カンヌ国際映画祭執行委員会は韓国時間13日午後、第76回カンヌ国際映画祭公式ノミネート作のリストを公開し、俳優ソン・ジュンギが映画「ファラン」で、人生初のカンヌ国際映画祭に参加する。(TOPSTAR NEWS/2023年4月13日)

カンヌ国際映画祭に主演作が初ノミネートされたソン・ジュンギ

ソン・ジュンギはカンヌ国際映画祭に主演作が初ノミネートされた。(画像出典:TOPSTAR NEWS)

俳優ソン・ジュンギが映画「ファラン」で、人生初のカンヌ国際映画祭へ参加する。

カンヌ国際映画祭執行委員会は韓国時間13日午後、第76回カンヌ国際映画祭公式ノミネート作のリストを公開した。

この日、公式ノミネート作の発表はティエリー・フレモー執行委員長とイリス・ノブロック組織委員長が司会進行を行った。

映画「ファラン」はある視点(Un Certain Regard)部門にノミネート。

「ファラン」はキム・チャンフン監督のデビュー作として俳優ソン・ジュンギが主演を務め、地獄のような現実から抜け出したい少年ヨンギュが、組織の中間ボス“チゴン”と出会い、危険な世界へと足を踏み入れていくストーリーだ。

俳優ホン・サビンは、じめじめした真っ暗な世界から抜け出すために崩壊した大人の世界へと飛び出す18歳の少年ヨンギュ役を務め、ソン・ジュンギはヨンギュを信じて導く、チゴンを演じた。

また、キム・ジウン監督の映画「クモの巣」は非競争部門にノミネート。

これは「甘い人生」「グッド・バッド・ウィアード」に続き3度目のカンヌへのノミネートであり、俳優ソン・ガンホについては「グェムル」「密陽」「グッド・バッド・ウィアード」「コウモリ」「寄生虫」「飛翔宣言」「ベイビー・ブローカー」に続き、8度目のカンヌだ。

映画「クモの巣」は、“撮影した映画の結末を撮り直すことでより良いものになる”という強迫に陥ったキム監督が、検閲当局の妨害や再編後の内容を理解してくれない俳優や製作陣により、狂ってしまう一歩手前という悪条件の中で撮影を強行し起こり始める壮絶かつ笑える事件を描いており、俳優ソン・ガンホ、オ・ジョンセ、イム・スジョンなどが出演した。

第76回カンヌ国際映画祭は5月16日から27日まで12日間に渡り、フランス南部カンヌ一帯で開催される。

カンヌ国際映画祭はベルリン国際映画祭と同じく世界3大映画祭として挙げられる映画祭で、ソン・ジュンギが出席するのは今回が初めてだ。

特に彼が結婚発表後、初めて世界的な授賞式の舞台に上がるため、妻のイギリス女優出身ケイティー・ルイーズ・サンダースと共に出席するのかに大きな関心が集まっている。

(TOPSTAR NEWS:ハン・スジ記者/翻訳:Danmee 東 れい)

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