- “二番手の男”は、韓国ドラマのロマンスジャンルに欠かせない登場人物の1人だ。
- 特に主人公の恋のライバルという設定が多く、そうでない場合にも魅力的なキャラクターで物語を盛り上げる。
- 本記事では、主演俳優に劣らないほど視聴者から熱い視線を浴びた二番手キャラを紹介する。
韓国ドラマのロマンスジャンルで欠かせない存在といえば、”二番手の男”。
メイン主人公ではないがその次に重要な役で、非常に魅力的なキャラクターであることが多く、主人公の恋のライバルとして登場するケースがほとんどだ。
別の設定の場合もあるが、物語をより一層ドラマチックにする役割を担っているのは共通しており、好演を繰り広げ視聴者の目に留まると、スター俳優への階段を上る役者も。
中でも時代劇は、身分の差などが複雑に絡まり二番手キャラの存在が、メインのラブラインや主人公に関係するストーリーを盛り上げ、多くの役者が注目を浴びてきた。
そこで本記事では、韓国ドラマ時代劇に登場する二番手のキャラクターに着目し、メインロールを飾る主演に負けず劣らず、視聴者の間で“派閥”ができるほど好評を得た役柄をドラマとともに紹介する。
『赤い袖先』カン・フン
『赤い袖先』(MBC/2021)は、国のために生きた王イ・サンと、自分の人生を生きようとした女官の切ないラブストーリー。
主演イ・ジュノとイ・セヨンの熱演はさることながら、2人に負けないほど視聴者に強い印象をのこしたのが、優しい目が印象的なイケメン俳優カン・フン。話題沸騰中の『いつかの君に』(Netflix/2023)で、アン・ヒョソプの恋のライバルとして登場している今注目の役者だ。
イ・サンの忠臣で温かなルックスを持ち女官の間では朝鮮最高の美男子と言われ人気があるのだが、そんな姿からは想像もできないほど内に野心を秘めており、イ・サンの信頼を独占しようと策略を立てるキャラクターを好演して、視聴者から熱い視線を浴びた。

『赤い袖先』でホン・ドンノ役に扮したカン・フン(画像出典:MBC)
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・U-NEXT
『雲が描いた月明かり』ジニョン
『雲が描いた月明かり』(KBS2/2016)は、ある事情により男装して生きてきたラオンとツンデレ世子イ・ヨンの、身分違いの恋を描いたロマンス時代劇。
ジニョン(元B1A4)扮するエリート官僚キム・ユンソンは、ラオンが女性であることに真っ先に気づいた人物で、周囲にばれないようそっと守ってあげる姿が女性視聴者にトキメキをプレゼントした。
世子が恋のライバルで立場が弱いが、自分の身分や肩書を捨てる覚悟で一途にラオンを想う気持ちが印象的。イ・ヨンとは一味異なる魅力を発散している。

『雲が描いた月明かり』でキム・ユンソン役に扮したジニョン(画像出典:KBS)
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・U-NEXT
・Amazon Prime Video
・Rakuten TV
『花郎<ファラン>』 パク・ヒョンシク
『花郎<ファラン>』(KBS2/2016)は、新羅時代を背景に、花のように美しい王の親衛隊”花郎”たちの愛と成長を描いた青春ロマンス時代劇。
ワイルドな主人公ムミョンに対し、パク・ヒョンシクが演じたジディは、王という身分を隠して生きる孤独を抱えた人物で、全く異なる魅力を持つ2人が同じ女性を好きになるストーリーになっている。
2人の間で揺れるヒロインの姿が描かれているが、一部視聴者の間でもムミョン派とジディ派ができたほど、ジディはメインキャラであるムミョンに劣らない人気を得た。
また男同士の熱い友情を描き出した点や王として成長した姿も、観る者を釘付けにしたポイントだ。

『花郎<ファラン>』でジディ役に扮したパク・ヒョンシク(画像出典:KBS)
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・Netflix
・U-NEXT
・Amazon Prime Video
・DMM TV
・FOD
『私の国』 ウ・ドファン
『私の国』(JTBC/2019)は、高麗末期に自分が理想とする国を目指して信念を貫く若者たちの奮闘、恋、友情を描いたロマンスアクション時代劇。
メインロールを飾ったのはイ・フィ役に扮したヤン・セジョンだったが、彼の親友でヒロインのヒジェを置いて三角関係となるもう1人の主人公ナム・ソノを演じたウ・ドファンの活躍も見逃せない。
母親が低い身分出身であることから父親に認められず心に傷を負っている心根の優しい人物で、イ・フィと考え方の違いから衝突するも最後まで友情を貫いた姿が印象的。本作の大きな見どころの1つとなっている。

『私の国』でナム・ソノ役に扮したウ・ドファン(画像出典:JTBC)
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・Netflix
・U-NEXT
・Amazon Prime Video
・DMM TV
・FOD
・クランクイン!ビデオ
・Rakuten TV
『奇皇后』 チ・チャンウク
『奇皇后』(MBC/2013)は、”鉄の女”と呼ばれた奇皇后の生涯をモチーフに、高麗から貢女として元に連れてこられたヒロインが、異国の地で皇后にまで上り詰めた物語と、彼女を巡る2人の男性との愛を描いた歴史ロマンス。
メインとなるラブラインは、ヒロインと高麗王ワン・ユの切ない恋物語だが、そこにチ・チャンウク扮する元の皇太子タファンが加わりよりドラマチックに。
少年のように無垢で純粋な姿から、一途にヒロインを想う姿、権力に怯え震える姿まで様々な表情を魅せて物語を盛り上げた。

『奇皇后』でタファン役に扮したチ・チャンウク(画像出典:MBC)
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・U-NEXT
・Amazon Prime Video
・TELASA
『恋慕』 ナム・ユンス
『恋慕』(KBS2/2021)は、王位継承者だった双子の兄弟の死により男装をして世子になったイ・フィの、波乱の人生を描いたロマンス時代劇。
見どころはなんといっても、イ・フィと彼女の師匠で初恋の人チョン・ジウンとの恋模様だが、恋の二番手として登場しているナム・ユンス扮するイ・ヒョンとの関係性も見逃せない。
自分の行動がイ・フィの命を脅かすかもしれないことを懸念し、恋心をグッとこらえて一線を引くキャラクターで、その姿が彼女への強い愛を感じさせる。自分の感情よりも好きな人の幸せを願う様が多くの視聴者を魅了した。

『恋慕』でイ・ヒョン役に扮したナム・ユンス(画像出典:KBS)
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・Netflix
編集部おすすめ記事
-
イ・ジュノ×キム・ミナ主演「台風商社」台本リーディング現場公開!IMF時代を描く青春ストーリーに期待
-
tvN新ドラマ「暴君のシェフ」、ユナ×イ・チェミンの運命的出会い!ロマンスと権力闘争が開幕
-
1980年代の青春を描く「100番の思い出」キム・ダミ&シン・イェウンの友情物語
-
日本のVOD各社から9月配信スタート!韓ドラファンの好みに合わせた「5作5色」
-
どこか親しみを感じる‥2025年下半期「既視感たっぷり」韓国ドラマ4選
-
年内に観られるかな?2025年公開が噂される「編成未定」韓国ドラマ4選
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
NCT ロンジュン、新ビジュアル公開・・柔らかな眼差しにファン心酔
-
“変身の女王” パク・ミニョン、「コンフィデンスマンKR」で見せる華麗な七変化
-
tvN新ドラマ「暴君のシェフ」、ユナ×イ・チェミンの運命的出会い!ロマンスと権力闘争が開幕
-
MONSTA X「Do What I Want」パフォーマンス映像公開でカムバック熱高まる
-
KARA パク・ギュリ、自然体で輝く夏の瞬間・・日常ショットに反響
-
23時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
年内に観られるかな?2025年公開が噂される「編成未定」韓国ドラマ4選
-
23時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
ソ・イェジ、ブランド「NICK&NICOLE」のローンチ10周年記念イベントに出席!(PHOTO10枚)
-
24時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
Stray Kids、4thフルアルバム「KARMA」のカムバック記者懇談会に出席!(PHOTO26枚)
-
パク・ジョンミンら、韓国映画「顔」の制作報告会に出席!(PHOTO24枚)
-
【全75選】名作から話題作まで!25年9月BS・CSで楽しめる韓国映画 放送スケジュール
-
どこか親しみを感じる‥2025年下半期「既視感たっぷり」韓国ドラマ4選
-
IVE & LE SSERAFIM & H2H & KiiiKiii「2025 K-WORLD DREAM AWARDS」ブルーカーペットに登場!(PHOTO4枚)
-
イ・ジュノ×キム・ミナ主演「台風商社」台本リーディング現場公開!IMF時代を描く青春ストーリーに期待
-
1980年代の青春を描く「100番の思い出」キム・ダミ&シン・イェウンの友情物語
-
SBS「模範タクシー3」、チャン・ナラ&ウム・ムンソク合流で期待感MAX
-
“人気上昇中”AHOF、公式ファンダム名誕生プロジェクト始動
-
2PM JUN. K、幻想的ストーリーフィルム公開!9月1日 4thミニアルバム「Dear my muse」でカムバック
-
イ・ドヒョン、コーヒーブランド「ネスカフェ」のイベントに出席!(PHOTO11枚)
-
ミン・ジウン、1st EPアルバム「Pink, then grey」ショーケースに出席!(PHOTO4枚)
-
チョ・ユリ、ブランド「Mardi Mercredi」のフラッグシップストア オープン記念イベントに出席!(PHOTO6枚)
-
キム・テヒら、米Amazonプライムビデオ「バタフライ ~追う者と追われる者~」記者懇談会に出席!(PHOTO34枚)
-
大ヒット作から最新ロマンスまで!9月各BSチャンネル 韓国ドラマ 放送スケジュールまとめ
-
王座を守り抜いたのはBLACKPINK ロゼ!「25年8月K-POP女性アイドル個人ブランド評判ランキング」ベスト5
-
日本のVOD各社から9月配信スタート!韓ドラファンの好みに合わせた「5作5色」
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。