映画『MINARI(ミナリ)』で、韓国初のアカデミー賞助演女優賞を受賞したユン・ヨジョンが、金冠文化勲章を受賞した。文化勲章とは、文化芸術の発展に功績を立て国家発展に寄与した功績が明確な人に贈られる賞である。金冠は、その中でも最高の勲章だ。(記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

映画『MINARI(ミナリ/2020)』で韓国人として初めて、アカデミー賞助演女優賞(第93回)を受賞した俳優ユン・ヨジョンが、文化芸術における最高の栄誉『金冠文化勲章』が授与された。

ユン・ヨジョンが金冠文化勲章を受賞した

金冠文化勲章を受賞したユン・ヨジョン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

文化体育観光部は10月28日午前、第12回『大韓民国大衆文化芸術賞』を開催し、YouTube(ユーチューブ)チャンネルを通して生中継。

大衆文化芸術賞は、この分野の最高権威である政府褒章で、俳優が金冠文化勲章をもらうのは彼女が初めてとなる。

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撮影のためアメリカに滞在しており授賞式に参加できなかったユン・ヨジョンは、映像を通して感想を伝えた。

「一生懸命働いただけなのに、このような賞をいただいてもいいのかと悩みましたが、考えてみれば我が国は住みやすくなり、今は戦争状態でもなく、大衆文化芸術部門の賞ということなので”いただいてもいいんだな”と思いました。私はただ長く、一生懸命働いたからいただける賞なんだと、国がくださる賞なんだと思い、ありがたく頂戴いたします」と喜んだ。

銀冠文化勲章には、フォーク音楽を代表する歌手のイ・ジャンヒと、韓国映画復興期を率いたイ・チュンヨンプロデューサーが受賞。

また、宝冠文化勲章は俳優の故ソン・ジェホさん、ドラマ『ナビレラ~それでも蝶は舞う~(2021)』に出演のパク・インファン、脚本家のノ・ヒギョンが受賞した。

さらに俳優のキム・ヨンチョル、チョン・ウソン、歌手のキム・ヨンジャ、イ・ジョク、MBCバラエティー『無限に挑戦』『遊ぶなら何する?』を演出したキム・テホPD、ドラマ『ヴィンチェンツォ』の脚本家パク・ジェボム、アニメ『ヨンシミ』『走れハニー』の声優、チェ・スミンが大統領表彰を受けた。

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