『アイドルスター選手権大会』通称”アユクデ”が、またもや議論に包まれている。収録日を控え、明らかになった情報によると、今回は15時間もの収録になるそうだ。ファンは運営側に反発し、韓国ネットでは、怒りの声や”アユクデ”の中止を求める声が多数上がっている。
「*アユクデ、やはりそう来たか・・」ファンが心配していたことが現実となってしまった。

2022年の”アユクデ”はどんなドラマが生まれるのか? (画像出典:MBC)
*アユクデ:『アイドルスター選手権大会(旧称:アイドルスター陸上大会)』の略称
『アユクデ』は、K-POPアイドルが一堂に会す運動会で、秋夕(チュソク/日本でいうお盆)や旧正月といった”名節”と呼ばれる、韓国の伝統祭日に放送される。収録日を目前に控える中、アイドルファンは怒り心頭のご様子だ。
『アユクデ』は、最近2年間は新型コロナウイルスの影響により開催を断念したが、2022年は開催を決定。しかし、『アユクデ』の復活を喜ぶ声は想像以上に少なかった。
その理由は、番組収録が、出演者であるアイドルと、会場で観覧&応援をするファンに大きな負担を与えるからだ。
スポーツに怪我はつきものとも言われるが、『アユクデ』では競技中にアイドルが負傷する場面が度々発生している。怪我をしたメンバーは、その後の活動を休止することも。
また、収録が長時間に及ぶため、忙しいアイドルを拘束することに対する不満の声も上がっている。
収録に参加するファンに至っては、途中退場が許されず、会場内に長時間拘束される。その様子を”監禁”と表現するファンも登場。
これらの理由から、大会の開催がなかった年は「見られず残念」という声より「中止になって良かった!」という反応の方が多かったという。

『アユクデ』にはたくさんのアイドルが参加する (画像出典:MBC) (画像出典:MBC)
ファンが開催への不安を抱える中、2022年大会の収録における詳細が明らかになった。
ファンダムが公開した情報によると「ファンの会場到着は午前5時30分、録画終了は夜9時予定」とのこと。なんと15時間を超える長丁場だ。
さらに驚くべきことは「途中退場はもちろん、飲食もNG」という点。これには多くのファンダムが反発、韓国ネットでは、怒りの声や開催中止を求める声が多数上がり、「人権侵害では?」という議論にまで発展している。
事が大きくなると、運営側は「途中入場は可能」「食事はそれぞれ個人で途中退場して行ってほしい」と訂正するものの、さらにファンの怒りを買う余計な発言をしてしまう。
「(収録に参加する)ファン募集は、各アーティストの所属事務所が担当しており、別途申し上げるコメントはない」
これらの発言にはファンのみならず、ネットユーザーらも「所属事務所に責任転嫁か!」と批判の声を強めた。
韓国のオンラインコミュニティーでは、
「番組は自分たちがやってるくせに、なぜ所属事務所のせいにするの?」
「放送局は、ファンにパワハラだ」
「所属事務所も、なぜ放送局の言いなりなの?」
「アユクデは歌手も苦労、ファンも苦労。もう廃止すべき!」
「コロナ感染を防ぐために飲食禁止なら、そもそもアユクデ開催を止めればいいのに・・」
「収録現場でアイドルファンという存在は、テレビ局にとって”小道具”に過ぎないのか」
「好きなグループに”出演しないで”と願う、唯一の番組」
など、番組や運営側に対する怒りのコメントが続々と上がっている。

今年の『アユクデ』でも、アイドルの笑顔を見たいけれど・・ (画像出典:MBC)
また「ひどい環境でも収録に参加するファンがいる。だからテレビ局は環境を変える必要性を感じていない」との意見から、「収録をボイコットしない以上、絶対に変わらない」「ファンの皆さん、どうか一致団結してアユクデを廃止しよう!」と”収録ボイコット”を求めるコメントも見られた。
残念ながら、今は不安要素ばかりが目を引く『アユクデ』だが、そもそもは会場に集まったファンの応援合戦と、そのファンの声援に応えるために一生懸命に頑張るアイドルの姿が魅力でもある。
しかし、今はそれさえも否定的に捉え、「ファンはアイドルの付属品なの?」「応援する姿を撮影するためだけの存在?」と不満の声が後を絶たない。
今回の収録は、7月30日と8月1日の2日間にわたって行われる予定とのこと。無事、ファンは集まるだろうか。
『アユクデ』の開催に、多くの人が注目をしている。
(構成:酒井知亜)
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