うだるような猛暑の日々。暑さを避けたいステイホーム派にはエンタメが必須だろう。特に夏は、ホラー作品に手を伸ばしてみたくなるもの。そこで今回は、猛暑の夏におすすめしたい、背筋も凍りそうな韓国ホラー映画を一挙5作品紹介していこう。
うだるような猛暑の日々。暑さを避けたいステイホーム派にはエンタメが必須だろう。特に夏はホラー作品に手を伸ばしてみたくなるもの。そこで今回は、猛暑の夏におすすめしたい、背筋も凍りそうな韓国ホラー映画を一挙5作品紹介していこう。
まずは、名作ホラーとして語り継がれる1作をご紹介。
箪笥(たんす)/原題:チャンファ(薔花)、ホンリョン(紅蓮)(2003)

イム・スジョン主演、韓国ホラーの名作『箪笥(たんす)(2003)』(画像出典:movie naver)
本作は、SBS『ごめん、愛してる(2004)』で人気女優となったイム・スジョンの本格ブレイク前の代表作。
古典小説『薔花紅蓮伝』が原作だけあって、クラシカルなムードと映像美が、独特の世界へと誘う戦慄のホラーサスペンスだ。
姉妹と継母の不穏な関係がスリリングに描かれ、難解かつ芸術性の高い世界観は、コアな映画ファンを唸らせてきた。そして、これがハリウッド映画界の目に止まり、『THE UNINVITED (2009)』としてリメイクされることに。
今や韓国を代表する女優となったイム・スジョンと、継母役のヨム・ジョンアの演技対決にもご注目。
続いては、ドラマでも大活躍中の人気俳優が熱演する3作品ご紹介。
ワーニング その映画を見るな/原題:暗転(2019)

ホラー作品初挑戦のソ・イェジが主演を務める『ワーニング その映画を見るな(2019)』(画像出典:movie naver)
tvN/Netflix『サイコだけど大丈夫』でキム・スヒョンとダブル主演を務め、世界中を魅了したソ・イェジ。本作は“ホラー映画作りにまつわるホラー映画”という、メタフィクション・エンターテインメントである。
駆け出しの映画監督が、御蔵入りとなったホラー映画を調べるうちに、自身にも恐怖が忍び寄る‥といったストーリー。
劇中に登場する、物々しい雰囲気の廃墟となった映画館は、実際に心霊スポットして知られる場所だという。ホラー作品初挑戦の、ソ・イェジのシリアスな表情も見所だ。
The Cat ザ・キャット(2011)

ドラマで活躍中のパク・ミニョン主演、猫にまつわるホラーサスペンス『The CAT(2011)』(画像出典:movie naver)
最新、主演ドラマ『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!(JTBC/Netflix)』の大ヒットが記憶に新しいパク・ミニョン。数々のヒットドラマに出演している彼女だが、意外なことに単独主演映画は、本作が唯一となっている。
そんな貴重な1本は、猫に関わった身近な人々の死の真相に、ペットショップで働く主人公が迫っていくホラーサスペンスだ。
猫、連続怪死、ヒロインの抱える閉所恐怖症といったさまざまな設定が、クライマックスでどうつながるのか、先の読めない展開にご注目。
初々しさが残る、パク・ミニョンの熱演も新鮮に感じられるだろう。
コンジアム(2018)

実在する廃虚病院をモチーフにした戦慄のホラー『コンジアム(2018)』(画像出典:movie naver)
本作は、Netflix『イカゲーム』で失踪した兄を探す刑事を熱演した、ウィ・ハジュンの初主演映画であり、韓国最恐の心霊スポットと呼ばれる実在の精神病院跡を舞台にした物語である。
噂の真相をネット配信するため、病院跡の廃墟に潜入した7人の若者が、次々と怪奇現象に襲われていく様をドキュメンタリー調POV(主観映像)で描き、韓国版『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』と評され、好評を博した。
ネット世代の若者の生態と、ホラー映画をリンクさせた作風は、韓国エンタメに新たな風を吹かせ注目を集めた。若者たちが踏み入れた世界の結末を、ぜひ見届けて欲しい。
最後は、華々しい韓国アイドル界の裏側を、ホラーとして描いた異色作をご紹介。
ホワイト:呪いのメロディー(2011)

T-ARAのメンバーウンジョン自らアイドル役を熱演したホラーサスペンス『ホワイト:呪いのメロディー(2011)』(画像出典:movie naver)
ガールズグループT-ARA(ティアラ)のメンバー、ウンジョン主演による、K-POPの世界を題材にした異色ホラーサスペンス。ガールズグループのセンターを務めるメンバーが、次々と負傷。
リーダーのウンジュ(ウンジョン扮)は、この恐ろしい連鎖を食い止めるため、劇中のキーとなる楽曲『ホワイト』に隠された真相を突き止めようと動き出す。
本作では、現役アイドルであるウンジョン自らがアイドル役を熱演。本作のために用意された楽曲の、クールなパフォーマンスも見所だ。
アイドル業界のダークサイドを、エンタメとして炙り出した隠れた名作ホラーをぜひ。
まだまだ猛暑が続く日々。残りの夏時間のお供に、ぜひ韓国ホラー映画で“涼”を求めてみては。
(投稿:島田元)
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