• パク・ボゴムが新ドラマ『グッドボーイ』で熱血警察官役に挑戦。
  • 元アスリートたちが結成する特別チームの活躍が描かれる。
  • 正義と再出発に挑む青春の物語として注目されているようだ。

画像出典:JTBC Drama

韓国で5月31日に初回放送を控えたJTBCの新作ドラマ『グッドボーイ』が、放送前から大きな注目を集めている。

元韓国代表アスリートたちが警察に転身し、強力犯罪に立ち向かうという一風変わった設定のもと、コメディとアクション、そして青春の成長物語が交錯すると期待されている。

中心に立つのは、韓国が誇る人気俳優パク・ボゴム。『応答せよ1988(2015)』や『青春の記録(2020)』など、これまで“好青年”のイメージが強かった彼が、本作では熱血で骨太なキャラクターに挑戦する。

演じるのは、かつてボクシングで金メダルを獲得した経験を持つ警察官ドンジュ。劇中のセリフ「義のある者が不義を必ず捕らえる。できないことなど何もない」には、彼の人物像が凝縮されているという。

監督は『怪物(2021)』『良くも、悪くも、だって母親(2023)』などで高い評価を得たシム・ナヨン氏、脚本は『ライフ・オン・マーズ(2018)』『補佐官(2019)』シリーズで知られるイ・デイル氏が担当。制作初期から豪華キャスティングとスタッフ陣が話題となった。5月27日に公開された予告映像だけでも強い反響を呼び、初回放送への期待感は日に日に高まっているようだ。

『グッドボーイ』の特徴は、元アスリートという設定を活かした“スポーツ×捜査”の新感覚アクションにある。パク・ボゴムの他、キム・ソヒョン、イ・サンイ、ホ・ソンテ、テ・ウォンソクらが演じる5人の元国家代表が、いわば“正義のチーム”である特別捜査班「グッドベンジャーズ」を結成。5人の競技経験を活かしたユニークなアクションが、作品の見どころの一つになると予想されている。

その一方で、本作が描こうとするテーマは意外なほどに真摯であるようだ。アスリートというタイトルを脱ぎ捨て警察官となり、新たな挑戦に情熱を捧げる彼らの姿は、単なる娯楽の枠を越えて、青春と正義の意味を問いかけているとの声もある。不正と無関心が蔓延する社会で、自分の力をどう役立てるのか──その問いに向き合う若者たちの姿は、視聴者にとっても感情移入しやすいものとなりそうだ。

パク・ボゴム自身にとっても、キャリアの中で大きな転機となる作品と見られている。直近(2025年3月)の出演作であるNetflixドラマ『おつかれさま』では、繊細な感情を持つ“純愛青年”グァンシクを演じ、内向的で優しい魅力を見せていた。これに対し『グッドボーイ』では、怒りと情熱を前面に押し出す熱血キャラクターへの変身を予告。

韓国放送の翌日、6月1日からは日本でもPrime Videoにて配信が開始される予定。これにより、日本国内でのファン層にもパク・ボゴムの新しい側面が届くことになるだろう。

役者としての振れ幅を大きく広げた本作が、どのような反響を生むのか。スポーツと青春、正義と社会──さまざまな要素が交錯するこのドラマが、単なる“話題作”にとどまらない存在感を放つと多くの視聴者が期待している。


グッドボーイ第1話予告

編集長コラム

Danmee編集長のコラムです。韓国芸能界の出来事やネットの話題を分かりやすく解説しております。日本のマスコミが滅多に取り上げない様々な韓国情報を読者の方々と共有していきたいと思います。

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