Red Velvetのアイリーンの主演映画『ダブルパティ』が、今年の年末に映画館での公開を念頭に置いていたが延期される見通しだという。ネットでは、連日報道されているパワハラ騒動が飛び火したのでは? との声が寄せられている。

Red Velvetのアイリーンの初スクリーン主演作が、困難な状況に置かれている。

アイリーンは、9月中旬にクランクアップした映画『ダブルパティ』で主役を演じてスクリーンデビューを控えていたが、パワハラ騒動によって歌謡界を越えて映画界にまでその波紋が広がり、公開延期の可能性があると韓国メディア・SPOTVニュースが単独で報じている。

アイリーン主演映画『ダブルパティ』

アイリーン主演映画『ダブルパティ』(画像出典:Naver Movie)

10月21日、韓国の各種媒体は、映画『ダブルパティ』のクランクアップの便りを伝えていたが、エディター兼スタイリストが「初めてこんな屈辱を受けた」と、某女性芸能人からパワハラ被害に遭ったという暴露文を掲載し、その芸能人がアイリーンだと推定されて論議が大きくなった。

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22日、アイリーンと所属事務所SMエンターテインメントは、今回の論議に対して公式謝罪文を掲載し、当事者に会って直接謝罪。アイリーンはSNSを通じて「私の愚かな態度と軽率な言動で、スタイリストの方の心に傷をつけてしまい、心より申し訳ございません」と謝罪文を投稿した。

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RedVelvet アイリーン

RedVelvet アイリーン(写真提供:©スポーツ韓国)

アイリーンから謝罪を受けたスタイリストは該当文を削除し、論議が一段落‥と思いきや、ますます強まることに。

ネット上では脱退を要求する声やデマなどが飛び交い、その中でも、あるネットユーザーが、映画『ダブルパティ』のスタッフだと明かした文章が火に油を注いだ。

該当のネットユーザーは、「最近、美しいことで有名な子と映画の撮影をした。長い間この世界に身を置き、多くの俳優を見てきたが、想像以上の子だった。映画の撮影現場が不慣れだからと思ったが、元々の性格だったようだ。あれを”人見知り”、”鋭敏さ”という言葉で包み込み、合理化させようとするすごい能力があった。起こるべくして起きたことだ」という文を掲載したが削除。

これに対し、映画『ダブルパティ』側は、「製作会社に確認した結果、このネットユーザーは『ダブルパティ』のスタッフではない」と釘を刺したが、一波が万波を呼んでいる状況だ。

映画『ダブルパティ』公開延期の可能性

映画『ダブルパティ』公開延期の可能性(画像出典:Naver Movie)

SPOTVニュースは、「KTのオリジナル映画『ダブルパティ』は、自社のプラットホーム”Seezn”のオリジナルコンテンツとしてリリースする一方で、早ければ今年の年末に映画館での公開を念頭に置いていた」と説明。

また、「『ダブルパティ』としては、主人公アイリーンと関連した否定的な騒動が負担にならざるをえない。論議が大きくなった後、緊急対策会議を開くなど状況を注視し、公開時期を今年の年末ではなく、来年の上半期に内部調整したようだ」とし、「映画関係者は、”映画館の状況とマーケティングの状況などを考慮して、来年の上半期に公開する方針を立てていたところだ。公開時期の調整はアイリーン関連の論議とは関係ない”と伝えている」と報じている。

『ダブルパティ』は、今夏、韓国を襲った台風と新型コロナウイルスの余派などで撮影が遅れ、8月にクランクインして9月クランクアップ。後半作業のスケジュールが詰まっているため、来年上旬の公開を計画している。というのが表面上の理由であるが、ネット上では「アイリーンのパワハラ騒動が大きくなり、映画も飛び火が避けられなかったのだろう」と囁かれている。



Red Velvet(レドベル)

Red Velvet(レッドベルベット / 愛称 レドベル / ハングル 레드벨벳)は、韓国の5人組女性アイドルグループ。


所属事務所はSMエンターテインメント。


SMルーキーズの一員で、2014年8月にデジタルシングル「행복(幸福 / Happiness)」でデビュー。


Red Velvetは先輩グループである少女時代の大衆性とf(x)の実験性の中間のコンセプトを持つとされる。

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