• アン・ヒョソプがNetflix新作アニメ『K-POPデーモン・ハンターズ』に声の出演。
  • K-POPガールズグループの二重生活を描く長編アニメで、悪魔退治と音楽が融合する異色作。
  • 英語でのセリフも問題なく、声のみでの演技に挑んだことで俳優としての新境地が期待されている。
アン・ヒョップ

アン・ヒョソプ(写真提供=©TOPSTAR NEWS)

アン・ヒョソプが、Netflix新作アニメーション映画『K-POPデーモン・ハンターズ(K-Pop: Demon Hunters)』にボイスキャストとして参加することが明らかになった。

劇中に登場するK-POPボーイズグループのリーダー「ジヌ」役である。報道によれば、本作のセリフはすべて英語で収録されており、アン・ヒョソプは「声のみでキャラクターの感情を表現する演技に挑んだ」と伝えられている。

6歳からカナダ・トロントで暮らし、カナダ国籍を持つ彼にとって、英語での演技に大きなハードルではなかったと見られる。

ドラマを主戦場としてきた彼にとって「声」で臨む今回の挑戦は、これまでの延長線上にはない位置づけといえるのかもしれない。

本作『K-POPデーモン・ハンターズ』は、2025年6月20日よりNetflixで全世界同時公開される予定の長編アニメーション映画である。製作を手がけたのはソニー・ピクチャーズ・アニメーション。『スパイダーマン:スパイダーバース』を送り出した同社の手による本作は、K-POPを主軸とした初のグローバルアニメーションとして、早くも話題を集めた。

監督を務めたのは、韓国系アメリカ人のマギー・カン(Maggie Kang)と、『ウィッシュ・ドラゴン』で知られるクリス・アペルハンス(Chris Appelhans)。共同監督のクリス・アペルハンスは「音楽が人々をつなぎ、喜びを生む力を描きたかった」と語っており、K-POPはそのテーマに最もふさわしい媒体だったという。プロデューサーには『シュレック』シリーズのアーロン・ワーナー(Aron J. Warner)が名を連ねており、ジャンルを超えた多層的な作品として仕上がっているようだ。

物語は、K-POPガールズグループのメンバーたちが、ステージの裏で悪魔を狩るハンターであるという二重生活を描く。表の華やかなショービズの世界と、裏の戦いの世界が交錯する構成は、「世界観の交錯とアクションの融合」として注目されている。監督のマギー・カンは、「この映画は私自身のルーツとK-POPへの愛を込めたラブレターだ」と述べており、作品にはK-カルチャーに対する深い共感と敬意が込められているようだ。

K-POPの音楽、ダンス、ファッション、そして韓国の食文化に至るまで、多彩な要素が融合された本作は、「K-カルチャーの全体像を映し出す鏡のような存在」になるとの声も。単なるアニメーションではなく、現代的な不安やアイデンティティの揺らぎをK-POPという文化コードを通して描こうとする意図が込められているようである。

『K-POPデーモン・ハンターズ』は、ジャンルを横断する「ハイブリッド・アクション・ミュージカル・アニメーション」として、K-POPファンのみならず、幅広い観客層に新たな体験を届けることになりそうだ。

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