親善大使として活動している俳優チョン・ウソンが、アフガニスタンの緊急救護のために1億ウォンを寄付した。これに対し、称賛の声が多く届けられる中、一方では冷ややかな反応が見られている。韓国国民がアレルギー反応を起こした理由とは。

俳優チョン・ウソンが、アフガニスタンの緊急救護のために1億ウォン(約950万円)を寄付し話題になっている。

親善大使として難民救済活動も行っている俳優チョン・ウソン

俳優チョン・ウソンは、親善大使として難民救済活動も行っている(画像出典:チョン・ウソン公式Instagram)

去る8日、国連難民機関(UNHCR)韓国代表部は「親善大使である俳優チョン・ウソンが暴力とテロなどの脅威にさらされているアフガン人のために後援金1億ウォンを寄付した」と明らかにした。

チョン・ウソンは後援金を渡しながら「最近の事態で家を失い、暗黒の時期を過ごしている数多くのアフガン人のみならず、彼らのために活動している国連難民機関に少しでも役立ててほしい」と伝えた。

また「アフガン事態に世界が注目すべき時期」とし「多くの危険と悲劇的な状況に置かれているにもかかわらず、自国から逃れることすらできない彼らの切迫さに耳を傾けなければならない」と強調した。

チョン・ウソンは、2014年に国連難民機関(UNHCR)名誉使節としてスタートし、翌年から親善大使として活動してきた。

これまでも難民に対して様々な支援を続け、彼らの力になるよう国民に呼びかけてきた。
2018年には、世界難民の日に自身のSNSを通じて「彼らに対する理解と連帯で彼らの希望になってください」と難民への理解を求めるコメントを掲載するなど、精力的に活動を続けている。

難民問題に取り組んでいるチョン・ウソンは、実際に現地を訪問

実際に現地を訪問し、難民問題に取り組んでいるチョン・ウソン(画像出典:チョン・ウソン公式Instagram)

親善大使として数多くの善行を重ねる彼に称賛が届けられる一方で、冷ややかな反応も見られている。

難民を救済することは善行に間違いないのだが、難民を国内に受け入れるとなると話は変わってくるようだ。

これ以前、中東イエメンから韓国・済州島に500人ほどの難民が来島し、波紋を呼んだことがある。このこともあり、国民は一抹の不安を覚えてしまうよう。

このような反応を示すのには、いくつかの理由がある。

まず、難民申請者は就労が認められないため、団体から支給される補助金や支援金で生活をするという点だ。

韓国国民の中にも貧しい生活を強いられている人がいる中で、国民よりも彼らを先に支援することに首をかしげる人も。

次に、外国人である難民が多く住むとなると、文化や意識の違いから犯罪が増えるのではという懸念。就労をしていないことから、日中の街中が外国人であふれかえってしまうのではという、漠然とした不安や恐怖心を持ってしまったようだ。

そして、難民の国民性や宗教に基づいた、人権問題だ。

とりわけ女性に対する人権意識、偏見が拭えないまま、彼らを国内に受け入れるにはリスクが高すぎるのでは、という声も聞かれている。

もちろん、国民は難民を救済したい気持ちを抱えている。
しかし、受け入れた後、生活に不安がつきまとってしまうのはいかがなものか。まずは国民が安心して生活できることが前提で、難民救済はその対応をしてからの話ではないかという反応だ。

世界平和のためにもチョン・ウソンの掲げる難民救済は最もな話なのだが、国内では難民を受け入れることが難しいのが現実のよう。

チョン・ウソンは素晴らしい活動を重ねているにもかかわらず、韓国国民からはこのようなアレルギー反応が見られてしまった。



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