• 9月2日に『8月第4週 TV-OTT韓国ドラマ話題性ランキング』が発表された。
  • ユナ×イ・チェミン主演『暴君のシェフ』が2週連続で1位を獲得。
  • 話題性占有率では唯一30%超を記録し、圧倒的な独走状態を示した。

9月2日に発表された『8月第4週 TV-OTT韓国ドラマ話題性ランキング』では、韓国ネットユーザーたちの関心がどの作品に集まっているのかが明らかになった。

「話題性ランキング」といえば、TVとOTTで放送・配信中の韓国ドラマや出演者の話題度を数値化し、次に観る作品を選ぶ指標としても多くのファンに活用されている。

今回のランキングでは、少女時代のユナとイ・チェミンが主演を務めるtvNドラマ『暴君のシェフ』が堂々の2週連続1位を記録し、勢いの強さを証明した。

特に『暴君のシェフ』は話題性占有率で唯一30%を超える圧倒的な独走を見せ、他作品を大きく引き離す結果となった。

そこで本記事では、熱い関心を集めた『8月第4週 韓国ドラマ話題性ランキング』のトップ5をご紹介する。

第5位『TRY 〜僕たちは奇跡になる〜』(SBS/2025/全12話)

8月30日に全国視聴率6.4%で最終回を迎えた『TRY 〜僕たちは奇跡になる〜』が、第5位にランクインした。

今回、話題性占有率は6.29%を記録し、前週比で+0.2%と最後まで安定した注目度を示した。

ユン・ゲサン、イム・セミ、キム・ヨハンが主演を務めた本作は、走ることや球技に人生を懸けた若者たちが全力でぶつかり合い、やがて自ら奇跡を生み出していく青春スポーツドラマ。

全国最高視聴率は8月16日放送の第8話で記録した6.8%。視聴者からは青春版『ストーブリーグ』と評され、胸が熱くなり応援したくなる物語として好評を博した。

本作は『ストーブリーグ』に続き、SBS金土ドラマ史上二作目となるスポーツ作品であり、青春群像劇の新たな代表作としてその名を刻んだ。

●日本配信情報:Netflix (2025年9月3日現在)

画像出典:SBS
TRY ~僕たちは奇跡になる~
スポーツ/コメディ
SBS/2025/全12話

あらすじ

走ることとボールを追うことに全力をかける若者たちが、傷つきながらも社会に真正面からぶつかり、自ら“奇跡”を起こしていく成長の軌跡を描いた物語。

キャスト

ユン・ゲサン、イム・セミ、キム・ヨハン 他

最高視聴率・受賞歴など

6.8%

口コミ

「応援したくなる作品」
「胸が熱くなる」
「最初から最後まで面白かった」

予告映像


動画出典:Netflix Japan

第4位『エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち』(JTBC/2025/全12話)

第4位は、8月2日にJTBCで放送がスタートした『エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち』。

今回、話題性占有率は7.89%を記録し、前週比では-0.89%とやや減少したものの、依然として高い注目を集めている。

イ・ジヌク、チョン・チェヨン、イ・ハクジュ、チョン・ヘビンらが出演する本作は、正義感が強く真っすぐだが社会生活には不器用な新米弁護士ヒョミンが、冷徹だが実力は抜群のパートナー弁護士ソクフンと出会い、一人前の弁護士へと成長していく物語を描く。

初回は3.7%でスタートし、8月31日放送の第10話では9.1%を記録するなど上昇基調を示しており、ついに二桁突破目前まで迫った。2025年に放送されたJTBC土日ドラマの中でも最も顕著な視聴率の上昇傾向を見せている点が特徴的だ。

また、現役弁護士が脚本に参加していることから、法律描写が非常にリアルであると評価されており、正反対の二人が衝突しながらも互いに影響し合い、成長していく姿が視聴者の共感を呼んでいる。

●日本配信情報:Netflix (2025年9月3日現在)

画像出典:JTBC
エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち
法廷/ヒューマン
JTBC/2025/全12話

あらすじ

正義感が強くしっかり者だが、社会人経験に不慣れな法律事務所「ユルリム」の新米弁護士ヒョミンが、世間に冷たいオーラを放ちながらも実力は最高レベルのパートナー弁護士ソクフンとの出会いを通じて、一人前の弁護士へと成長していく大手法律事務所を舞台に繰り広げられる弁護士たちの訴訟ストーリー。

キャスト

イ・ジヌク、チョン・チェヨン、イ・ハクジュ、チョン・ヘビン、クォン・アルム 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:Netflix Japan

第3位『TWELVE トゥエルブ』(KBS/2025/全8話)

第3位にランクインしたのは、8月23日にKBSで放送がスタートし、同日からDisney+でも配信が始まった『TWELVE トゥエルブ』。今回、前週比-5.06%となる話題性占有率8.26%を記録した。

マ・ドンソク、パク・ヒョンシク、ソ・イングク、ソン・ドンイル、イ・ジュビンといった豪華キャストが集結し、特にマ・ドンソクにとっては2016年のOCNドラマ『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』以来、約9年ぶりのドラマ復帰作という点でも大きな話題を呼んでいる本作。

初回は8.1%と好調な滑り出しを見せたものの、その後は右肩下がりとなり、8月31日に放送された第4話では最低視聴率の3.1%を記録した。しかし一方で、SNSやオンラインでの議論は活発で、話題性そのものは堅調に推移している点が注目される。

物語はいよいよ後半戦に突入し、予測不能な展開が待ち受けているだけに、視聴者の関心はどこまで再び盛り上がりを見せるのか期待が集まっている。

●日本配信情報:Disney+ (2025年9月3日現在)

画像出典:KBS
TWELVE トゥエルブ
ヒーロー/アクション/ファンタジー
KBS/2025/全8話

あらすじ

人間を守るために人間の姿で生きる12人の天使たちが、悪の軍勢に立ち向かう戦いを描いたアクション・ヒーロー。

キャスト

マ・ドンソク、パク・ヒョンシク、ソ・イングク、ソン・ドンイル、イ・ジュビン 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:ディズニープラス

第2位『エマ』(Netflix/2025/全6話)

8月22日に配信スタートしたNetflixオリジナルドラマ『エマ』が、前週3位から順位を上げ、今回は第2位に浮上した。

今回、話題性占有率10.95%を記録し、前週比+1.42%と確実に存在感を強めている。

本作はイ・ハニ、バン・ヒョリン、チン・ソンギュ、チョ・ヒョンチョルらが出演し、1980年代の韓国を揺るがした官能映画『愛馬夫人』の誕生を背景に、華やかなスポットライトの裏で隠された映画業界の暗部に立ち向かうトップスターと新人女優の物語を描く。

刺激的に消費されがちな題材をあえてひねり、当時の映画産業の影の部分を女性二人の物語を軸に浮き彫りにした点は高い評価を得ている。一方で、全6話という短い構成の中で大きな事件が急展開で進むため、結末が駆け足に感じられるとの声もあり、視聴者の間で賛否が分かれている。

とはいえ、韓国ドラマ界において稀有なテーマ性と、主演女優二人が織り成す強烈な演技は、引き続き視聴者の関心を集めている。

●日本配信情報:Netflix (2025年9月3日現在)

画像出典:Netflix
エマ
時代劇/コメディ
Netflix/2025/全6話

あらすじ

1980年代初めに韓国で大ヒットした映画『愛馬夫人』誕生過程の中でチョン・ヒランとシン・ジュエの奮闘記を描いたコメディ作品。

キャスト

イ・ハニ、パン・ヒョリン、チン・ソンギュ、チョ・ヒョンチョル 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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第1位『暴君のシェフ』(tvN/2025/全12話)

8月23日に韓国tvNで放送スタートした『暴君のシェフ』が、話題性占有率31.17%を記録し、前週比+12.74%と大幅に伸ばして第1位を獲得した。

今回トップ5の中で唯一30%超えを果たし、独走状態を見せている。

少女時代のユナとイ・チェミンが主演を務める本作は、過去へとタイムスリップしたシェフが、最悪の暴君であり“絶対味覚”を持つ王と出会うことで繰り広げられる、サバイバル×ファンタジー×ロマンスコメディ。

初回放送は全国4.9%でスタートしたが、8月31日放送の第4話では11.1%を記録し、ケーブル・総編チャンネル同時間帯1位を獲得。さらに2025年tvN土日ドラマの中で初回視聴率1位に輝くなど、快進撃を続けている。

ユナにとっては2023年放送のJTBC『キング・ザ・ランド』以来、約2年ぶりのドラマ主演作であり、その復帰作としても大きな注目を集めている。

●日本配信情報:Netflix (2025年9月3日現在)

画像出典:tvN
暴君のシェフ
ファンタジー/ロマンス/グルメ
tvN/2025/全12話

あらすじ

タイムスリップしたフレンチシェフが、暴君でありながら美食に目がない王と出会い、500年という時代の壁を越えて展開されるファンタジー×サバイバル×ロマンス。

キャスト

ユナ、イ・チェミン、カン・ハンナ、チェ・グィファ 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:Netflix Japan

25年8月第4週 TV-OTT総合 話題性ランキング トップ10

2025年8月第4週 TV-OTTドラマ話題性ランキング トップ10
順位 作品名 放送局/年度 出演者 話題性占有率/前週比
1 暴君のシェフ tvN
(2025)
イム・ユナ
イ・チェミン
カン・ハンナ
31.17%
(+12.74%)
2 エマ Netflix
(2025)
イ・ハニ
パン・ヒョリン
チン・ソンギュ
10.95%
(+1.42%)
3 TWELVE トゥエルブ KBS
(2025)
マ・ドンソク
パク・ヒョンシク
ソ・イングク
8.26%
(-5.06%)
4 エスクワイア:
弁護士を夢見る弁護士たち
JTBC
(2025)
イ・ジヌク
チョン・チェヨン
イ・ハクジュ
7.89%
(-0.89%)
5 TRY 〜僕たちは奇跡になる〜 SBS
(2025)
ユン・ゲサン
イム・セミ
キム・ヨハン
6.29%
(+0.2%)
6 優しい男の物語 JTBC
(2025)
イ・ドンウク
イ・ソンギョン
パク・フン
4.54%
(-1.12%)
7 初、恋のために tvN
(2025)
ヨム・ジョンア
パク・ヘジュン
チェ・ユンジ
3.85%
(-0.4%)
8 かけがえのない私のスター Genie TV, ENA
(2025)
オム・ジョンファ
ソン・スンホン
イ・エル
3.74%
(-0.7%)
9 女王の家 KBS
(2025)
ハム・ウンジョン
ソ・ジュニョン
パク・ユンジェ
2.33%
(-)
10 華麗な日々 KBS
(2025~2026)
チョン・イル
チョン・インソン
ユン・ヒョンミン
2.28%
(-)
FUNdex『TV-OTT DRAMA BuzzWorthiness』参照 (2025年9月2日発表) / 「★」は初登場

ダンミ 編集部

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