俳優のユ・ジテが、tvNの人気バラエティー番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』に出演。”人生の3つの目標”や、社会福祉学を本気で勉強しようと思った”ある出来事”について明かし、耳目を集めた。
俳優のユ・ジテが、今後やってみたい展望について明かした。
6月15日に韓国で放送された、tvNの人気バラエティー『ユ・クイズ ON THE BLOCK(以下、ユ・クイズ)』にゲスト出演したユ・ジテ。
MCのユ・ジェソクとチョ・セホから「人生の目標が3つあると伺いました。1つは俳優で、もう1つが監督だそうですが、あと1つは何ですか?」と質問を受ける。
すると「社会福祉に携わりたいです」と返答。これを実行するため、現在社会福祉学を勉強中だという。またその理由についても言及した。
「僕たちのような職業は、ある意味、大衆からいただいた愛を食べて大きくなりますよね。なので、それを還元しながら生きたいと思うようになりました」
漠然とした思いだったが、これを決定的にする出来事が彼を襲う。
「撮影時に、アクション監督が事故でお亡くなりになったんです。にもかかわらず、アクション監督のための制作協会や社会保障が、何一つなかったんです。それがとてもショックでした。映画を作るために10年、20年と、献身的に自分の人生を捧げて来た方なのに、”人が死んでも、何もしてあげられないのだろうか?”それが知りたくて、学校に行くことにしました」
こうして「非正規雇用者たちを守るための福祉が必要だ」と感じ、ユ・ジテは様々な社会活動へ着手し始める。
また、家庭内暴力の被害女性や子どものため活動についても言及。自身の俳優活動が寄付に役立ったとし、その結果、2009年に男性として初めて『ソウル市女性賞』本賞を受賞した。
そして「俳優としての活動は、自己実現のためでもありますが、死角地帯の福祉を明るみにするという役割ができたら、意味のある活動ができると思いました」と所信を打ち明け、MCの2人を感嘆させた。
ユ・ジテは1976年の46歳(日本年齢)で、韓国を代表する俳優として知られている。
幼い頃は裕福だったが、父親が事業に失敗した後は苦しい生活を強いられたという。
また学生時代に父親が亡くなり、その後は母親が看護師をしながら、ユ・ジテを女手一つで厳しく育てたといい、若い頃から心の中に福祉や慈善事業についての思いがあったと見られる。
芸能界に入ったきっかけはダンサーだった。努力と才能を持っていた彼は将来を嘱望されていたが、けがによりモデルの道へ進むことに。
そして1998年、映画『バイ・ジュン さらば愛しき人』で役者デビューを果たすと、様々な作品でキーとなる役どころを任されるようになった。
“俳優 ユ・ジテ”としてその名を広めたのは、”復讐三部作”として知られるパク・チャヌク監督作『オールド・ボーイ(2003)』だ。本作で彼は、成長が止まってしまった悪役イ・ウジンを演じ、高い評価を得ている。
また2003年には、短編映画『自転車少年(原題)』で監督デビュー。
自身の野望を着々と実現させ、2006年に3つ目の目標だった福祉を学ぶために進学。
業界に蔓延していた賃金未払いに異を唱え、自身の監督作品では演出家としてのギャランティーを受け取らず、その分を俳優とスタッフに支払うなど、模範的背中を見せている。
彼の根底にある、温かくて芯の強い人間性が、俳優としても監督としても輝かせていることは、否定しようのない事実だろう。
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