話題性王者として、まさに盤石の首位を獲得したと言える。

●日本配信情報:Lemino (2025年12月24日現在)

画像出典:SBS
復讐代行人3 ~模範タクシー~
アクション/復讐
SBS/2025~2026/全16話

あらすじ

謎に包まれたタクシー会社「ムジゲ運輸」と運転手キム・ドギが、理不尽な被害者に代わって復讐を遂げる私的復讐代行アクションドラマ。

キャスト

イ・ジェフン、キム・ウィソン、ピョ・イェジン、チャン・ヒョクジン、ペ・ユラム 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:Lemino

25年12月第3週 TV-OTT総合 話題性ランキング トップ10

2025年12月第3週 TV-OTTドラマ話題性ランキング トップ10
順位 作品名 放送局/年度 出演者 話題性占有率/前週比
1 復讐代行人3
~模範タクシー~
SBS
(2025~2026)
イ・ジェフン
キム・ウィソン
ピョ・イェジン
18.35%
(+4.99%)
2 明日はきっと JTBC
(2025~2026)
パク・ソジュン
ウォン・ジアン
イ・ジュヨン
12.55%
(+1.78%)
3 ダイナマイト・キス SBS
(2025)
チャン・ギヨン
アン・ウンジン
キム・ムジュン
10.23%
(-1.88%)
4 この川には月が流れる MBC
(2025)
カン・テオ
キム・セジョン
イ・シニョン
8.10%
(+1.45%)

5
ラブ ミー JTBC
(2025~2026)
ソ・ヒョンジン
ユ・ジェミョン
イ・シウ
6.74%
6 プロボノ: アナタの正義
救います!
tvN
(2025~2026)
チョン・ギョンホ
ソ・ジュヨン
イ・ユヨン
6.49%
(-1.57%)
7 告白の代価 Netflix
(2025)
チョン・ドヨン
キム・ゴウン
パク・ヘス
5.53%
(-14.08%)

8
メイド・イン・コリア Disney+
(2025)
ヒョンビン
チョン・ウソン
ウ・ドファン
3.80%
9 UDT:私たちの町の特殊部隊 Genie TV, coupang play,
ENA
(2025)
ユン・ゲサン
チン・ソンギュ
キム・ジヒョン
3.78%
(-0.01%)
10 次の人生はないから TV朝鮮
(2025)
キム・ヒソン
ハン・ヘジン
チン・ソヨン
3.40%
(+0.05%)
FUNdex『TV-OTT DRAMA BuzzWorthiness』参照 (2025年12月23日発表) / 「★」は初登場

ダンミ ニュース部

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