まだ観ていない人も多い！来週(10月20日～) 日本のテレビで放送開始「近作」韓国ドラマ５選

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日本では2020年頃を境に、韓国ドラマをVODで観る人が増えました。

場所と時間を選ばず、新作がほぼリアルタイムで楽しめる点に惹かれている人は多いのではないでしょうか。

しかしその一方で、韓国ドラマはテレビで楽しむ派という人も多いはず。

そこで本記事では、VODに比べると新作はもちろん近作もお目にかかれる機会が少ないテレビには珍しく、来週から放送が開始される2024年と2025年の韓国ドラマを5つご紹介。

人気の旧作を繰り返し放送する傾向の強いCS・BSでも、ここ2年以内の新しいドラマを楽しめるチャンスです。この機会にぜひ、ご覧になってはいかがでしょうか。

『キック・アゲイン～チ・ジニと愉快な仲間たち～』は、『トンイ』(MBC/2010)を成功へと導いたチ・ジニ主演のオフィスコメディー。コンテンツ制作会社を設立した主人公が、加入者300万人を目指して繰り広げられる物語です。

残念ながら本国では、視聴率をさほど獲得できなかったものの、コンテンツの制作現場とその消費文化をリアリティーたっぷりに描いた点や、役者陣の好演、コミック要素は高く評価されています。

●キャスト：チ・ジニ、イ・ギュヒョン、ペク・ジウォン、イ・ミンジェ、チョン・ハンソル他
●日本放送情報：アジアドラマチックTV/2025年10月20日(月)9:30
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

『ライディング人生』は、故イ・ソンギュンさんの妻チョン・へジン主演のヒューマンコメディー。7歳の娘を持つワーキングママに扮し、家族間の葛藤と和解をコミカルに描いています。

仕事をして家庭を支えながら、我が子の教育にも手を抜きたくない女性なら共感すること間違いなし。「自分の分身がいたら…」と思ってしまう展開の数々につい頷いてしまうことでしょう。

●キャスト：チョン・ヘジン、チョン・ソクホ、チョン・ジニョン、チョ・ミンス、キム・サラン他
●日本放送情報：KNTV/2025年10月22日(水)前8:30～9:45
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

『四季の春～恋めぐる僕らの季節～』は、キラキラとした青春キャンパスロマンスが観たい人におすすめ。人気アイドルが平凡な女子大生に出会って繰り広げられる、恋と友情、挫折を描いた物語です。

主に海外で好評を得た作品で、一部ドラマファンの間では正統派の青春物だとの声が。心の傷や困難と向かい合って克服し、新しい人生を歩む過程が見どころで、主演パク・ジフをはじめとする若手俳優らの演技が物語をより一層盛り上げています。

●キャスト：ハ・ユジュン、パク・ジフ、イ・スンヒョプ、チョ・ハンチョル、キム・ジョンテ他
●日本放送情報：KNTV/2025年10月23日(木)後3:35～4:50
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

『美女と純情男』は、『紳士とお嬢さん』(KBS/2021)を大ヒットへと導いたチ・ヒョヌが、数々のロマンス作品で活躍してきたイム・スヒャンと息を合わせたロマンチックコメディー。トップ女優の座から転落した女性と、そんな彼女を再起させようとするプロデューサーの物語です。

ヒロインを守ろうとするプロデューサーの愛と犠牲が感動的なストーリーで、全50から成り少々長めですが、出生の秘密や家族間の葛藤、芸能界における陰謀や裏切りなども盛り込まれ、最後まで視聴者の関心を刺激します。

●キャスト：イム・スヒャン、チ・ヒョヌ、チャ・ファヨン、パク・サンウォン、イ・イルファ他
●日本放送情報：ホームドラマチャンネル/2025年10月24日(金)深夜0:15
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

『こんなに親密な裏切り者』は、名俳優ハン・ソッキュ主演作。韓国のゴールデングローブ賞と言われる『百想芸術大賞』をはじめ、数々の栄誉ある授賞式で輝かしい賞を受賞した犯罪スリラーです。

自身が捜査中の殺人事件に娘が関与していることを疑い始めた父の複雑な感情と、親子間における信頼や裏切りを丁寧に描いた作品で、緊迫感溢れる父と娘の心理戦が見どころ。犯人の心は読めても我が子の心は読むことのできない父親の姿にもご注目。

●キャスト：ハン・ソッキュ、チェ・ウォンビン、ハン・イェリ、オ・ヨンス、ノ・ジェウォン他
●日本放送情報：WOWOW プライム/2025年10月24日(金)午後8:00
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

(ライター/西谷瀬里)