どんな人でも自分の人生において、”黒歴史”と言えるものが1つはあるかもしれない‥。それは、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの大スターや成功者でも同じこと。そしてブレイクしたあと、そんな成功者たちの過去の”黒歴史”が掘り返されがちだ。
2012年に公開された韓国映画『500万ドルの男』の主演を演じたパク・ジニョン。
そう、今年JYPエンターテインメント(以下:JYP)と、ソニーミュージックによる共同ガールズグループプロジェクト”Nizi Project(虹プロ)”で、国境や世代を超えて愛される9人組ガールズグループ”NiziU”を誕生させたJYPの創業者、J.Y.Parkことパク・ジニョンだ。

パク・ジニョン主演映画『500万ドルの男』(画像出典:movie.naver)
映画『500万ドルの男』は、KBS『ドリームハイ』に出演し、それなりの演技で好評を得たパク・ジニョンが初めて主演したブラックコメディー作品で、顔を除いた全てが一流のサラリーマンが、ある陰謀に巻き込まれていくストーリーだ。パク・ジニョンの他には、BIGBANGのメンバーSOL(ソル)と結婚したモデル兼女優のミン・ヒョリンやベテラン俳優チョ・ソンハが出演している。

ミン・ヒョリン(右)も出演している!(画像出典:movie.naver)
当時、この映画の製作費の一部を投資したパク・ジニョンだったが、予想外の低調な興行実績のせいで投資資金を回収できない危機に直面することに。
韓国映画振興委員会が運営する”映画館入場券統合電算網”の集計によると、封切りから5日目までの累積観客数が約9万人。
これは、当時公開されていたアメリカ映画『アメイジング・スパイダーマン』、アメリカとイギリスによる合作映画『ダークナイト ライジング』、またこれらブロックバスターの中で善戦していた韓国映画『ヨンガシ 変種増殖』に比べると、著しく下回る数字だった。
もちろん、ブロックバスター級の大作を比較対象にするのは少々厳しいものがあるが、問題はパク・ジニョンの投資資金回収にあった。パク・ジニョンはこの映画のため、3億5000万ウォンという制作費を投資していたのだ。

映画『500万ドルの男』スチールカット(画像出典:movie.naver)
これについて『500万ドルの男』の広報担当者は、OBSプラスとの電話インタビューで「『500万ドルの男』に投入された制作費は約25億ウォンで、損益分岐点を超えるには少なくとも120万人の観客を動員しなければならなかった。またパク・ジニョンさんが、3億5000万ウォンの製作費を投資している」と伝えた。
しかし、『500万ドルの男』を見るために劇場を訪れた観客は1日約1万人、これは同じ日に封切りした『ダークナイト ライジング』の1日観客数が30万人に上っていたことに比べると、かなり寂しい数字だ。この数字は、パク・ジニョンが投資した3億5000万ウォンを回収するために必要な動員数120万人余りの観客数を満たすためには、約120日という日数がかかることを意味していた。しかしすでに、この映画のために映画館に足を運ぶ人は減る一方で、結局この映画は2週間で上映が終了してしまった。
今やプロデューサー兼歌手として世界的に大成功しているパク・ジニョンにとっては、痛くも痒くもない、ただ懐かしいだけの作品かもしれないが、確実にパク・ジニョンの”黒歴史”として残ってしまった映画『500万ドルの男』。もし今後、パク・ジニョンの新しい主演映画が公開することがあれば、この映画の興行成績を上回るような大ヒット映画になることを願い、その時は必ず映画館に足を運びたいと思う。
(関連動画)パク・ジニョン主演 映画 ‘500万ドルの男’ メイン予告編
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