• 新作ドラマ『ムービング』が好評を得て、配信プラットフォームであるDisney+(ディズニープラス)が脚光を浴びている。
  • この勢いに乗り、業界トップを走るNetflix(ネットフリックス)に反撃を開始するのではないかと言われており、韓ドラファンなら同配信サービスに興味を抱かずにはいられない状況。
  • そこで本記事では、Disney+の加入を検討している人のために、Disney+でのみ視聴可能なオリジナル作品で2023年下半期に配信予定のものを4つ紹介する。

韓国ドラマを楽しむことのできるOTTといえばNetflix(ネットフリックス)。他を押しのけ独走状態といっても過言ではないほど、多くの韓ドラファンに親しまれている。

そんな強敵の陰に隠れてしまい、いまいち目立っていないOTTの1つがDisney+(ディズニープラス)だ。Netflix同様、自社で手掛けたオリジナル作品を輩出し、Disney+でだけ楽しめる作品を作るなど奮闘しているのだが、努力がなかなか報われずそこまで脚光を浴びることがなかった。

しかし現在配信中の『ムービング』が大きな話題に。8月16日に配信遅延のトラブルが発生した際には、視聴者からクレームが殺到したほどだったのだとか。

この状況に一部韓国メディアはDisney+が、『ムービング』を機にアグレッシブに製作費を投入、豪華キャストを迎えNetflixに反撃していくのではないかとみている。

まさに追い風が吹いているDisney+、気になっている人も多いのではないだろうか。しかし有料プラットフォームであることから利用を躊躇している人も多いはず。そこで本記事では、そんな韓ドラファンのために、2023年下半期に配信予定ですでに注目されているDisney+オリジナル作品4つをご紹介。

 

最悪の悪

韓国を背景に麻薬密売トライアングルの国際犯罪組織を一網打尽にするため、警察官のパク・ジュンモが新興犯罪組織で潜入捜査をする過程を描いた犯罪アクションドラマ。

アクション演技に定評のあるチ・チャンウクが主演を務めるとあって、ドラマファンからはすでに熱い視線が寄せられており、敵と味方の区別がつかず、真実と嘘が交錯する興味をそそるストーリーと相まって早くも話題に。

『イカゲーム』(Netflix/2021)で刑事役を務めるなど、どちらかといえば好青年のイメージが強いウィ・ハジュンが犯罪組織のボスをどのように演じるのかも注目されている。

『最悪の悪』

『最悪の悪』(画像出典:Disney+)

●出演:チ・チャンウク、ウィ・ハジュン、イム・セミ他
●配信開始予定日:9月27日

サウンドトラック♯2

2023年に配信された『サウンドトラック#1』のシリーズ第2弾。前作ではハン・ソヒとパク・ヒョンシクが主演を務め、”幼なじみの男女に友情は成立するのか”をテーマにラブストーリーを繰り広げたが、今回は監督はそのままで、クム・セロクとノ・サンヒョンが”一度別れた男女の再会”を描く。

強く愛し合ったものの冷たく別れた男女が、偶然にも再び出会い未練をトキメキに変えていくロマンス物語となっている。

『愛と、利と』(JTBC/2022)で日本の韓ドラファンにも知られるようになったクム・セロクと、新鋭の若手俳優として期待されているノ・サンヒョン。シーズン1が好成績を残しただけに、2人がどのようなロマンス演技を披露するのか期待される。

クム・セロクとノ・サンヒョンは、『サウンドトラック♯2』で主演を務める

『サウンドトラック♯2』で主演を務めるクム・セロクとノ・サンヒョン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

●出演:クム・セロク、ノ・サンヒョン他
●配信開始予定日:9月13日

ハンガン警察

漢江(ハンガン)を守る漢江警察隊が、漢江をめぐる犯罪に巻き込まれながら繰り広げる出来事を描いたコミックアクションドラマ。

かつてはロマンスドラマの帝王として君臨し最近はコメディー作品で異なる一面を披露、円熟味が増し俳優としての余裕までも醸し出しているクォン・サンウが血の気の多い警察官ハン・ドゥジンを。悪役演技に定評のある演技派俳優キム・ヒウォンが、ハン・ドゥジンとは真逆の性格を持った警察官イ・チュンソクを演じる。

安定感抜群のキャスティングは、視聴者を裏切らない作品に仕上がっているのを予感させる。

『ハンガン警察』

『ハンガン警察』(画像出典:Disney+)

●出演:クォン・サンウ、キム・ヒウォン、イ・サンイ、ペ・ダビン他
●配信開始予定日:9月13日

ヴィジランテ

毎週末、犯罪者狩りをする警察学校の生徒キム・ジヨンと、これに気づいた記者のチェ・ミリョ、マスコミと政界の注目を浴びる”ヴィジランテ”の存在を追う広域捜査隊の捜査官チョ・ホンを描いたダークスリラー。再生回数3億7000万にも及んだ同名の人気ウェブ漫画の実写ドラマ版だ。

幼い頃に町のごろつきに母を殺害され、その敵を探すために警察学校に入学、週末になると犯罪者に制裁を加えるダークヒーローで主人公のキム・ジヨンを今を輝くナム・ジュヒョクが、広域捜査隊の捜査チーム長チェ・ホンを、重厚感のある演技が印象的なユ・ジテが演じる。

ストーリーはすでに保証済みでキャストの演技力も各出演作で立証されている。コケる要素が見つからない、成功を期待させる作品だ。

『ヴィジランテ』

『ヴィジランテ』(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

●出演:ナム・ジュヒョク、ユ・ジテ、イ・ジュニョク、キム・ソジン他
●配信開始予定日:2023年11月

その他、Disney+が制作した作品ではないが、『アスダル年代記』(tvN/2019)のシリーズ第2弾で期待の超大作『アラムンの剣』(tvN)が独占配信される予定だ。ファン待望の続編で、新たに投入されたイ・ジュンギとシン・セギョンの活躍に期待が寄せられている。

また少し先だが2024年には、『ア・ショップ・オブ・キラーズ』がラインナップに加わる予定。両親を失くしショッピングモールを運営する叔父の下で育った甥が、叔父の急な死の後、客に訃報を知らせ繰り広げられるミステリーサスペンスだ。

『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(tvN/2016)で死神に扮したイ・ドンウクが叔父役を、『キングダム』シリーズ(Netflix/2019、2020)や『コネクト』(Disney+/2022)で知られる新鋭女優キム・へジュンが甥役を務める。

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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