さまざまなマイナス要素が浮き彫りになりながらも、話題性1位を獲得していたMnet『Kingdom:Legendary War』。しかし、1次バトルの点数に不公平性が見られたことで、話題性も急降下している。
Mnet『Kingdom:Legendary War(以下、Kingdom)』は、現役で活躍中の人気アイドルグループ6組が、王座を獲得すべくステージで戦うサバイバル番組だ。
現在、日韓同時放送が行われており、日本のK-POPファンもリアルタイムで視聴しながら応援している人が多い。
同番組は、放送前のキャスティングから波紋を呼び、出演グループメンバーの校内暴力疑惑やMC降板、低視聴率などマイナス要素が多かったにも関わらず、話題性は1位になるなど、注目度は高かった。
(関連記事)全国平均0.3%‥Mnet『Kingdom』視聴率低迷でも笑える理由
しかし、4月第3週目の「テレビ話題性ランキング(ドラマ以外)」では、MBCのバラエティー番組『遊ぶなら何する?』が1位を獲得、続く2位はチャンネルA『鋼鉄部隊』で、『Kingdom』は3位に下落した。
前週比で話題性が18.08%減少し、初回放送以降は点数が下がり続けている状況だ。
『KINGDOM』に出演中のグループ。上からATEEZ、SF9、THE BOYZ(画像出典:各公式Twitter)
1次バトルを終えた時点での順位は1位ATEEZ(エイティーズ)、2位Stray Kids(ストレイキッズ)、3位THE BOYZ(ザボーイズ)、4位BTOB(ビートゥービー)、5位iKON(アイコン)、6位SF9(エスエフナイン)となったが、各グループの獲得点数が公開されると、視聴者から疑問の声が殺到。特に専門家の点数に対する不公平性に強い関心が集まった。
1次バトルでは、「ステージ費用は500万ウォンを上限とする」というルールが設けられていたにも関わらず、一部グループは高価なステージセットや小物を使用していたことが明らかに。
その上、関係者の話によると、専門家評価団は「すでに業界屈指のアイドルが登場する番組である上、歌謡界の”キング”を決める音楽バラエティー番組だと受け止め、パフォーマンスの力量を問うよりは、全体的なショーとしての構成で判断している」という事実も発覚。
そのため、このステージ制作費の差、すなわち”所属事務所の規模”が順位につながったのではないかという指摘が相次ぎ、視聴者の不満が爆発した。
『KINGDOM』に出演中のグループ。上からStray kids、iKON、BTOB(画像出典:各公式Twitter)
『Kingdom』は、1次、2次、3次、そして生放送で行われるファイナルの4回戦で実施され、各対決で獲得した累積点数1位のグループが王座となる。
1次バトルの点数は、グローバルファンの評価40%(8,000点)、専門家評価25%(5,000点)、出演者評価25%(5,000点)、YouTubeのパフォーマンス動画再生回数10%(2,000点)を合算した数値で算出されており、専門家評価の点数も順位に大きく関係するため、こういった不公平な評価が話題性を落とすことにも繋がった。Mnet側は客観的な評価のため、専門家評価団の身分を明らかにしないという方針を貫いている。
アイドルが持つ”力量”より、
・莫大な製作費を使い、どれだけステージを華麗に見せつけられるか
・知名度が高く、かつ実力のあるフィーチャリング(客演)オファーができるか
といった、所属事務所の”力量”が結果を牛耳るおそれもあるとファンが懸念している。韓国のネットでは「K-POPではなく、K-サーカス」と『KINGDOM』を皮肉る反応も多く上がっているのだ。
今後、『Kingdom』が視聴者の疑惑や不満を解消していけるのか、注目が集まる。
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