6月10日にカムバックをしたBTS(防弾少年団)が、約2年ぶりに、韓国の音楽番組に出演し、新曲を披露した。

約2年ぶりに韓国の音楽番組に出演したBTS(画像出典：BIGHITミュージック)

4000人のARMY(アーミー：BTSファン名称)と共に事前収録されたライブ映像には、ARMYを見つめながら歌うBTSの姿があった。

6月16日、BTSが韓国の音楽番組『M COUNTDOWN』に出演。生放送部分への出演はなかったが、事前に収録されたライブ映像が放送された。

BTSは、10日に発売したニューアルバム『Proof』に収録されているARMYに向けたファンソング『For Youth』と、タイトル曲『Yet To Come』の2曲を披露した。

放送されたライブ映像は、BTSのデビュー日でもある6月13日に、ソウルの奨忠(チャンチュン)体育館で、約4000人のARMYと共に収録されたもの。

記念日に行われる収録ということもあり、メンバー自身も楽しみにしていたようで、収録日前にV LIVEを行った際、「奨忠が楽しみなんだよね」「奨忠も期待していただければと思います」と伝えていた。

番組で放送されたライブ映像は、番組公式YouTube(ユーチューブ)チャンネルを通じてすでに配信されているのだが、今回は各自のメンバーをフォーカスした*チッケム映像も配信され、ARMYたちは歓喜の声を上げている。

*チッケム：”ファンカム”とも呼ばれている。元々ファンが特定のメンバーをクローズアップして撮影した映像を意味していたが、現在はこの手法をテレビ局が活用している。

中でもファンの視線を集めているのは、『For Youth』を歌うジミンのチッケムだ。

歌唱後、涙ぐんでいるジミン(画像出典：オンラインコミュニティー)

ジミンは、自身の前にいるARMYたちを愛おしそうに見つめながら歌っているのだが、歌唱後には目を潤ませているのがわかる。

この時ジミンは、ARMYをどのような思いで見つめていたのだろうか。

久々にARMYと共に収録できたことに感動しているのか、感情が込み上げてきているような表情を見せるジミンの姿が映っている。

6月14日にBTSの公式YouTubeチャンネルで配信された『バンタン会食』では、ファンについて話し出すと泣き出しそうになるジミンの姿があった。

涙を堪えるために、しばらく天井を見つめ続けたジミンの姿がとても印象深い。

彼にとって、ファンがそれほど大きな存在であることが伺える。

ネット上では、ライブ収録が『バンタン会食』の配信前だったことから「ファンはまだ何も知らないんだなって、色んな思いが巡ったんじゃないかな」「ファンを心配する表情だったのかもしれないね」などのコメントも見られた。

ARMYをひとりひとりじっくりと見つめるジミン(画像出典：youtubeキャプチャー)

ジミンがファンソング『For Youth』を歌うチッケムを見たファンからは、続々とコメントが寄せられている。

「私までジーンとする。泣きそうになった..」

「ジミンの思いが伝わってくる。。」

「ファンの歓声に泣きそうな表情にやられてしまった」

「ステージをするジミンにたくさん会いたい」

「いつも応援してるよ、ジミン」

「ジミンの表情が全部伝えてくれてる気がする。ファンへの愛の妖精ジミン」

「ARMYたちを目に留めようとする姿に胸がいっぱいになった」

「ジミン、愛してる。これからも！」

「ジミンのステージは本当にいつまでも見たいね」

(構成：酒井知亜)

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