- tvNドラマ『無人島のディーバ』の撮影スタッフが、済州島(チェジュド)での撮影時に使った石を海辺に大量に放置したと報じられた。
- これを受け制作側は謝罪したが、実は過去にも、撮影現場で近隣住民とトラブルとなり、物議を醸したことがある。
- 韓国では、ドラマの制作スタッフの身勝手な行為に住民が被害を訴えるケースが相次いでいる。
韓国・済州島(チェジュド)のある海辺で撮影を行ったドラマ制作陣が、撮影用に使った石を大量に放置して帰ったという疑惑が提起され、議論が起きている。
その石は、10月28日より放送開始となったパク・ウンビン主演のドラマ『無人島のディーバ』の第1話に登場するシーンで使われたものだという。
主人公のモクハ(パク・ウンビン扮)が漂流した無人島の海辺に、大量の石を並べて「SOS」の信号を送る場面である。
実際に、ドラマの撮影がその海辺で行われたことは、SNSを通じて話題になっていた。
インターネットメディア「済州の声」は、この時に使われた数千個の石の山が、海辺の端に積み重ねられたままになっているとし、証拠写真を掲載している。
普段よく海辺を散歩している地元住民によれば、数日前までは無かった石の山が所々に積まれており、驚いたそう。
その住民は「済州でドラマ撮影する姿を度々見たが、このように後片付けをしなかった無責任な姿は初めて見る」とし、「最近都心で撮影するドラマ現場でも、騒音や通行制限などで苦情が相次いだりしているが、今回の場合には自然を毀損という点で事案がさらに深刻なようだ」と批判している。
しかし、問題は石の放置だけではなかった。ドラマの制作陣が、行政機関の協力や許可を得ずに撮影を行ったという疑惑も提起されたのである。
メディアの取材に対し、制作会社の関係者は「市民の方々に不便をおかけして申し訳なく、深い謝罪の言葉を申し上げたい。住民および関係機関に撮影事実を事前に説明し撮影したが、進行および収拾過程で不十分な点があった」と謝罪。
また「今年夏に撮影後に追加撮影の可能性があり、村の関係者と協議した後、石を一カ所に集めておいた」とし、「村長には撮影協力を受けたが、行政手続きをよく知らず行政時の協力は受けられなかった。早いうちに原状復旧する」と釈明している。
韓国では最近、ドラマの撮影を巡り、住民が近所迷惑を訴えるケースが増えている。
住宅街などでの撮影では、行動規制などが行われることもあり、制作陣と住民とのトラブルが度々発生しているのだ。
制作側が事前に公示文などを配布し、住民へ配慮や協力を求める場合もあるものの、深夜にまでおよぶ撮影や騒音、ゴミの不法投棄など、撮影現場での様々な迷惑行為が物議を醸している。
このような制作側の度重なる問題行為に「撮影スタッフは、벼슬(ピョスル)なのか?」と声を荒げる人も。
この“벼슬”とは、直訳すると“官職”、“高官”という意味だが、偉そうな振る舞いをする人に対し「何様なの?」「特権階級のつもり?」「何を偉そうに」といった相手を非難するニュアンスを含んだ表現となる。
つまり「撮影スタッフはまるで“高官”かのように、勝手な振る舞いをしている」と批判しているのである。
しかも、『無人島のディーバ』側の対応が問題となったのは、今回が初めてではない。
去る4月、ソウル市鍾路区の某所で『無人島のディーバ』の撮影を行っていたところ、40代の男性が撮影現場にレンガを投げ、20代の女性スタッフが負傷している。
病院に運ばれ治療を受けたスタッフは幸い大事には至らなかったものの、怪我を負わせた男性は、警察の調べに対し「撮影中に発生した照明の光と騒音のせいでイライラした」「眠れなかった」と供述した。
するとこのことから、そもそも深夜に居住区域で撮影を行ったり、騒音被害などの迷惑行為があったのではないかという疑惑や批判が寄せられた。
制作会社は「このようなことが再発しないよう、より一層細心の注意を払う」と公式立場を表明した。
そして、10月28日に『無人島のディーバ』の放送が始まったのだが、ドラマ制作陣に対して睨みを利かせる(?)人がいる一方で、作品自体は良い関心を集めている。
初回3.2%でスタートした視聴率は回を追うごとに上昇し、第4話で最高視聴率7.9%を記録。第5話で一旦ダウンしたが、折り返しを迎えた第6話(11月12日放送)では、再び7.9%まで回復した。
この良い波に乗ったまま後半戦に臨みたいところだが、この度の制作陣の残念な対応により、再び雑音が聞こえ始めた。
済州島での一件が、今のドラマの勢いに影響しないと良いのだが‥。
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