• Netflix韓国ドラマ『弱いヒーロー Class 2』が4月25日より世界公開された。
  • シーズン2では「和解」をテーマに、シウンの新たな成長物語が描かれている。
  • 特別出演のチョ・ジョンソクが圧倒的な存在感を放ち、作品に深みを与えたようだ。

Netflixで4月25日より公開された韓国ドラマ『弱いヒーロー Class 2』が、早くも世界中の注目を集めているようだ。

『弱いヒーロー』シリーズは、2022年11月に韓国OTTプラットフォームWavveで初公開された後、プラットフォーム占有率45.5%、ユーザー評点9.9という驚異的な実績を残した作品である。

シーズン1のグローバル人気を受け、シーズン2では製作体制が変更。Netflixにて190以上の国と地域で独占配信されることになった。この背景には、Wavve側の製作費投資の限界が影響していると伝えられている。

シーズン2の物語は、シーズン1で友人を守れなかったという深いトラウマを抱える模範生シウン(パク・ジフン扮)が、新たな転校先で起きる出来事を描いている。新しい友情が芽生え、友人を守るためにより大きな暴力に立ち向かうという、シーズン1の世界観を継承している。

演出を務めたユ・スミン監督は、シーズン1が“成長痛”に焦点を当てたのに対し、シーズン2では“和解”というテーマにシフトしたと語っている。「自己との和解、世界との和解を経てこそ、人は真に大人になれるのではないか」との考えが、物語の根幹にあるようだ。

「弱いヒーロー class2」に特別出演したチョ・ジョンソク

「弱いヒーロー class2」に特別出演したチョ・ジョンソク(画像出典=©Netflix Korea)

そんな中、ひときわ話題をさらったのが、俳優チョ・ジョンソクの特別出演である。彼は劇中で「チェ社長」という悪役を務め、わずかな登場にもかかわらず、圧倒的な存在感を放ったという。

チェ社長は、巨大な不良連合の頂点に君臨するベクジン(ペ・ナラ扮)の上司として登場し、同シリーズが持つ世界観の1つ、「悪の軸」として機能する重要なキャラクター。

特にベクジンを一瞬で制圧するシーンはや、ベクジンに対して「俺がまたここに来たらお前死ぬぞ」と低く静かな声で警告する場面は、視聴者に強烈なインパクトを与えたと評されている。

チョ・ジョンソクはこれまで、tvNドラマ『星がウワサするから(2025)』、SBSドラマ『青い海の伝説(2016)』、tvNドラマ『知ってるワイフ(2018)』などで特別出演し、そのたびに鮮烈な印象を残してきた名俳優。今回の『弱いヒーロー2』でも、その卓越した演技力が遺憾なく発揮された形だ。

シーズン2は、シーズン1とはまた異なる深みを持ちながら、若者たちの成長と葛藤をリアルに描き出している。その中で、特別出演という立場にもかかわらず、確かな痕跡を残したチョ・ジョンソクの存在は、作品全体に強い緊張感と厚みを与えているようだ。今後のストーリー展開においても、彼の影響がどのように尾を引くのか、注目して見守りたいところだ。


『弱いヒーロー Class 2』予告編 – Netflix

編集長コラム

Danmee編集長のコラムです。韓国芸能界の出来事やネットの話題を分かりやすく解説しております。日本のマスコミが滅多に取り上げない様々な韓国情報を読者の方々と共有していきたいと思います。

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