- 7月8日発表のTV-OTT総合話題性ランキングで、『イカゲーム シーズン3』が再び1位を獲得。
- 2位以下に30%以上の大差をつけた要因には、最終章という注目度とNetflixの影響力も。
- 本ランキングはSNS・ニュースなど複数指標をもとに作成されている。
7月8日、『25年7月第1週 TV-OTT総合 話題性ランキング』が発表された。
このランキングは、テレビおよびOTT(配信)ドラマの全体的な“話題度”を数値化したもので、SNSでの言及量や検索トレンド、ニュースなどを総合的に分析して作成されている。
今回の調査期間は6月30日から7月6日までの1週間で、視聴者の関心や感情の動向を如実に反映している。
注目すべきは、先週に続きNetflixオリジナルの超話題作『イカゲーム シーズン3』が堂々の1位を獲得した点。
そこで本記事では、ランキングトップ5入りした注目作品をご紹介する。(2025年7月9日現在)
第5位『私たちの映画』(SBS/2025/全12話)
第5位は、SBS金土ドラマ『私たちの映画』がランクイン。話題性占有率は4.32%で、前週から1.29ポイントの上昇を記録した。
6月13日より『鬼宮』の後続作として放送がスタートし、ナムグン・ミンとチョン・ヨビンが主演を務めている。
本作は、ソフォモア・ジンクスに囚われて生きる映画監督と、余命を宣告された女優が“人生の主役”としてようやく生きようとする姿を描いた大人のロマンス。
人生の機微に寄り添った繊細な演出と深みのあるストーリーテリングに「考えさせられる」「丁寧に描かれている」といった視聴者の声が多く寄せられている。
韓国では初回に記録した視聴率4.2%が現時点での最高値となっているが、日本のFilmarksでは★4.1と高評価を維持しており、海外評価の高さも注目ポイントだ。
物語はいよいよ終盤に差しかかっており、残り4話でどのような展開が待ち受けているのか、多くの視聴者が見守っている。
●日本配信情報:Disney+ (2025年7月9日現在)
画像出典:SBS
私たちの映画
ロマンス
SBS/2025/全12話
あらすじ
2年目のジンクスにがんじがらめとなり、次のない人生を生きている映画監督と、余命宣告を受けた俳優の物語を描いたロマンスドラマ。
ナムグン・ミン、チョン・ヨビン、ソ・ヒョヌ、イ・ソル、ソ・イソ 他
4.2%
「一本の上質な映画を観ているようだった」
「観てよかったと思える作品」
「とにかくきれいな作品」
予告映像
動画出典:ディズニープラス
第4位『瑞草洞<ソチョドン>』(tvN/2025/全12話)
初登場ながら7.19%の占有率を記録し、第4位にランクインした作品は、tvN新金土ドラマ『瑞草洞<ソチョドン>』。
本作は、7月5日に韓国で放送がスタートしたばかりの新作で、ソウルの法曹タウン・瑞草洞を舞台に、5人のアソシエイト弁護士たちの葛藤と成長を描くヒューマンドラマだ。
主演を務めるのは、MBC『ビッグマウス』(2022)以来、約3年ぶりにドラマに復帰したイ・ジョンソク。今回も前作に続いて弁護士役を演じ、冷静かつ人間味あるキャラクターで注目を集めている。
また、ムン・ガヨンは今年2本目の主演作となり、『あいつは黒炎竜』とは異なる魅力を発揮している。
さらに、カン・ユソク、リュ・ヘヨン、イム・ソンジェら実力派若手キャストが集結し、法律という冷徹な世界で繰り広げられる人間模様を、時にユーモラスに、時に真摯に描き出す。
今後のストーリー展開次第でさらに話題性が高まることが予想されるだけに、注視すべき一作といえるだろう。
●日本配信情報:U-NEXT (2025年7月9日現在)
画像出典:tvN
瑞草洞<ソチョドン>
オフィス/ロマンス
tvN/2025/全12話
あらすじ
さまざまな法律事務所が集まる瑞草洞で、同じビル内の異なるローファームに勤めるアソシエイト弁護士たちが、自分なりの人生の目標を模索していく法廷オフィスドラマ。
イ・ジョンソク、ムン・ガヨン、カン・ユソク、リュ・ヘヨン、イム・ソンジェ 他
7.7%
「話が進むごとに面白い」
「サクッと楽しめる作品」
「ラブより弁護士の話が強い」
予告映像
動画出典:U-NEXT韓流・アジア公式
第3位『巫女と彦星』(tvN/2025/全12話)
話題性占有率9.88%を記録し、第3位にランクインしたのがtvNの月火ドラマ『巫女と彦星』。
6月23日より韓国で放送が始まったばかりの本作は、主演のチョ・イヒョンとチュ・ヨンウの再共演という点で、大きな注目を集めている。2人はKBS学園ドラマ『トキメク☆君との未来図』(2021〜2022)以来の共演であり、ファンからは「また2人が見られるとは」と期待の声が寄せられている。
物語は、“死ぬ運命を持つ少年”と“その運命を変えようとするMZ世代の巫女少女”が織りなす18歳の青春ラブファンタジー。
7月2日にリリースされたOST Part.3『Goodbye』(안녕)は主演のチュ・ヨンウが歌唱を担当。静かで落ち着いた語り口のバラードが、作品の世界観を一層深めていると評判だ。
視聴率のみならずSNSや音楽チャートでも話題を呼び、特に若年層からの支持が高いのも特徴といえる。
回を追うごとに感情の深みが増しており、今後の展開がさらに注目される一作である。
●日本配信情報:Amazonプライムビデオ (2025年7月9日現在)
画像出典:tvN
巫女と彦星
ファンタジー/ロマンス
tvN/2025/全12話
あらすじ
死の運命を背負った少年と、それを阻止しようとするMZ世代の巫女少女──18歳の青春たちが繰り広げるファンタジー・ロマンス。
チョ・イヒョン、チュ・ヨンウ、チャ・ガンユン、チュ・ジャヒョン、キム・ミギョン 他
4.9%
「序盤から面白い」
「展開が観やすかった」
「ところどころ分からないシーンがあった」
予告映像
動画出典:tvN DRAMA
第2位『グッドボーイ』(JTBC/2025/全16話)
第2位にランクインしたのは、韓国JTBCで放送中のドラマ『グッドボーイ』。話題性占有率13.25%を記録した。
5月31日にスタートした本作は、パク・ボゴムをはじめ、キム・ソヒョン、オ・ジョンセ、イ・サンイ、ホ・ソンテ、テ・ウォンソクといった豪華俳優陣が顔を揃えた注目作だ。
物語は、特別採用で警察になった元メダリストたちが、金メダルの代わりに警察バッジを胸に、不正と不条理が蔓延る社会に立ち向かう青春捜査劇を描く。
ジャンルはコメディ×アクション×ヒューマンで、笑いと感動、そしてスリルを兼ね備えた展開が視聴者を惹きつけている。
初回視聴率は4.8%、以降は安定して5~6%台を維持しており、安定した人気を獲得している点も見逃せない。
主演のパク・ボゴムは、本作でさわやかな青年から情熱的な熱血青年へと変身し、俳優としての幅広い演技力を披露。Netflixオリジナルドラマ『おつかれさま』に続く今年2本目の主演作としても話題だ。
残すところあと4話、どのような結末を迎えるのかに注目が集まっている。
視聴者の共感を呼ぶヒューマン要素と、痛快な捜査ストーリーの融合により、さらなる話題性の上昇が期待される作品である。
●日本配信情報:Amazonプライムビデオ (2025年7月9日現在)
画像出典:JTBC
グッドボーイ
コメディ/アクション/捜査
JTBC/2025/全16話
あらすじ
オリンピック特別採用により警察官となったメダリストたちの物語を描いたコメディアクションドラマ。
パク・ボゴム、キム・ソヒョン、オ・ジョンセ、イ・サンイ、ホ・ソンテ 他
8.1%
「胸が熱くなる作品」
「途中から中だるみな部分がある」
「アクションシーンは見応えがあった」
予告映像
動画出典:Prime Video JP - プライムビデオ
第1位『イカゲーム シーズン3』(Netflix/2025/全6話)
7月第1週の話題性占有率46.83%を記録し、他作品を圧倒して堂々の第1位に輝いたのは、Netflixオリジナルシリーズ『イカゲーム シーズン3』。
6月27日に配信が開始され、前週よりやや減少したとはいえ、2位以下に30ポイント以上の差をつける圧倒的な注目度を誇っている。
本作は、世界的に一大旋風を巻き起こした『イカゲーム』シリーズの第3弾にして、ついに迎える最終章。イ・ジョンジェを筆頭に、イ・ビョンホン、イム・シワン、カン・ハヌル、ウィ・ハジュン、イ・ジヌクといった錚々たる顔ぶれが集結し、極限のデスゲームに再び身を投じていく。
最も親しい友人を失ったギフン、正体を隠してゲームに潜入したフロントマン、生き残った参加者たち・・彼らの運命が交錯するラストステージでは、想像を超える選択と衝撃の展開が視聴者を待ち受ける。
スリルと社会風刺を融合させたこのシリーズは、今作でもその鋭さと完成度の高さで、視聴者に強烈な印象を与えている。
シリーズのフィナーレにふさわしい緊張感と演技陣の存在感が重なり、最後まで目が離せない一作となっている。
●日本配信情報:Netflix (2025年7月9日現在)
画像出典:Netflix
イカゲーム シーズン3
サバイバル
Netflix/2025/全6話
あらすじ
世界的大ヒットNetflixオリジナルドラマ『イカゲーム』のシーズン3。
イ・ジョンジェ、イ・ビョンホン、イム・シワン、カン・ハヌル、ウィ・ハジュン 他
-
-
予告映像
動画出典:Netflix Japan
25年7月第1週 TV-OTT総合 話題性ランキング トップ10
2025年7月第1週 TV-OTTドラマ話題性ランキング トップ10 | ||||
順位 | 作品名 | 放送局/年度 | 出演者 | 話題性占有率/前週比 |
1 | イカゲーム シーズン3 | Netflix (2025) |
イ・ジョンジェ イ・ビョンホン ウィ・ハジュン |
46.83% (-6.94%) |
2 | グッドボーイ | JTBC (2025) |
パク・ボゴム キム・ソヒョン オ・ジョンセ |
13.25% (+3.48%) |
3 | 巫女と彦星 | tvN (2025) |
チョ・イヒョン チュ・ヨンウ チャ・ガンユン |
9.88% (+3.4%) |
★ 4 |
瑞草洞<ソチョドン> | tvN (2025) |
イ・ジョンソク ムン・ガヨン カン・ユソク |
7.19% |
5 | 私たちの映画 | SBS (2025) |
ナムグン・ミン チョン・ヨビン ソ・ヒョヌ |
4.32% (+1.29%) |
6 | 主役の初体験、 私が奪っちゃいました |
KBS (2025) |
ソヒョン テギョン クォン・ハンソル |
2.55% (+0.5%) |
7 | トクスリ5兄弟をお願い! | KBS (2025) |
オム・ジウォン アン・ジェウク チェ・デチョル |
2.24% (+0.77%) |
8 | 四季の春 ~恋めぐる僕らの季節~ |
SBS (2025) |
ハ・ユジュン パク・ジフ イ・スンヒョプ |
1.88% (-) |
9 | 女王の家 | KBS (2025) |
ハム・ウンジョン ソ・ジュニョン パク・ユンジェ |
1.50% (-) |
10 | サロン・ド・ホームズ | ENA (2025) |
イ・シヨン チョン・ヨンジュ キム・ダソム |
1.41% (±0) |
FUNdex『TV-OTT DRAMA BuzzWorthiness』参照 (2025年7月8日発表) / 「★」は初登場 |
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