- SMエンターテインメントに対し、ファンが苦言を呈している。
- 発端は、SHINee(シャイニー)のテミンが12月に行うソロコンサートのチケット代金の引き上げ。
- その価格が、かつてSMが高いと批判したHYBEと同価格だったため、韓国ネットには、皮肉を込めたコメントが多数上がっている。
K-POPファンが、SMエンターテインメントに愚痴をこぼしている。
10月30日、SHINee(シャイニー)のテミンが、4thミニアルバム『Guilty』をリリース。ソロアーティストとしては、約2年5カ月ぶりのカムバックである。
来る12月には、待望のソロコンサート『METAMORPH』も行われる。
所属事務所のSMエンターテインメント(以下、SM)は、12月16日17日の2日間、仁川・永宗島(ヨンジョンド)のインスパイアアリーナでのコンサート開催を予告。
インスパイアアリーナは、国内初の多目的公演専用アリーナで、その規模は1万5000席だという。テミンは同会場で単独公演を行う、初のアーティストとなる。
韓国での単独オフライン公演は、2019年3月に行われたソロコンサート『T1001101』以来の約4年9カ月ぶり。ファンからは、歓喜の声が上がった。
ところが、争奪戦必至のチケッティングに向けて詳細が公開されると、一部のファンからは不満の声も漏れてきた。
理由は、公演チケットの価格にあった。
今回のテミンのソロコンサート『METAMORPH』の販売チケット価格は、「Metamorph席 198,000ウォン(約19,800円)」「一般席 154,000ウォン(約15,400円)」の2種類。
一般席よりも料金が高い「Metamorph席」は、本公演の前に行われるサウンドチェックイベントから参加できる。サウンドチェックでは、アーティストがリハーサルを兼ねて数曲歌うのも見られるため、その分の料金がプラスされているという訳だ。
しかし、そんな特典付チケットではあるものの、これまでと比べて一気に“198,000ウォン”に急騰した価格には、ファンも驚きを隠せなかったよう。
韓国ネットでは、「ソロコンサートでこの値段!?」「20万ウォン! どんどん高くなる‥」「サウンドチェックの押し売り」「良席に行くために、強制的にサウンドチェック付の席を選択させるのはひどい」「ネタバレになるから、リハーサル見たくないんだけど」「高いけど、テミンのリハーサルは見たい」など、様々な反応が上がっている。
またその中には「HYBEを狙撃しておいて、結局真似してる」「HYBEを叩いてたくせに・・」「自分たちからHYBEを狙撃して、そのまま真似する」といったSMに対する批判コメントも見られる。
なぜここで“HYBE”というワードが出てきたかというと、これは今年(2023年)2月に巻き起こった、HYBEによるSM買収騒動が関係している。
当時、買収に反対していたSM経営陣が「SMがHYBEの敵対的買収に反対する理由」として提示した資料に、公演チケットの価格上昇を危惧する内容が含まれていたのである。
SM経営陣によると、K-POP界のトップ企業同士が合併した場合、市場全体の売り上げの60%ほどを占める独占的地位を持つことになり、K-POP市場の多様性を阻害することになると主張。さらにこのような独占状態では、結局最も被害を受けるのはファンだと予測し、1つの例として、HYBE傘下レーベルの公演チケットの価格上昇を挙げた。
そして、HYBEとSM所属アーティストらのチケット価格を比較し、HYBEで最も高いのは「ボーイズグループT 198,000ウォン」、SMでは「aespa(エスパ) 154,000ウォン」だとし、「天井知らずのコンサートチケット代‥引き上げの始まりはHYBE?」と批判した。
韓国のオンラインコミュニティーで、当時のSM側の主張が共有されると「全く同じ価格にしてるじゃん!」「悪口言っといて真似するなんてびっくり」「あの時の経営陣が訴えていた映像を見ると笑いしか出ないww」「SM、今年は恥をかいてるね 」など、SMに対する苦言が多数上がっている。
今回SM側は、テミンのソロコンサートのチケット価格を、自ら「高い」と批判したHYBEと同料金に引き上げて販売する。
皮肉なことに、チケットの価格上昇という点だけ切り取れば、「最も被害を受けるのは結局ファン」というSM側の予測は当たったようだ。
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