韓国ドラマや映画のストーリーで欠かすことが出来ない子役俳優の存在。かつて演技派子役だったムン・グニョン、キム・セロン、キム・ユジョンなどが大人の女優として活躍を遂げている中で、彼女たちのような成長を期待する新星子役が登場した。

いまや韓国芸能界は”子役俳優の全盛期”と言ったらいいだろうか。ドラマやスクリーンでの子役俳優の活躍が目立ち、見ている側の心を捉えている。

過去、子役俳優は主演俳優の幼い頃を演じるだけであったり、劇中家族の一員を演じるだけであったが、ドラマ『秋の童話』(2000)に出演した女優ムン・グニョン、『トンイ』(2010)のキム・ユジョン、映画『アジョシ』(2010)のキム・セロンなどの登場から、子役はストーリーに欠かせない存在に位置付けられ、成人俳優に劣らない才能を見せつけている。

左から女優ムングニョン、キムセロン、キムユジョン

左から女優ムン・グニョン、キム・セロン、キム・ユジョン(画像出典:オンラインコミュニティー、キム・セロンInstagram、 キム・ユジョンInstagram)

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彼女たちのように、子役からスター女優になるケースも増えている中で、”第2のムン・グニョン、キム・セロン、キム・ユジョンの誕生か”と囁かれている子役がいるので紹介したいと思う。

2012年生まれ、今年8才の子役俳優パク・ソイだ。彼女は300倍の競争率を突破して、9月29日より韓国で公開されている映画『担保』に合流。同作に出演している女優ハ・ジウォンは、パク・ソイに対して「撮影現場のエネルギー的な存在」「初めて見た時からキラキラ光っていた」と称賛を惜しまなかった。

新星子役パクソイ

新星子役パク・ソイ(画像出典:NAVER MOIE 映画『担保』HP)

韓国映画・ドラマ界の有望株と言われているパク・ソイ。これまで彼女が出演してきたフィルモグラフィーを振り返ってみよう。

映画『担保』(2020)

映画『担保』

映画『担保』(画像出典:NAVER MOIE 映画『担保』HP)

血も涙もない金融業者ドゥソク(ソン・ドンイル)と、彼の後輩ジョンベ(キム・ヒウォン)が、貸したお金を返してもらいに行ったところ、9歳の子供スンイ(パク・ソイ)を担保として預かり、育てるようになったことで繰り広げられる物語。

劇中パク・ソイは、9歳の子供スンイを熱演。同作で、大人になったスンイを演じるハ・ジウォンは、「パク・ソイの撮影を見ながら感情の流れを受け継いだ。大人顔負けの洞察力を持っている俳優だ」と語った。

映画『ただ悪から救いたまえ』(2020)

映画『ただ悪から救いたまえ』

映画『ただ悪から救いたまえ』(画像出典:NAVER MOIE 映画『ただ悪から救いたまえ』HP)

凄まじい暗殺者インナム(ファン・ジョンミン)と無慈悲な被害者遺族の激しい追撃を描いた映画。今年の上半期、新型コロナウイルスの事態の中でも唯一累積観客数400万人のスコアを記録した大ヒット作だ。

劇中パク・ソイは、主演のユミン役を熱演。暗殺者インナムに心を開くユミンの姿は劇に没頭させ、観客の涙を誘った。

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映画『ホテルレイク』(2020)

映画『ホテルレイク』

映画『ホテルレイク』(画像出典:NAVER MOIE 映画『ホテルレイク』HP)

ホテルを訪れた女性ユミ(イ・セヨン)が奇異な現象を経験する恐ろしい事件を描いたホラー映画。劇中パク・ソイは、ユミ役の幼い妹ジユ役を熱演し、小さな頃に母親を亡くしたジユの繊細な内面を表現した。

映画『風の丘』(2020)

映画『風の丘』

映画『風の丘』(画像出典:オンラインコミュニティー)

江原道(カンウォンド)太白市(テベクシ)を舞台に、孤児として育ち成人した女性と実の母親が20数年ぶりに再会し、母娘の絆を回復させる物語。

パク・ソイは、列車の中で他の乗客に果物を渡す少女を演じ、助演として登場したにも関わらず、観客に強烈な印象を残した。

映画『また、春』(2019)

映画『また、春』

映画『また、春』(画像出典:NAVER MOIE 映画『また、春』HP)

『また、春』は、娘を事故で失った母親が時間が戻っていくタイムトラベルを経験して、人生の大切さを語る映画で、パク・ソイの映画デビュー作でもある。

劇中パク・ソイは、交通事故で亡くなった娘イェウン役を熱演。母親のウンジョ(イ・チョンア)と歴代級の母娘関係を演じて注目を浴びた。

ドラマ『ミストレス~愛に惑う女たち~』(2018)

ドラマ『ミストレス』

ドラマ『ミストレス』(画像出典:オンラインコミュニティー)

イギリスBBCで人気を博した作品を原作とする、甘く危険な秘密をもつ魅力的な4人の女性たちの華やかでスキャンダラスな大人の恋愛ドラマ。

劇中パク・ソイは、パク・ジョンシム(イ・サンヒ)の娘役を演じ、セリフは無かったが、視線だけで不安な心理状態を表現して存在感を誇った。