• 10月20日より配信開始し、配信初週からNetflix週間グローバルTOP10(非英語圏)入りを果たすなど世界中の韓ドラファンから注目を集めているNetflixオリジナル『イ・ドゥナ!』。
  • ドラマだけでなく、撮影地への関心が高まっているという。
  • しかし撮影地を訪れた観光客や地元の人から嘆きの声が上がっている。

ペ・スジ&ヤン・セジョン主演のNetflixオリジナルドラマ『イ・ドゥナ!』(画像出典:Netflix)

先月20日より配信開始した、Netflixオリジナルドラマ『イ・ドゥナ!』。

本作は、平凡な大学生イ・ウォンジュン(ヤン・セジョン扮)と、元人気K-POPアイドルのイ・ドゥナ(ペ・スジ扮)がシェアハウスで出会い、繰り広げるラブロマンスだ。

配信初週からNetflix週間グローバルTOP10(非英語圏)入りを果たし、世界中の韓ドラファンの間で人気を博している。

そしてドラマだけでなく撮影地への関心も高まり、特に主人公のイ・ドゥナ(ペ・スジ扮)とイ・ウォンジュン(ヤン・セジョン扮)が愛を育むシーンで使用された「レンガ造りのトンネル」が観光スポットとして注目を浴びている。

しかし、一目見ようと韓国国内外から多くの韓ドラファンが訪れるも、トンネルの痕跡すら残っていない状況になっているという。

一体、どういうことなのだろうか。

本作は韓国南部・光州市南区楊林洞にある「ヤバネヒイラギモチ」がそびえ立つ丘を中心に、周辺の道路とカフェで撮影が行われた。

そして丘にあるゲストハウスは、ドゥナとウォンジュンがともに生活を送る場所として登場する。

撮影当初、ゲストハウスの周辺には撮影セットが作られたというが、ドラマの撮影が終わるや否や、全てのセットが撤去され、今は撮影前の元の姿に戻っているという。

ゲストハウスを運営する文化事業体代表Aさんは、韓国メディアの取材に対し「Netflix側が撮影後に全ての撮影セットを撤去し、今はドラマの思い出に浸れるようなものが一つも残っていない」と語った。

楊林洞一帯の道と光州川、朝鮮大学校など光州都心のあらゆる場所を美しい映像美で表現する『イ・ドゥナ!』。

ドラマの半分以上が光州を背景に撮影が行われ、光州出身のスジが熱演を繰り広げることから地元住民の間では「光州広報ドラマ」とも呼ばれている。

しかし、作品を観てこの地域にやってきた観光客から惜しむ声が聞こえるのは「レンガ造りのトンネル」だ。

劇中登場する「レンガ造りのトンネル」(画像出典:Netflix)

劇中、シェアハウスの前に設置された同トンネルは、主人公の2人が愛を育む重要シーンとして登場するも、撮影のために一時的に建てられた、いわば”撮影セット”。

当初、完成後に自治体の審議が受けられないことを理由に撤去され、その後審議を通じて再び建てられたというが、またしても撤去されてしまう羽目に。

Aさんによると、2度も建てたドラマのシンボルが撤去される際、地元住民が一斉に声を上げたという。

このまま上手くいけば、新たな人気観光スポットの一つになっていたにも関わらず、当の自治体は撮影セットを管理するのに無関心かつ、観光資源として残す努力を怠ったとして、積極的に行わない自治体の姿勢に地元住民は嘆いている。

さらに、光州市がドラマの支援および撮影現場管理などに前向きな姿勢を見せず、一貫してドラマの観光名所を造成する機会を逃した点を残念がっており、「年間都市利用人口3000万人を目指す”楽しい都市”を作ると意気込んでいた光州市が、観光名所造成の機会をドブに捨ててしまうなんて」「世界から人気を集める観光スポットになっていたのに・・」「多くの観光客を呼び込むことができたのでは?」という声が上がっている。

そして楊林洞で活動する芸術家は「トンネルを残していたらドラマを思い出すのはもちろん、ドラマのように愛が成就する場所として覚えられるのではないかだろうか?この場所が韓国国内外に観光名所としてさらに広く知られる機会だったのに、光州市が訪れた幸運をドブに捨てた」と自治体の対応に不満感を募らせた。

2度も撤去されたというトンネルだが、この人気に便乗し3度目の設置は実現するのか、注目が集まっている。

ダンミ ニュース部

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