パク・チャヌク監督の“復讐3部作”完結編として知られる、2005年公開の映画『親切なクムジャさん』。本作で、イ・ヨンエ扮する”クムジャさん”の娘役を演じた子役が、立派に育った近況を公開し話題になっている。
パク・チャヌク監督が、映画『復讐者に憐れみを(2002)』『オールド・ボーイ(2004)』に続き、発表した“復讐3部作”の完結編『親切なクムジャさん(2005)』。

R指定だったにも関わらず、大ヒットを記録した映画『親切なクムジャさん』。(画像出典:namu.wiki)
最近、本作にイ・ヨンエの娘役として出演した子役俳優の近況が公開され、視線を集めた。
12月21日、国連軍のフェイスブックに、国連軍司令部儀仗隊の先任参謀として勤務中の、米国陸軍キルスティン・クォン中尉の異色な経歴が掲載された。
クォン・イェヨンという韓国名を持つクォン中尉は、アメリカで生まれ韓国で育つ。
そんな彼女は学生時代、俳優活動をしていたことがあると記されており、最も有名な出演作が、映画『親切なクムジャさん』とあった。
2005年に公開された『親切なクムジャさん』は、幼い娘を人質にとられ、自分がやっていない幼児誘拐殺人の罪をかぶり13年間服役したクムジャの復讐劇。彼女は刑務所内で、誰に対しても親切だったことから”親切なクムジャさん”と呼ばれるように。そして出所後、自分に濡れ衣を着せた真犯人に復讐するため、クムジャに親切にしてもらった刑務所仲間の協力の元、じわじわと犯人に近付いていくのだった。
クォン中尉は、クムジャが冤罪で逮捕された後、オーストラリアへ養子に出されてしまった実娘、ジェニー役で出演していたのだ。
劇中でジェニーは、母親と韓国に戻るために突拍子もない行動をしたかと思えば、エンディングでは温かなワンシーンを作り出し、観客の涙を誘った。
本作出演後、彼女はアメリカに渡り米国陸軍に志願入隊。現在は、韓国に戻り国連軍司令部の儀仗隊先任参謀として勤務している。有事の際、警護部隊の役割を遂行する、国連司令部儀仗隊の戦術訓練計画の樹立と実行、儀仗隊の行事調整などの業務を担当しているそうだ。
予想だにしない、華麗なる転身を図ったクォン中尉の近況を知ったら、イ・ヨンエもさぞかしうれしいことだろう。
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