• 韓国の一部メディアによると、NCT 127の北米ツアーが成功し、「SMは北米市場に弱い」という見方を払拭したようだ。
  • 各公演地で韓国語の大合唱が起こり、現地メディアからも高評価を得たという。
  • SMTOWNの北米公演のチケット販売低迷が報じられる中、NCT 127がSMの北米市場での存在感を強めたとみられる。
米サン・アントニオでコンサートを終えたNCT 127

米サン・アントニオでコンサートを終えたNCT 127(画像出典:SMエンターテインメント)

K-POPグループNCT 127がアメリカで開かれたワールドツアー『NEO CITY – THE MOMENTUM』を成功裏に終了し、「SMアイドルは北米市場に弱い」という憂慮を払拭したようだ。

このツアーは2024年2月28日から3月12日(現地時間)にかけて、アメリカとカナダの6都市で開催された。公演地は、ダルース(2月28日)、ニューアーク(3月2日)、トロント(3月5日)、ローズモント(3月7日)、サンアントニオ(3月9日)、ロサンゼルス(3月12日)であり、各会場で熱狂的なファンの声援が響いたという。

韓国メディアによると、NCT 127の公演では韓国語の楽曲が大合唱される場面もあり、現地ファンの支持の厚さがうかがえたようだ。

また、イギリスの音楽メディア『CLASH』は「NCT 127のステージを見るのはいつも楽しいことだ。K-POPにおいて独創的な存在となった彼らが、継続的な革新を通じて長く影響を残すだろう」と評しており、彼らの音楽性とパフォーマンス力が国際的に認められていることを示している。

また、アメリカメディアの『amNewYork』も「公演会場を埋め尽くしたシズニ(NCT 127のファン)は、彼らのステージを終始誇らしげに歓声を上げた」と伝えており、北米ファンの熱量の高さを報じた。

一方で、SMエンターテインメントが主催するファミリーコンサート『SMTOWN LIVE 2025 TOUR』の北米公演(5月開催)については、チケット販売が低迷していると韓国の一部メディアが報じていた。K-POP業界関係者の間では、「SMは北米市場において影響力が弱い」との指摘もあったが、NCT 127のツアー成功により、その見方は変わりつつあるようだ。

ツアーを終えたNCT 127のメンバーは、「今回のツアーはメンバー全員にとって、チームをより愛するようになる大切な瞬間だった。皆さんのおかげで、幸せな思い出でいっぱいになった。今後も素晴らしい音楽とパフォーマンスで皆さんにポジティブなエネルギーを届けるNCT 127になる」とコメントし、ファンへの感謝を述べた。

NCT 127は今後、2024年3月15日・16日に日本の京セラドーム大阪で公演を行う予定であり、北米での成功を日本での活動にもつなげていくものとみられる。韓国の一部メディアでは、「今回のツアー成功により、NCT 127がSMエンターテインメントの北米市場における牽引役となる可能性が高まった」との分析もあるようだ。

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