女優のシム・ウンギョンが、高崎映画祭にて映画‘ブルーアワーにぶっ飛ばす’で最優秀主演女優賞を受賞。日本アカデミー賞に続く快挙を成し遂げたことで韓国でも称賛の声が寄せられている。

女優シム・ウンギョン(ハングル 심은경)が、日本映画 ‘ブルーアワーにぶっ飛ばす’ で、最優秀主演女優賞を受賞した。

3月23日、映画輸入会社オード(ハングル 오드)によると ‘ブルーアワーにぶっ飛ばす’ に主演で出演したシム・ウンギョンと、同作で共演した女優の夏帆が、3月22日に群馬県高崎市で開かれた第34回高崎映画祭で最優秀主演女優賞を受賞したと明らかにした。

日本アカデミー賞に続く快挙を成し遂げたシムウンギョン

日本アカデミー賞に続く快挙を成し遂げたシム・ウンギョン(写真提供:©スポーツ韓国)

‘ブルーアワーにぶっ飛ばす’ は、広告ディレクターの砂田(夏帆)が、病気の祖母を見舞うために、友人の清浦(シム・ウンギョン)と共に帰郷する様子を描いたヒーリング ロードムービーだ。

シム・ウンギョンは「清浦は自らアイディアを出して監督と共に作り出したキャラクターなのでとても愛着がありました。監督に心から感謝を申し上げます」とし「また、夏帆と共にこの席に立っていることが何よりも嬉しいです」と、作品と演じた役柄に対する格別な愛情を伝えたことはもちろん、監督と夏帆に向けた感謝の気持ちを伝えた。

審査員たちは、2人の女優の演技について「強いふりをしている笑顔の裏で寂しい心をもつ砂田と、彼女が唯一心を開いて安心できる友達である清浦の人物像が非常に魅力的に構築されている」とし「確実な演技力と表現力でストーリーを捉える重要な役割を見せてくれたという点で高く評価しました」とし、シム・ウンギョンと夏帆の圧倒的な熱演に賛辞を送った。

これに先立ち、シム・ウンギョンは日本映画 ‘新聞記者’ を通じて、韓国女優として初めて第43回日本アカデミー授賞式で最優秀主演女優賞を受賞した。

シム・ウンギョンが、日本アカデミー賞に続く快挙を成し遂げたという報せを耳にした一部の韓国のネットユーザーたちからは「シム・ウンギョンさん、同じ韓国人として誇らしいです」「政治的には日韓関係が冷えていますが、映画界では素晴らしい人はしっかり評価してくれる世界で嬉しいです」「ブルーアワーの韓国内での公開が楽しみです」などの反応が寄せられている。

‘ブルーアワーにぶっ飛ばす’ は、今年の上半期に韓国内で公開される予定だ。

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