• 韓国ドラマはVODで視聴するのがメジャーとなりつつあるが、各テレビ局のラインナップも豪華だ。
  • 韓ドラ史に残る名作など、本国で好評を得た作品が多く、高い確率で視聴者を楽しませてくれる。
  • 来週3月3日から日本のテレビで観ることのできる、韓国で高視聴率を獲得したドラマを5つ紹介する。

韓国ドラマが日本にいながらにして視聴できるのは、いまや当たり前の光景となった。

VODを利用するのがメジャーな視聴方法となりつつあるが、各テレビ局のラインナップも豪華。往年の名作など、本国ですでに好評を得た作品が多く、高い確率で視聴者を楽しませてくれる。

「韓国で最高視聴率〇〇%を叩き出した話題作!」、「驚異の視聴率〇〇%!」などと、各番組サイトなどで紹介されているあれだ。

関心を刺激するワードで、韓ドラファンなら観てみようかなと思ったことが一度くらいはあるのではないだろうか。お墨付きをもらったかもらっていないかは、時に作品選びの役に立つことも。

来週3月3日からも、本国で高視聴率を獲得したドラマが日本のテレビでスタートする予定。そこで本記事では成功を収めたものなかで、特に高い数字を叩き出した作品を5つピックアップして紹介する。数多くのドラマのなかから、何を観ようか迷った際の指標にしてはいかがだろうか。

馬医 (MBC/2012)

『馬医』は、最高視聴率23.7%を獲得した、韓国時代劇に名を残す名作の1つ。文句のつけようのない高い演技力を誇るチョ・スンウが主演を務めている。

低い身分から馬の獣医を経て、王の主治医にまで上り詰めた男性の生涯をドラマチックに描き出し、『2012 MBC演技大賞』で最優秀演技賞と大賞を手にした彼の熱演にご注目。

全50話で構成されており、最近の韓国ドラマの傾向からするとかなり長めだが、それだけ描写が丁寧で物語に没入しやすく、観終わった時の満足感が大きいだろう。

●日本初回放送情報:BS松竹東急/2025年3月5日(水)
●番組ページ:https://www.shochiku-tokyu.co.jp/program/499/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:MBC
馬医
時代劇
MBC/2012/全50話

あらすじ

時は、17世紀の朝鮮王朝時代。身分関係なしに友情を築いてきた3人の若者がいた。しかしある日、昭顕世子暗殺事件に巻き込まれたカン・ドジュン(チョン・ノミン扮)は、世子暗殺の濡れ衣を着せられ処刑されてしまう。その後、誕生したドジュンの息子ペク・クァンヒョン(チョ・スンウ扮)は、罪人の息子として処刑される羽目に。しかし彼を慕う奴婢のペク・ソック(パク・ヒョックォン扮)は、自身の娘カン・チニョン(イ・ヨウォン扮)とすりかえる・・。

キャスト

チョ・スンウ、イ・ヨウォン、ソン・チャンミン、ユソン、ハン・サンジン 他

最高視聴率・受賞歴など

24.2%

口コミ

「設定が面白くて最後まで楽しく観れた」
「長いけど、作品の世界に引き込まれる」
「王道な展開だけど、設定がとにかく面白かった」

ペントハウス3 (SBS/2021)

『ペントハウス3』は、視聴率の獲得が難しい時代に、最高視聴率19.5%を叩き出した韓ドラドロ沼劇の決定版。サスペンス、スリラー、愛憎、復讐、犯罪など、様々なブラックな要素と共に、予測できないストーリーで視聴者を魅了した作品だ。

叫ぶ、暴れる、罵声を浴びせるなど、観ているこちらが疲弊してしまうほど壮絶な展開が待っているが、中毒性があり完走した人が多い。

シリーズものの第3弾のため、シーズン1から観てこそ面白い物語となっている。

●日本初回放送情報:WOWOW/2025年3月6日(木)
●番組ページ:https://www.wowow.co.jp/detail/174031/001/01
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:SBS
ペントハウス3
サスペンス
SBS/2021/全14話

あらすじ

富裕層が暮らす超高級マンション。その住人たちの悪事が次々と明らかになっていき、豪華生活から一転。刑務所生活をすることになるのだが・・。

キャスト

ユジン、キム・ソヨン、イ・ジア、オム・ギジュン、シン・ウンギョン 他

最高視聴率・受賞歴など

27.5%

口コミ

「前作の伏線回収のようで面白い」
「ドロドロすぎる」
「終わり方もよかった」

予告映像


動画出典:PLAN Kエンタテインメント

キム課長とソ理事 〜Bravo! Your Life〜 (KBS/2017)

『キム課長とソ理事』は、最高視聴率18.4%を叩き出したオフィスコメディー。7.8%でスタートして第3話で2桁台に乗り、以後視聴者を魅了しつづけ、最後まで安定した数字で駆け抜けた作品だ。

オフィスを背景に社内の暗闘や現実社会への風刺などを描き、コミカルかつ爽快感あるストーリー展開が魅力。

またなんといっても『2017 KBS演技大賞』で、ベストカップル賞を受賞したナムグン・ミン&イ・ジュノの息の合った掛け合いも大きな見どころの1つで、2人のブロマンスが本作の醍醐味となっている。

●日本初回放送情報:TBSチャンネル/2025年3月3日(月)
●番組ページ:https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d3279/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:KBS
キム課長とソ理事 ~Bravo! Your Life~
オフィス/コメディ
KBS/2017/全20話

あらすじ

ピンハネ専門の会計士キム・ソンニョン(ナムグン・ミン扮)が、一獲千金のために大手企業に転職することから始まるオフィスコメディ。地方にあるナイトクラブで経理を任されているソンニョンは、少しずつピンハネをして横領していた。しかしピンハネがバレてしまい、仕事を追われる羽目に。そんなある日、偶然見つけた大手企業の経理課長の中途採用に応募し、見事採用されるのだが・・。

キャスト

ナムグン・ミン、ナム・サンミ、イ・ジュノ、チョン・へソン、キム・ウォネ 他

最高視聴率・受賞歴など

最高視聴率18.4%を記録した本作は、「第44回 韓国放送大賞」の中短編ドラマ部門 作品賞と、「第30回 韓国PD大賞」のTVドラマ部門 作品賞で受賞。また主演を務めたナムグン・ミンは「第44回 韓国放送大賞」で演技者部門 個人賞、「2017 KBS演技大賞」で男性最優秀賞とベストカップル賞に選ばれた。

口コミ

「かなり面白かった!」
「コメディに爽快感が合わさって楽しく完走できた」
「キム課長みたいな上司のもとで仕事がしたい」

予告映像


動画出典:KNTV

高麗契丹戦争 (KBS/2023)

『高麗契丹戦争』は、最高視聴率13.8%を記録した本格時代劇。『2023 KBS演技大賞』で作家賞をはじめ、各出演者が栄誉ある賞に輝き7冠を達成した作品として知られる。

また度肝を抜く大規模な戦争シーンは迫力抜群で、映画を観ているかのようなスケールで物語が展開され、観る者を釘付けに。

策略や裏切りなど、各役者陣の熱演と相まって手に汗握る展開で最後まで観る者を楽しませてくれる1作だ。
●日本初回放送情報:KNTV/2025年3月8日(土)
●番組ページ:https://kntv.jp/program/kn240703/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:KBS
高麗契丹戦争
時代劇
KBS/2023/全32話

あらすじ

高麗を統一し、契丹との戦争で勝利を収めた寛容なリーダーシップを持つ高麗の皇帝顕宗と、その師匠である高麗軍の総司令官の物語が描かれた韓国時代劇。物語は1009年の高麗。朝廷は後継者問題で騒然とし、千秋太后(イ・ミニョン扮)によって追い出され、後の顕宗として知られるようになるスン(キム・ドンジュン扮)は、僧侶として静かな生活を送っていたが、その平穏な生活は殺害の危機にさらされていて・・。

キャスト

キム・ドンジュン、チェ・スジョン、チ・スンヒョン、イ・シア、ユン・チェギョン 他

最高視聴率・受賞歴など

13.8%

口コミ

-

予告映像


動画出典:KBS全州

太陽を抱く月 (MBC/2012)

『太陽を抱く月』は、最高視聴率42.2%という驚きの数字を叩き出した傑作時代劇。テレビ離れが進む以前の作品という点を鑑みても、驚異的な実績を残したドラマで、10年以上前に放送されたにもかかわらず、いまだ人気時代劇といえば必ず名前が上がる不朽の名作だ。

主演を務めるのは、韓ドラ人気を先頭に立って牽引し続けているキム・スヒョンと、最近はお茶の間から離れているが、当時清純派女優として一世風靡したハン・ガインだ。2人の子役として、キム・ユジョンとヨ・ジングも出演している。

韓ドラの定番設定が随所に盛り込まれているが、最近の作品と遜色ない面白さを誇っており、先の気になる展開から目が離せない。

●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年3月7日(金)
●番組ページ:https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000010481/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:MBC
太陽を抱く月
時代劇
MBC/2012/全20話

あらすじ

時は朝鮮王朝時代。世子のイ・フォン(ヨ・ジング/キム・スヒョン扮)とホ・ヨヌ(キム・ユジョン/ハン・ガイン扮)はお互いに惹かれ合う仲に。しかしヨヌは朝廷の権力争いの陰謀により、婚礼を目前にして原因不明の病気にかかり命を落としてしまう。それから8年の月日が経ったものの、若き王のフォンは未だ心にヨヌの面影を秘めていた。一方、亡くなったはずのヨヌは、記憶を失ったものの巫女として生きており・・。

キャスト

キム・スヒョン、ハン・ガイン、チョン・イル、キム・ミンソ、ソヌ・ジェドク 他

最高視聴率・受賞歴など

42.2%

口コミ

「とにかく切なくなる作品」
「話が丁寧に展開していく感じがよかった」
「素敵なドラマだった」

予告映像


動画出典:チャンネル銀河

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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