- 2023年上半期、JTBCドラマ『医師チャ・ジョンスク』『良くも、悪くも、だって母親』が高視聴率をマークした。
- JTBCの好調ぶりは下半期も続くかと思われたが、新水木ドラマ『奇跡の兄弟』の視聴率は振るわない。
- そこで、最近の視聴率低迷作品から考えられる、現時点の「失敗要因」を探ってみた。

JTBCドラマ『奇跡の兄弟』 (画像出典:JTBC)
2023年上半期、韓国ドラマの覇者となったのは、JTBCだった。『代理店』から始まり、『離婚弁護士シン・ソンハン』など話題作が続き、『医師チャ・ジョンスク』『良くも、悪くも、だって母親』は高視聴率をマークした。
現在放送中の週末ドラマ『キング・ザ・ランド』も、視聴率10%と、2桁台をキープしている。
そんな好調なJTBCでも、新水木ドラマ『奇跡の兄弟』(6月28日放送開始)の平均視聴率は3%に届かず、残念ながら成績が振るわない状況‥。そこで、視聴率が低迷中の作品から考えられる、最近の韓国ドラマの「3大失敗要因」を探ってみる。
(関連記事)韓国ドラマ 2023年上半期「覇者」JTBC!全4作の気になる視聴率と評価
複雑なストーリー
まず、失敗要因として考えられるのは、設定が複雑で、重めのストーリーだという点。
『奇跡の兄弟』はヒューマン・ミステリーで、有名な詩人“ユン・ドンジュ(尹東柱)”のようになりたいが、現実は借金だらけの作家志望生ユク・ドンジュ(チョンウ扮)と、特別な能力を持った正体不明の少年カン・サン(ペ・ヒョンソン扮)が物語のメインパーソン。
偶然手に入れた小説でベストセラー作家になるドンジュと、交通事故で出会ったカン・サンの失った記憶、小説内容が現実になった殺人事件など、ミステリーのヒントが随所に散りばめられ、見応えのある内容となっている。

『奇跡の兄弟』主演のチョンウ(右)&ペ・ヒョンソン (画像出典:JTBC)
しかし最近は、奇をてらった“ジャンルもの”は、見ること自体がストレスになると、視聴者に敬遠されがち。
上半期に人気だった作品は、ロマンスコメディーや家族ものとして全世代が楽しめて、視聴者に与える“疲労が少ない”という点が特徴だった。
つまり今は「ドラマを見る時は、エネルギー消費をできるだけ抑えたい」という視聴者の省エネ傾向が強まっており、登場人物が複雑に絡みあうよりも、気楽に安心して楽しめる、わかりやすいストーリーが人気となっているのである。
(関連記事)韓国ドラマの新トレンド「王道だから安心」視聴者の省エネを優先する風潮とは
男性のみのストーリー
2つ目の失敗要因は、メインストーリーが男性俳優のみだから、ではないだろうか。
『奇跡の兄弟』は、俳優のチョンウとぺ・ヒョンソンがメインキャストで、オ・マンソクが謎の男として登場する。
男性俳優のケミ(相性)は“ブロマンス”と呼ばれ、注目を集めることも多いが、ここ最近の韓国ドラマは、女性メインのストーリーが脚光を浴びている。
JTBCの『代理店』『医師チャ・ジョンスク』も然り、上半期のヒット作であるtvN(Netflix)『イルタ・スキャンダル~恋は特訓コースで~』も、主演女優がドラマの人気を牽引した。

MBCドラマ『ナンバーズ:ビルの森の監視者たち』(画像出典:MBC)
そのせいか、男性メインで描かれる作品は人気が低調気味‥。INFINITE(インフィニット)のエルとチェ・ジニョク共演のMBC『ナンバーズ:ビルの森の監視者たち』の視聴率も、スタートはまずまずだったが、最新話(10話)は2.4%と最低記録を更新。
今は、女性主人公がメインで引っ張るストーリーでないと、視聴者に敬遠されてしまう風潮が強まっているようだ。
途中合流ができない
最後の失敗要因には、ストーリーが難しく、1話から見ないとついていけない、という点が挙げられる。
実は『奇跡の兄弟』は、“時間の境界を越えた”真実探しを通じて、奇跡を作り上げていく過程を描いたドラマで、ミステリー要素に、タイムスリップという素材が加わる。
つまり、設定はより複雑となり、視聴者は初回から集中して見ていないと置いて行かれてしまう。
そうなると、回が進むごとに話題となり、徐々に視聴率もアップ、という良い効果は望めなくなる。
途中合流ができないドラマは、よっぽどの話題作&人気作にならない限り、韓国の視聴者に背を向けられてしまうようだ。
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