日本と韓国に多くのファンを持つIZ*ONE(アイズワン)。メンバーの各所属事務所は着々と”解散後のプラン”を進めているが、中にはファンの顔色をうかがわざるを得ない事務所もあるようだ。果たしてその理由とは――。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
2018年、Mnetオーディション番組『プロデュース48』で結成されたIZ*ONE(アイズワン)が、4月末でついにその”プロジェクト”を終了する。
これまで活動してきた2年半の間、日本と韓国でアルバムをリリースすれば相次いでチャート1位を記録。オンオフラインでのコンサートも成功させ、トップガールズグループの地位を築き上げてきた彼女たちは、今後、各自の道を歩むことになる。

4月末でIZ*ONEは解散する(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
多くの人気を集めてきただけに、一部ファンたちは”平行宇宙プロジェクト”というクラウドファンディングを立ち上げ、IZ*ONEのリローンチ(再始動)のための募金プロジェクトまで行っており、オープン初日で20億ウォン(約2億円)を突破したことを見ると、IZ*ONEの解散に後ろ髪を引かれるファンの心情も分かる気がする。
しかし、先日Danmeeでも取り上げたように、再始動を望むファンとは別に、すでにメンバーの所属事務所は解散後の活動に向けて着実に準備を進めているようだ。
(関連記事)IZ*ONE 再結成を望むファンの声に悪影響?広告業界からのラブコールが生む不協和音
各メンバーの所属事務所には、広告業界からのラブコールが爆発的に増えていることはもちろん、新たなガールズグループへの合流を考慮する事務所や、女優活動に方向性を見出している事務所も見られ、徐々に”解散後のプラン”を組み始めている。

IZ*ONE解散後の動きにファンの関心が集中している(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
そして、上述した内容に追加し、新たな情報も浮上。
「IZ*ONEのメンバーの中には、既存のガールズグループに合流するメンバーもいる。CJ ENM(Mnetを運営する企業)がプロジェクト終了に心を傾けた以上、スター性、話題性、実力を兼ね備えたメンバーの復帰を待たない事務所はない」
こう報じたのは韓国メディア・スターニュースで、さらにこのように続ける。
「問題、いや心配はここからだ。事務所はファンの顔色をうかがわざるをえない。応援が攻撃に変わることは、アイドルの事務所ならよく分かっているためだ。事務所の立場からすると、成長して戻ってきたIZ*ONEのメンバーを既存のガールズグループに合流させることに拒む理由はない。だが、事務所はファンの叱責を気にしているのだ」
“解散を待っていました”とばかりにすぐ既存のグループに合流させると、ファンが望むIZ*ONEのリローンチに冷や水を浴びせることになるだろう。しかし、ファンを気にしてばかりいれば、既存のグループにも影響が及ぶ。
事務所の希望であり目標は、ファンの感情を逆撫でしないように”解散→復帰→(既存ガールズグループでの)再出発”の流れを、できるだけスムーズにすることだという。

IZ*ONEメンバーの事務所はファンの顔色をうかがっているようだ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
ファンの顔色をうかがうIZ*ONEメンバーの所属事務所。
これに対し、韓国のオンラインコミュニティーでも、一部ネットユーザーから「IZ*ONEメンバーの新しい出発を応援するのがファンではないのか」「再結成は望んでいる。けれど事務所や個人活動を妨げる行為はファンと呼べるのだろうか」「解散を受け入れられないファンの気持ちも理解できるが、決定した以上は現実と向き合わないと‥」「メンバーや事務所に非難の目が向かないよう、”安全な別れ”を祈らなければならない状況だね」など様々な反応が寄せられている。
新たなガールズグループへの合流、女優活動への方向性、既存のガールズグループへの合流‥。これについて、事務所側は公式的に「まだ何も決定された事項はない」と伝えているが、現時点ではどのように伝えてもファンを刺激し火種になりうるため、そのように伝えるほかないのだろう。
IZ*ONE(アイズワン)
IZ*ONE(アイズワン / ハングル 아이즈원)は、韓国と日本合同のグローバルガールズグループである。
2018年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送された日韓合同オーディション番組「PRODUCE 48」を通して、韓国の芸能事務所に所属する練習生57人、日本のAKB48グループに所属するアイドル39人、総勢96人の練習生から、韓国の視聴者投票で選ばれた12人のメンバーによって結成された。
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