• 9月9日に『9月第1週 TV-OTT韓国ドラマ話題性ランキング』が発表され、tvN『暴君のシェフ』が3週連続1位を記録。
  • 唯一の30%超を達成し、ケーブル局作品の優位と新作ドラマのランクインが際立った。
  • 本記事では、最新の話題性ランキング トップ5をご紹介する。

9月9日、9月に入って初となる『9月第1週 TV-OTT韓国ドラマ話題性ランキング』が発表され、初週のドラマ界の注目度が明らかになった。

今回ランキングの頂点に立ったのは、tvNで放送中の『暴君のシェフ』。3週連続で1位を獲得する快挙を達成し、その勢いを改めて証明した。

「話題性ランキング」とは、記事露出量、SNSでの言及など複数の指標を基に集計され、今最も話題を集めている作品を可視化するもの。

前週に続き『暴君のシェフ』は唯一30%を超える高いスコアを記録したほか、tvNやJTBCといったケーブル局の作品が強さを見せ、新作ドラマのランクインも目立った。

そこで本記事では、今週発表された『9月第1週 TV-OTT韓国ドラマ話題性ランキング』のトップ5をご紹介していく。

第5位『北極星』(STAR/2025/全9話)

第5位には、話題性占有率7.49%を記録した注目作『北極星』がランクイン。

本作は、韓国の女性大統領候補ムンジュと、秘密を抱えた脱北者の男サンホが織りなす許されぬ愛、そして南北朝鮮に迫る脅威に翻弄される二人の運命を描いたスペクタクル・ロマンス。

主演を務めるのはチョン・ジヒョンとカン・ドンウォン。『涙の女王』(tvN/2024)や『ヴィンチェンツォ』(tvN/2021)を手掛けたキム・ヒウォン氏と、映画『別れる決心』(2022)、ドラマ『シスターズ』(tvN/2022)を執筆したチョン・ソギョン氏がタッグを組む話題作として期待が高まっている。

特にカン・ドンウォンにとっては、Disney+オリジナル作品への初出演であり、2004年放送のSBSドラマ『マジック』以来、実に21年ぶりとなるドラマ復帰作。久々の登場に、視聴者の関心も大きく寄せられている。

配信は本日9月10日よりDisney+でスタートし、豪華キャストと制作陣が描き出す緊張感あふれるラブストーリーに関心が集まっている。

●日本配信情報:Disney+/2025年9月10日(水) 初回第1話~第3話 16時配信開始(以後毎週水曜日 新エピソード配信)

画像出典:STAR
北極星
スパイ/サスペンス/ロマンス
STAR/2025/全9話

あらすじ

韓国の女性大統領候補ムンジュと秘密を抱える脱北者の男サンホが朝鮮半島の平和を脅かす攻撃の裏に隠された秘密を暴くために奔走するスパイ・サスペンス。

キャスト

カン・ドンウォン、チョン・ジヒョン、オ・ジョンセ、イ・サンヒ、イ・ミスク 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:ディズニープラス

第4位『マイ・ユース (My Youth)』(JTBC/2025/全12話)

第4位にランクインしたのは『マイ・ユース (My Youth)』。今回、話題性占有率7.56%を記録した。

本作は、9月5日より韓国JTBCで放送が始まったばかりの感性ロマンスドラマで、ソン・ジュンギとチョン・ウヒが主演を務める。

物語は、人より遅れて普通の人生を歩み始めたソンウ・ヘと、自らの成功のために初恋の平穏を壊さなければならないソン・ジェヨンの関係を描き、切なくもリアルな愛の姿を映し出す。

ソン・ジュンギにとっては、2022年に放送されたJTBCドラマ『財閥家の末息子~Reborn Rich~』以来、約3年ぶりのドラマ主演作となり、復帰作として大きな注目を集めている。

また日本では同日よりFODで配信がスタート。事前プロモーション活動も積極的に展開され、早くも国内外の視聴者の関心を集めている。

●日本配信情報:FOD (2025年9月10日現在)

画像出典:JTBC
マイ・ユース (My Youth)
ロマンス
JTBC/2025/全12話

あらすじ

ソンウ・ヘとソン・ジェヨンが、数年の時を経て再会し、それぞれの場所で懸命に生き抜く、人生のリアルと再出発を描くヒューマン・ロマンス。

キャスト

ソン・ジュンギ、チョン・ウヒ、イ・ジュミョン、ソ・ジフン 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:JTBC Drama

第3位『エスクワイア:弁護士を夢見る弁護士たち』(JTBC/2025/全12話)

第3位は、話題性占有率8.16%(前週比+0.27%)を記録した『エスクワイア:弁護士を夢見る弁護士たち』がランクインした。

イ・ジヌクとチョン・チェヨンが主演を務めた本作は、9月7日に最終回を迎えたばかり。正義感が強く果敢だが社会生活には不器用な新人弁護士ヒョミンが、冷徹ながらも実力は最高レベルのパートナー弁護士ソクフンと出会い、ともに経験を積みながら“本物の弁護士”へと成長していく姿を描いた。

視聴率は初回3.7%からスタート。口コミによって話題が広がり第2週で急上昇を見せ、第4話で8%台を記録。2025年に放送されたJTBC土日ドラマの中でも最も顕著な成長曲線を描いた作品に。

そして8月31日に放送された第10話では全国視聴率9.1%を記録し自己最高を更新したが、惜しくも二桁突破は果たせずに幕を閉じた。

とはいえ、緻密なキャラクター描写と現実感あふれるストーリー展開は高い評価を受け、最後まで堅調な人気を維持したヒット作として存在感を残した。

●日本配信情報:Netflix (2025年9月10日現在)

画像出典:JTBC
エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち
法廷/ヒューマン
JTBC/2025/全12話

あらすじ

正義感が強くしっかり者だが、社会人経験に不慣れな法律事務所「ユルリム」の新米弁護士ヒョミンが、世間に冷たいオーラを放ちながらも実力は最高レベルのパートナー弁護士ソクフンとの出会いを通じて、一人前の弁護士へと成長していく大手法律事務所を舞台に繰り広げられる弁護士たちの訴訟ストーリー。

キャスト

イ・ジヌク、チョン・チェヨン、イ・ハクジュ、チョン・ヘビン、クォン・アルム 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:Netflix Japan

第2位『カマキリ:殺人者の外出』(SBS/2025/全8話)

第2位は、新作スリラー『カマキリ:殺人者の外出』。今回、話題性占有率13.79%を記録した。

本作はフランスの人気ドラマをリメイクした作品で、主演はコ・ヒョンジョンとチャン・ドンユンが務める。

物語は、20年前に凶悪な連続殺人鬼「カマキリ」として収監された母親チョン・イシンを持つ刑事チャ・スヨルが、彼女を模倣した新たな連続殺人事件の発生をきっかけに、人生をかけて憎んできた母親と予期せぬ共助捜査を繰り広げるという、緊張感あふれる犯罪スリラーだ。

冷酷な模倣犯と、因縁を抱えた母子の対峙が織りなす物語は、骨太なサスペンスと人間ドラマの融合として注目されている。

9月5日にSBSで放送がスタートし、初回視聴率は7.1%を記録。放送直後から視聴者の関心を一気に集める結果となった。

画像出典:SBS
カマキリ:殺人者の外出
サスペンス/スリラー/ミステリー
SBS/2025/全8話

あらすじ

かつて収監された連続殺人犯を模倣した新たな事件が始まる様子を描いたサスペンス・スリラー。

キャスト

コ・ヒョンジョン、チャン・ドンユン、チョ・ソンハ、イ・エル、キム・ボラ 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:SBS Drama

第1位『暴君のシェフ』(tvN/2025/全12話)

第1位を飾ったのは、話題性占有率30.29%を記録したtvNドラマ『暴君のシェフ』。

前週比で0.88%の減少はあったものの、依然として唯一30%台を維持し、圧倒的な話題性を誇っている。

本作は、少女時代のユナとイ・チェミンが主演を務め、8月23日より放送がスタートしたファンタジー・ラブコメ時代劇。最高の瞬間から過去へタイムスリップした天才シェフが、最悪の暴君にして“絶対味覚”を持つ王と出会い、予測不能の波乱を繰り広げる。

グルメ描写と映像美の融合による没入感は高く、「夜中に観るのは危険」と言われるほど食欲を刺激する場面も大きな魅力となっている。

初回4.9%でスタートし、第4話(8月31日放送)で早くも二桁を突破して11.1%を記録。さらに第6話(9月7日放送)では12.7%に到達するなど、右肩上がりの好調な推移を見せている。

●日本配信情報:Netflix (2025年9月10日現在)

画像出典:tvN
暴君のシェフ
ファンタジー/ロマンス/グルメ
tvN/2025/全12話

あらすじ

タイムスリップしたフレンチシェフが、暴君でありながら美食に目がない王と出会い、500年という時代の壁を越えて展開されるファンタジー×サバイバル×ロマンス。

キャスト

ユナ、イ・チェミン、カン・ハンナ、チェ・グィファ 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:Netflix Japan

25年9月第1週 TV-OTT総合 話題性ランキング トップ10

2025年9月第1週 TV-OTTドラマ話題性ランキング トップ10
順位 作品名 放送局/年度 出演者 話題性占有率/前週比
1 暴君のシェフ tvN
(2025)
イム・ユナ
イ・チェミン
カン・ハンナ
30.29%
(-0.88%)

2
カマキリ:殺人者の外出 SBS
(2025)
コ・ヒョンジョン
チャン・ドンユン
チョ・ソンハ
13.79%
3 エスクワイア:
弁護士を夢見る弁護士たち
JTBC
(2025)
イ・ジヌク
チョン・チェヨン
イ・ハクジュ
8.16%
(+0.27%)

4
マイ・ユース (My Youth) JTBC
(2025)
ソン・ジュンギ
チョン・ウヒ
イ・ジュミョン
7.56%
5 北極星 STAR
(2025)
チョン・ジヒョン
カン・ドンウォン
オ・ジョンセ
7.49%
(-)
6 TWELVE トゥエルブ KBS
(2025)
マ・ドンソク
パク・ヒョンシク
ソ・イングク
4.25%
(-4.01%)
7 エマ Netflix
(2025)
イ・ハニ
バン・ヒョリン
チン・ソンギュ
3.53%
(-7.42%)
8 かけがえのない私のスター Genie TV, ENA
(2025)
オム・ジョンファ
ソン・スンホン
イ・エル
3.51%
(-0.23%)
9 初、恋のために tvN
(2025)
ヨム・ジョンア
パク・ヘジュン
チェ・ユンジ
3.19%
(-0.66%)

10
コンフィデンスマンKR TV朝鮮
(2025)
パク・ミニョン
パク・ヒスン
チュ・ジョンヒョク
2.54%
FUNdex『TV-OTT DRAMA BuzzWorthiness』参照 (2025年9月9日発表) / 「★」は初登場

ダンミ 編集部

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