韓流ドラマの人気により”韓国の若者”への関心が高まっている中、今月初旬にスタートしたドラマ『青春記録』に多くの注目が集まっている。アジア圏で爆発的なヒットを飛ばしている本作のもうひとつの魅力とは。

日本でも大きな話題となっているtvNドラマ『青春記録』。
主演俳優パク・ボゴムの入隊後に初放送を迎え、彼と入れ替わるかのように俳優の夢を追い続ける主人公サ・ヘジュンの物語が走り出した。入隊の知らせを受け、心にぽっかりと穴が空いてしまったファンにとっては、パク・ボゴムを身近に感じられる大切な作品だ。

ドラマ『青春記録』

『青春記録』メインビジュアル(画像出典:tvN DRAMA公式Twitter)

ドラマ『青春記録』は”青春俳優”であるパク・ボゴム、パク・ソダム、ピョン・ウソクを主演に迎え、3人の若者が現実の壁に絶望せず、自ら夢と愛を叶えるために努力する青春の成長記録を描いたストーリーだ。サ・ヘジュン(パク・ボゴム)とアン・ジョンハ(パク・ソダム)による胸が高まるようなロマンスが本格的に展開され、さらなる人気を集めている。

密度の高いストーリー展開と俳優たちの好演により視聴率が上昇中である本作は、韓国tvNのほか、Netflixを通じて世界190カ国で同時配信され、各国の若者たちに多く受け入れられているようだ。特に、韓国をはじめ、香港、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、ベトナム、タイなどアジア圏では高い人気を博し、去る24日にはアジア9カ国のNetflixで1位を記録したほどだ。

『青春記録』

アジア9カ国のNetflixで1位を記録(画像出典:FlixPatrol)

このような高い人気を博し、”注目しない理由が見つからない”期待作であるが、人をそこまで惹きつける理由はどこにあるのだろうか。どうやら今年再度巻き起こった韓国ドラマブームへの便乗だけではないようだ。

2020年、Netflixを通じて世界的なロングヒットを見せた『愛の不時着』や『梨泰院クラス』などの韓流ドラマ。
特に、『梨泰院クラス』や『サイコだけど大丈夫』など若者を主人公に据えたドラマの影響を受け、日本では”韓国の若者”への関心が高まっている。彼らはなぜあんなに大変なのか、なぜあんなに頑張るのか、なぜ海外への就職に積極的なのか、等々‥。

『青春記録』

3人の青春と人生模様をリアリティー溢れる描写で魅せる(画像出典:『青春記録』 公式Instagram)

そのような高い関心を集める中、スタートしたのがドラマ『青春記録』だ。
現代に生きる韓国の若者の姿を映し出している本作は、私たちの関心に応えるかのようなガイドライン的な内容が盛り込まれている。”韓国の若者”が持つ夢や情熱、葛藤といった彼らの生きざまをリアリティー溢れる描写で映し出しており、視聴者の共感を得るだけでなく、ひとつの参考となるドラマとして受け入れられているようだ。

作品の持つ高いクオリティーに加えこのような理由も手伝い、『愛の不時着』や『梨泰院クラス』のように、『青春記録』もロングラン作品となるのではないかと期待されている。

同世代には共感を、親世代には懐かしさと若者の代弁を知ることが出来るドラマとしても楽しめる『青春記録』は、さまざまな世代からのアプローチを受け入れ、応えてくれるような秀逸な作品だ。

一方、tvN『青春記録』は韓国にて毎週月・火曜日の夜9時より放送中。

パク・ボゴム

2011年映画『ブラインド』でデビュー。

以降、映画『コインロッカーの女』(2015)、ドラマ『君を憶えてる』(2015)などに出演。

『恋のスケッチ~応答せよ1988~』(2015-2016)で天才棋士チェ・テクを演じブレイク。2016年8月より放送されたドラマ『雲が描いた月明り』で地上波初主演を果たし、爆発的人気を得る。

パク・ボゴム プロフィール&記事(63)