• 『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~(邦題/Netflix)』が一挙配信され、主演を務めたソン・ヘギョに熱い視線が寄せられている。
  • 本作でいじめにより壮絶な復讐劇を描き出した彼女からは、“メロクイーン”の片鱗もない。
  • そんな、従来のイメージを打ち破る演技を披露したソン・ヘギョの活躍をご紹介。

ソン・ヘギョが、従来のイメージを打ち破る演技を披露し注目を浴びています。

ソン・ヘギョは女優

女優のソン・ヘギョ(画像出典:ソン・ヘギョ公式Instagram)

なぜなら、数々の作品で綺麗かつキュート、それでいてファッショナブルな主人公を演じ、ロマンスのヒロイン像のような彼女が、新作ドラマでは全く違う一面を見せたから。

男性主人公と甘いラブストーリーを繰り広げ、“メロクイーン”という修飾語まで持つ彼女からは想像もできません。

気になるその作品とは、昨年12月30日にNetflix(ネットフリックス)で一挙配信された『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~(邦題/以下、ザ・グローリー)』。

『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』

『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』(画像出典:Netflix)

ソン・ヘギョは、高校時代に同級生から受けたいじめで心に深い傷を負ってしまったムン・ドンウンに扮しました。

人生を懸けて綿密に準備した壮絶な復讐劇を描いた彼女は、そのキャラクターを表現するため、色味のない薄いメイクに暗い色の服装で登場。

これまでのキラキラしたヒロイン役とは、180度異なる姿で視聴者を驚かせました。

ソン・ヘギョは、ムン・ドンウンに扮した

ムン・ドンウンに扮したソン・ヘギョ(画像出典:Netflix)

また栄養失調という設定から、頬はこけ肌は乾燥したような質感で小じわがあり、眉間には苦労を感じさせるようなしわまで。

果敢にも彼女は、女優なら誰もが避けたいような姿を披露しています。

それはまるで、完璧な役作りのために“美貌”を一旦脇に置き、”女性の色”を捨てたと言っても過言ではないほど。

決定的なロマンスが盛り込まれていない作品は本作が初めてのソン・ヘギョ。彼女はムン・ドンウンになりきるために、新たな挑戦をしたようです。

ソン・ヘギョは、女性の色を捨てた

女性の色を捨てたソン・ヘギョ(画像出典:Netflix『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』ティーザー映像キャプチャー)

もちろん演技の面でも同様、学校暴力で自殺する寸前にまで追い込まれた過去を持ち、長年に渡り復讐の機会を待って実行する主人公を完璧に演じきりました。

そして、不気味ながらも悲しく堂々とした表情の裏に怒りが見え隠れする感情を、セリフを発さずとも全話通して見事に表現します。

ソン・ヘギョは、ムン・ドンウンになりきった

ムン・ドンウンになりきったソン・ヘギョ(画像出典:Netflix)

また、ラブストーリーではよくほほ笑むソン・ヘギョですが、本作で笑顔を見せたのは片手で数えられる程度。

“メロクイーン”の片鱗もないほど、静かに復讐に燃える人物像を熱演しました。

現在韓国では各メディアが彼女の大変身を取り上げている状況。『ザ・グローリー』の大きな見所の1つとなっています。

従来のイメージを脱却したソン・ヘギョは、『ザ・グローリー』の見所の1つ

『ザ・グローリー』の見所の1つは、従来のイメージを脱却したソン・ヘギョ(画像出典:Netflix)

年齢を重ねるにつれ、どうしてもロマンス作品へのオファーが減ってきてしまうのが韓国のドラマ界。

それに合わせ固定したイメージを脱却し、新たなジャンルに挑戦する役者が多いの実情です。

ベテランの域に入っているソン・ヘギョも活動を模索、恋愛ものから抜け出し、女優としての幅を広げようとしているのかもしれません。

『ザ・グローリー』が好評を得ているだけに、今後の彼女の活躍がますます期待されます。

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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