- 韓国ドラマの代表的な視聴ツールNetflix(ネットフリックス)では、韓ドラがその視聴ランキングに複数ランクインすることが珍しくない。
- しかし今、日本のアニメがその地位を脅かしつつある。
- そこで本記事では、アニメのファンタジー性に着目、韓ドラでアニメのような世界観を楽しめる作品を2つを天秤にかけ、各アニメとの共通点を紹介する。
韓ドラファンのフェイバリットツールといえば、Netflix(ネットフリックス)がその1つだろう。
同動画配信サービスの視聴ランキングである”今日のTV番組TOP10(日本)”でも、韓国ドラマが複数ランクインしているのが日常の光景となっている。
そんな中、最近特に幅を利かせているのが日本のアニメ。8月18日現在、なんと5作もランキングに名を連ねている。
若干アニメに押され気味の韓国ドラマだが、意外にも両者には似ている部分があるのをご存じだろうか。それはファンタジーを描いているという点。韓ドラ界は、非現実的な物語を違和感なく視聴者に見せるのを得意としており、近年はウェブ漫画を原作にしたドラマも増加傾向にある。
そこで本記事では、アニメ好きにおすすめしたいファンタジー要素がたっぷり詰まった話題作『九尾狐伝1938』(tvN/2023)と、『悪霊狩猟団 カウンターズ』シリーズ(OCN/2020、tvN/2023)を天秤にかける。
あらすじ
『九尾狐伝1938』は、ある出来事をきっかけに1938年の混沌とした時代に不時着した九尾狐(クミホ)が、現代に戻るために奮闘するファンタジーアクションドラマ。
『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(tvN/2016)で死神に扮したイ・ドンウクが、主人公で九尾狐のイ・ヨンを。彼の弟でイ・ヨンをかばって命を落としたイ・ランをキム・ボムが担当。イ・ヨンが弟の死を悲しみ、彼の転生を望むことからストーリーが展開していく。
一方『悪霊狩猟団 カウンターズ』シリーズは、いつもは麺料理店の店員として働いているが、地上に悪霊が出現すると退治に出かける”カウンターズ”が繰り広げる痛快な物語で、世の中の平和と大切な人を守るために強敵に挑んでいくヒーローもの。
シーズン1では、チョ・ボンギュ、ユ・ジュンサン、キム・セジョン、ヨム・ヘランがカウンターズを、シーズン2では既存のメンバーにユ・インスを加え新体制で悪霊退治を繰り広げている。
両者全く異なるタイプの作品だが、完全なるファンタジーもの。『悪霊狩猟団 カウンターズ』シリーズに至ってはウェブ漫画を原作にしている。
『鬼滅の刃』好きなら『九尾狐伝1938』?
『九尾狐伝1938』は、イ・ヨンが日本統治下の朝鮮にタイムスリップした設定で、レトロなセットや小物、演出が特徴。
だからだろうか、本作とさほど違いのない大正時代を背景にした大ヒット漫画『鬼滅の刃』とどことなく雰囲気が似ている部分が。
また、『鬼滅の刃』では”鬼”と表現されていたが、妖怪との対決が物語のメインになっている点でも両者は共通しており、『九尾狐伝1938』には雪女など日本の妖怪まで登場する。
それに加え、主人公がアクションを起こすきかっけとなったのが”大切な人”であるという点も同じ。『鬼滅の刃』が家族を鬼に襲われ、妹を元の姿に戻すために主人公が立ち上がったのに対し、『九尾狐伝1938』は弟の死が契機だ。
『BLEACH』好きなら『悪霊狩猟団 カウンターズ』シリーズ?
『悪霊狩猟団 カウンターズ』シリーズは、バトルアクションコミック『BLEACH』を彷彿とさせるものがある。
まず、人間でありながら各自特別な能力を与えられ訓練でさらに鍛えあげたカウンターズが、悪霊を倒していくというのがその理由。
『BLEACH』も主人公の高校生、黒崎一護が訓練により戦闘能力を上げ悪霊(『BLEACH』では”虚(ホロウ)”)と戦っていくスタイルだ。
そして悪霊が元は人間で、人の負の側面から生み出され市民に危害を加える存在である点や、強さが格付けされている点も同じ。両作をご覧になった人は”魂”がキーワードになっているのもご存じだろう。
また、登場人物が現世とあの世を行き来するという部分や、しっかりとバトルシーンが描かれているという面も共通している。
*****
その他『九尾狐伝1938』は、『うしおととら』や『鋼の錬金術師』に、『悪霊狩猟団 カウンターズ』は、『喰霊』や『呪術廻戦』に類似性を感じる人がいるかもしれない。
本作で紹介したドラマとアニメは、作者も違えば細かな設定まで異なる全く別の作品で、それぞれに面白さがあるものばかり。
しかしどことなくその世界観が、各アニメを彷彿とさせる『九尾狐伝1938』と『悪霊狩猟団 カウンターズ』。まだ見ていない人は、この機会にご覧になってみてはいかがだろうか。アニメ好きならきっと楽しめるはず。
九尾狐伝1938
悪霊狩猟団 カウンターズ
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