• 2023年も残り2カ月。今年も韓国3大放送局とケーブル局が激戦を繰り広げ、数々のヒット作が誕生。
  • その一つ、韓国ケーブル局のtvNで放送された『イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜』が大ヒットし、2023年上半期の韓ドラ界を大いに盛り上げたもののそれ以降は不振が続いている。
  • そんな中、tvNは早速2024年放送の新作ドラマを発表。汚名返上を手助けする作品は一体・・?

2023年も残すところあと2カ月。今年も韓国3大放送局と、ケーブル局が激戦を繰り広げ、数々のヒット作を誕生させた。

その一つ、韓国ケーブル局のtvNで今年1月14日に放送開始した『イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜』(以下、イルタ・スキャンダル)が大ヒット。韓国Netflixでは6週連続1位を獲得する(23年3月5日時点)など、2023年上半期の韓ドラ界を大いに盛り上げた。

tvNといえば、日本でも大人気を博した『愛の不時着』(2019)や『応答せよ』シリーズ、『賢い医師生活』シリーズなど名作ドラマを生み出した、いわば“韓ドラ王国”。

しかし『イルタ・スキャンダル』以降、2023年下半期は不振が続き、tvN作品の視聴率はほぼ一桁台が当たり前の状況に。

この状況から脱するため、tvNは早くも2024年放送予定の作品を発表。汚名返上を手助けしてくれるのは一体どの作品なのか、今回tvN2024年新作ドラマ7選をご紹介!

 

私の夫と結婚して

1作目は、同名ウェブ小説を原作にした『私の夫と結婚して』。

tvN『私の夫と結婚して』で主演を務めるパク・ミニョン (画像提供:©TOPSTAR NEWS)

来年1月1日に放送開始予定の本作は、親友のチョン・スミンと夫のパク・ミンファンが不倫しているところを目撃した余命わずかのカン・ジウォンが、夫に殺害されたことをきっかけに10年前にタイムスリップし、同じ会社の部長ユ・ジヒョクとともに復讐を繰り広げるドラマだ。

tvN『キム秘書はいったい、なぜ?』で主演を務めたパク・ミニョンがカン・ジウォン役に、そしてバラエティで活躍し、現在人気沸騰中のナ・イヌはユ・ジヒョク役に扮する。

さらに、ジウォンの夫パク・ミンファン役にはイ・イギョン、親友チョン・スミン役にはソン・ハユンの出演が確定している。

●出演:パク・ミニョン、ナ・イヌ、イ・イギョン、ソン・ハユン、イ・ギグァン、コン・ミンジョン 他
●話数:未定
●ジャンル:ロマンス/復讐/タイムスリップ
●放送日:2024年1月1日予定

セジャク、魅惑された者たち

2作目は、来年1月に放送予定の『セジャク、魅惑された者たち』。

tvN『セジャク、魅惑された者たち』で主演を務めるチョ・ジョンソク (画像提供:©TOPSTAR NEWS)

本作は、王権と政治的権力の争いの危機に瀕した王のイ・インと、復讐のために彼を誘惑しようとして逆に魅了されてしまったセジャク(スパイ)のカン・ヒスとの残酷な愛を描いたロマンス時代劇だ。

王のイ・イン役には『最高です!スンシンちゃん』(KBS/2013)や「賢い医師生活シリーズ」(tvN/2020、2021)で主演を務めたチョ・ジョンソクが、そして復讐を夢見るカン・ヒス役には最近最終回を迎えた『アスダル年代記:アラムンの剣』でタニャ役を演じたシン・セギョンが抜擢された。

そして先月31日、ヒスに思いを寄せるキム・ミョンハ役にドラマ『愛の不時着』で北朝鮮イケメン兵士役を務めたイ・シニョンが確定したと発表された。

●出演:チョ・ジョンソク、シン・セギョン、イ・シニョン、パク・イェヨン 他
●話数:未定
●ジャンル:時代劇/ロマンス
●放送日:2024年1月予定

涙の女王

3作目は、約3年ぶりのドラマ出演となるキム・スヒョン主演『涙の女王』。

tvN『涙の女王』で主演を務めるキム・スヒョン (画像提供:©TOPSTAR NEWS)

本作は危機を乗り越え、奇跡のような愛を叶えていく夫婦の物語を描いている。

2023年下半期の期待作として放送予定だった本作だが、撮影状況などを踏まえ、2024年上半期に放送が延期となった。

キム・スヒョンはクイーンズグループの法務理事兼百貨店の法務チーム長のペク・ヒョヌ役に扮する。

そして対する妻役には、SBS『相続者たち』(2013)やKBS『太陽の末裔 Love Under The Sun』(2016)、KBS『サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜』(2017)など数々のヒット作で主演を務めたキム・ジウォンが抜擢。劇中では、クイーンズグループの常務理事兼百貨店の社長を務めるホン・ヘイン役を演じる。

また、本作の脚本を手掛けるパク・ジウン作家は『星から来たあなた』(SBS/2013)や『愛の不時着』など、数々の名作を生み出したヒットメーカーで、早くも韓ドラファンの関心を集めている。

●出演:キム・スヒョン、キム・ジウォン、パク・ソンフン、クァク・ドンヨン、イ・ジュビン 他
●話数:全16話
●ジャンル:ロマンス/ブラックコメディ
●放送日:2024年上半期予定

損をしたくなくて

4作目は、韓流スターのシン・ミナがtvN『私たちのブルース』(2022)以来、約2年ぶりに出演するドラマ『損をしたくなくて』。

tvN『損をしたくなくて』で主演を務めるシン・ミナ (画像提供:©TOPSTAR NEWS)

2024年下半期に放送予定の本作は、損をしたくないという理由から偽の結婚式を挙げた女性と、迷惑をかけたくなくて偽の新郎に扮した男性のロマンスドラマだ。

幼少期から愛に縁がなく、未婚という理由だけで会社では福利厚生を受けられない女性ソン・ヘヨン役にシン・ミナが、そして市民警察と呼ばれるコンビニアルバイトのキム・ジヌク役には先月日本ファンミーティングを成功裏に終えたキム・ヨンデが抜擢された。

現時点では、あらすじやメインキャストなどの情報のみ公開されている。

●出演:シン・ミナ、キム・ヨンデ 他
●話数:未定
●ジャンル:ラブコメディ
●放送日:2024年下半期予定

卒業

5作目は、2024年に編成が決定した『卒業』。

tvN『卒業』で主演を務めるチョン・リョウォン (画像提供:©TOPSTAR NEWS)

本作は、私教育市場の代名詞ともいえる大峙洞(テチドン)を舞台に、塾講師たちの人生と愛を描いたロマンスドラマ。全力を尽くして名門大学に送った弟子が大企業を退職した後、新人講師として戻ってきたことから秘密の恋愛が始まる・・。

「大峙洞の奇跡」を成し遂げたベテラン国語講師のソ・ヘジン役は、MBC『私の名前はキム・サムスン』(2005)やSBS『油っこいロマンス』(2018)などで主演を務めたチョン・リョウォンが演じることに。

そして恩師ヘジンを有名講師にした「大峙洞の奇跡」の主人公イ・ジュノ役には、tvN『ロマンスは別冊付録』(2019)やDisney+『最悪の悪』(2023)に出演するウィ・ハジュンが抜擢された。

●出演:チョン・リョウォン、ウィ・ハジュン、ソ・ジュヨン 他
●話数:未定
●ジャンル:ロマンス
●放送日:2024年予定

元敬

6作目は、2024年下半期を目標に制作が進められている『元敬』。

tvN『元敬』で主演を務めるチャ・ジュヨン (画像提供:©TOPSTAR NEWS)

『私の心が聞こえる?』(MBC/2011)や『華政』(MBC/2015)などの演出家キム・サンホPDが手掛ける本作は、朝鮮初期に新しい世界を夢見て、夫の太宗イ・バンウォンを第3の大王に仕立て上げた「キングメーカー」であり、彼とともに権力を勝ち取った「王権共同創業者」である元敬王后の人生を描いた時代劇だ。

宰相之宗(王室との結婚が可能な家柄)の一つ、閔家の娘として生まれ、世界を変えようとイ・バンウォンと結婚した元敬王后役に、Netflixオリジナル『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』で一躍注目を集めたチャ・ジュヨンが選ばれた。

そして東北出身の田舎者で劣等感にまみれた太宗イ・バンウォン役には、Netflix『剣の詩』でメイン悪役を務めるイ・ヒョヌクが抜擢された。

●出演:チャ・ジュヨン、イ・ヒョヌク、イ・ソンミン 他
●話数:未定
●ジャンル:時代劇
●放送日:2024年下半期予定

マエストラ

最後に、全12話編成で音楽を題材にした『マエストラ』。

tvN『マエストラ』で主演を務めるイ・ヨンエ (画像提供:©TOPSTAR NEWS)

来月9日に放送開始する作品だが来年1月まで放送予定のため、今回ピックアップした。

フランスドラマを原作にした本作は、全世界で5%しかいない女性指揮者マエストラが、秘密を隠したままオーケストラの間で巻き起こるミステリアスな事件を暴き、自身を取り巻く真実に歩み寄る話が描かれている。

バイオリニスト出身で、オーケストラを率いる女性指揮者チャ・セウム役を、日本でも絶大な人気を誇る大物女優のイ・ヨンエが務める。

彼女にとって今回が初のtvNドラマ。そして『調査官ク・ギョンイ』(JTBC/2021)以来、約3年ぶりのドラマ出演となっている。

●出演:イ・ヨンエ、イ・ムセン、ファン・ボルムビョル、キム・ヨンジェ、パク・ホサン 他
●話数:全12話
●ジャンル:音楽/ミステリー
●放送日:2023年12月9日~2024年1月14日予定

ダンミ ニュース部

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