韓国映画「白頭山(ペクトゥサン)」に出演している女優スジが、臨月のお腹を公開してファンたちを驚かせた。一時ネットでは「結婚していないのに妊娠?本物?」などの声が寄せられて騒然となるほどだった。

miss A(ミスエイ)出身で女優のスジ(ハングル 수지)が、映画「白頭山(ペクトゥサン / 原題 백두산)」の観客動員数800万人の突破を記念し、臨月の写真を公開して話題になっている。

スジは1月17日、自身のインスタグラムに「映画「白頭山」800万人突破記念。ジヨン(スジの役名)が写真投稿。もぞもぞちゃん(ハングル 꼬물이 / 意味 赤ちゃんの胎名)こんにちは。映画を観ていない人は驚きに注意」という文と共に臨月の写真を掲載した。

リアルな臨月のお腹を公開したスジ

リアルな臨月のお腹を公開したスジ(画像出典:スジ Instagram)

公開された写真には、髪の毛を一つにまとめて、化粧気の無い姿ながらも清楚な雰囲気が漂うスジが、臨月のようなふっくらしたお腹に手を添えている姿が映し出されている。

しかし、これは実際の状況ではなく、映画の役柄のために臨月の特殊メイクをしている状態だ。

特に、妊婦さん特有のお腹の真ん中あたりに浮かび上がっている黒っぽい縦線‘正中線(せいちゅうせん)’がとてもリアルに作られており、まるで、本当に赤ちゃんが入っているかのように優しい表情でお腹を見つめるスジの様子は、母性愛に満ちているイメージが伝わってくる。

臨月のお腹があまりにもリアルだったため、多くのネットユーザーたちは「結婚していないのに妊娠?」「いつの間に妊娠していたのですか?」「え?本物?」という驚きの声が多く寄せられた。

しかし、臨月のお腹が特殊メイクだと知ると「子供の性別はどちら?」「赤ちゃん、元気に育ってね!」「綺麗なDラインですね!」といったユニークなコメントも見受けられた。

※‘Dライン’とは、韓国で「妊婦さんのお腹のライン」を意味する。

一方、スジが出演した「白頭山」は、朝鮮半島を飲み込む白頭山の最後の爆発を防ぐために奮闘する人々の物語を描いた映画で、イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソク、チョン・ヘジンなど、優れた演技力をもっている俳優たちが一挙に出演している。

映画「白頭山」で妊婦役を熱演したスジ

映画「白頭山」で妊婦役を熱演したスジ(画像出典:スジ Instagram)

劇中スジは、火山の爆発によって機密作戦に投入されたEOD(爆発物処理班)大尉チョ・インチャン(ハ・ジョンウ)の妻であり、妊婦のジヨン役を熱演。

スジは、女優としてデビューしたのち妊婦役を演じたのは「白頭山」が初めてとなり、表現力の領域を大きく伸ばすことになった。

このように、華やかなキャスティングによる演技対決と迫力感あふれるストーリーが高い評価を得ている「白頭山」は、昨年12月19日に公開て以来、現在810万人の観客を突破している。

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