• 韓ドラロマンス時代劇は現代劇に比べ、控えめで遠回しな愛情表現が魅力の1つ。
  • 中でも高い確率で話題になるのがバックハグシーンだ。
  • 本記事では、胸キュン必至のバックハグが多くの視聴者を魅了した作品を紹介する。

時代劇といえば、現代劇に比べ文学的で遠回しな表現や描写が多いのが特徴。

ロマンス時代劇の場合それが顕著で控えめな愛情表現が切なく、直接的に描いた作品よりも感情を抑えたようにも見える演技に、心を鷲掴みにされたことのある韓ドラファンは多いのではないだろうか。

そんな演出の中で特に視聴者の注目を浴びてやまないのが”バックハグ”。

例えば王や世子が戦など危険な場に行こうとするのを、ヒロインが「行かないで」と後ろから抱き着いて引き留めるシーンや、男性ヒロインがそっと背後から抱きしめて愛を囁く場面など、様々だ。

そこで本記事では、ロマンス時代劇で観る者を魅了する胸キュン必至のバックハグシーンがある作品を5つ紹介する。

還魂:光と影 (2022)

<第10話>
『還魂』に続くシリーズ第2弾、歴史にも地図にも存在しない仮想国家”テホ国”を背景に、魂を入れ替える” 還魂術”によって運命がねじれてしまった者たちが、これを克服し成長していくファンタジーロマンス。

オープニングで主人公チャン・ウクとチョン・ブヨンが、2人にゆかりのある大きな木を眺めながるシーンでバックハグしている。

運命に翻弄されすれ違い続けた2人が、やっと互いの気持ちを確認しあいまっすぐ向き合った場面だけに視聴者の感動を呼んだ。

『還魂:光と影』

『還魂:光と影』(画像出典:tvN)

●出演:イ・ジェウク、コ・ユンジョン、ユ・ジュンサン他
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・Netflix


還魂:光と影(動画出典:YouTube Netflix Japan)

赤い袖先 (2021)

<第5話>
国のために生きなければならなかった王イ・サンと、自分の選択した人生を行きたかった宮女ドクイムの、切なくも美しい王宮ラブストーリー。

数々の胸キュンシーンが女性視聴者を虜にしたが、その1つが第5話のバックハグだ。

ティーザー映像でも公開され大きな話題となったシーンで、イ・サンのことが気になるドクイムと、身分の壁という大きな障がいがありながらも彼女への愛が次第に深くなるイ・サン。叶うはずのない恋の行方が気になる一幕だ。

『赤い袖先』

『赤い袖先』(画像出典:MBC)

●出演:イ・ジュノ(2PM)、イ・セヨン、カン・フン他
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・U-NEXT


赤い袖先(動画出典:YouTube MBC drama)

チャン・オクチョン (2013)

<第9話>
“朝鮮3大悪女”として知られるチャン・ヒビンと朝鮮第19代国王・粛宗(スクチョン)の悲しくも破滅へと向かう純粋な愛を描いたロマンス時代劇。

粛宗のチャン・ヒビンに対する愛情の示し方が見どころの1つとなった作品で、初めて求愛したシーンは、強引ながらも切実さが感じられ女性なら憧れるはず。

王の愛の告白に対し、何も答えずに立ち去ろうとするチャン・ヒビンをいきなりバックハグして引き留め、国王としてではなく1人の男として大切にすると愛を誓った。

『チャン・オクチョン』

『チャン・オクチョン』(画像出典:SBS)

●出演:キム・テヒ、ユ・アイン、ホン・スヒョン他
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・TELASA
・Hulu
・みるアジア


チャン・オクチョン(動画出典:YouTube CinemartChannel)

ノクドゥ伝~花に降る月明り~ (2019)

<第5話>
刺客を追い女装をして女性だけが住める村にたどり着いた男性ノクドゥと、妓生(キーセン)見習いのドンジュがひょんな出来事をきかっけに同居することになり繰り広げるロマンス時代劇。

運動音痴のドンジュにノクドゥがダンスを教えてあげるシーンで、指導に熱中するあまりいつの間にか2人は至近距離に。あたかもバックハグしているかのような構図が、視聴者から熱い視線を浴びた。

戸惑うドンジュに対し、それに気づかず熱心に動きを説明するノクドゥだったが、やがて彼もハッとして気まずい雰囲気が流れる。両者の微妙な感情の変化がなんとも初々しく爽やかなシーンだ。

『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』

『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』(画像出典:KBS)

●出演:チャン・ドンユン、キム・ソヒョン、カン・テオ他
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・U-NEXT
・Rakuten TV
・TELASA


ノクドゥ伝~花に降る月明り~ (動画出典:YouTube KBS Drama)

王は愛する (2017)

<第5話>
固い友情で結ばれた世子ウォンと彼の護衛であり親友のリンが、ヒロインであるサンの登場により三角関係に発展するフィクションロマンス時代劇。

世子とサンの恋模様に目がいきがちだが、リンとの関係性も大きな視聴ポイントの1つとなっており、第5話では一触即発の状況下で出会った2人の姿が描かれた。

机の下に隠れ緊張感溢れるシーンで、互いの息の音が聞こえるのではないかと思うほど密着。それだけでも視聴者の視線を奪ったが、リンがサンの口だけでなく手までしっかりと押さえている姿に女性視聴者が悶絶した。

『王は愛する』

『王は愛する』(画像出典:MBC)

●出演:イム・シワン、ユナ(SNSD)、ホン・ジョンヒョン他
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・U-NEXT
・Amazon Prime Video
・Rakuten TV
・TELASA
・Hulu
・Disney+
・DMM TV
・FOD


王は愛する(動画出典:YouTube TCEchannel)

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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