韓国ドラマを配信している大手VOD(動画配信サービス)では、バラエティーに富んだ作品が多数配信されている。

この8月も、話題の新作ドラマの配信が目白押し。しかもその多くが、韓国と同時配信のため、日本でも楽しむことができる。

視聴前にネタバレを目にしたくない方には、本国とほとんど時差がなく視聴できるのは嬉しいこと。注目度も話題性も高い作品であれば、尚更だ。

そこで本記事では、大手VOD3社で、8月配信開始の注目の新作ドラマ6つをピックアップ！

ラブコメディー、ミステリー、サスペンス、アクションと今夏の熱さを忘れさせてくれる(？)、充実の豪華ラインナップを厳選してご紹介する。

Netflix

Netflix(ネットフリックス)からは、以下の2作品に注目。

ヒップタッチの女王(JTBC)

●日本配信開始日：8月13日
●ジャンル：ラブコメディー
●出演者： ハン・ジミン、イ・ミンギ、スホ(EXO) 他

JTBC(Netflix)『ヒップタッチの女王』 (画像出典：JTBC)

本ドラマは、動物や人間の“ヒップ”を触ると彼らの過去が見られるという能力を手に入れた獣医ポン・イェブン(ハン・ジミン扮)と、そんな彼女の能力を必要とするエリート刑事ムン・ジャンヨル(イ・ミンギ扮)が、連続殺人事件に巻き込まれるコミカル捜査劇。

イェブンの恋心をくすぐるコンビニ店員キム・ソヌ役を演じるのは、EXO(エクソ)のスホ。彼は、親切だが、本心が読めない謎の多いキャラクターとして登場する。主要キャスト3人がどう絡んでいくのかに注目だ。

マスクガール(Netflixオリジナルシリーズ)

●日本配信開始日：8月18日
●ジャンル：ミステリー/ブラックコメディー
●出演者：コ・ヒョンジョン、アン・ジェホン、ヨム・ヘラン、ナナ(AFTERSCHOOL) 他

Netflixオリジナルシリーズ『マスクガール』(画像出典：Netflix)

同名のウェブ漫画を原作にした作品で、自身の外見にコンプレックスを持った平凡な会社員キム・モミが、マスクで顔を隠し、毎晩ライブ配信者として活動しながら、とある事件に巻き込まれていくストーリー。

キャラクターは一人だが、3つの異なる顔を持つキム・モミを演じるのは、女優のコ・ヒョンジョンとナナ、そして正体不明の”マスクガール”。3人目について公開されているのは、新人女優という情報のみ。彼女の正体に世間の注目が集まっている。

Disney＋

Disney+(ディズニープラス)の8月注目作は、すでに配信開始となっている2作品。

ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム シーズン2(SBS)

●日本配信開始日：8月4日
●ジャンル：サスペンス
●出演者： キム・レウォン、ソン・ホジュン、コン・スンヨン 他

SBS『ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム』シーズン2 (画像出典：SBS)

韓国ドラマ史上初めて、消防と警察の共助を描いたドラマ『ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム(2022)』のシーズン2。

続編では、前シーズンの見どころだったチームプレイがさらにアップグレード。災害や犯罪の現場に真っ先に駆け付ける消防隊員と警察官に、証拠を見つける国立科学捜査研究院が加わった“トライアングル共助”を通じて、さらにスケールの大きな世界観と破壊力の高いストーリーが描かれる。

ムービング(Disney+オリジナル)

●日本配信開始日：8月9日
●ジャンル：アクション
●出演者：リュ・スンリョン、ハン・ヒョジュ、チョ・インソン、チャ・テヒョン 他

Disney+オリジナル『ムービング』(画像出典:Disney+Korea Instagram)

大人気ウェブトゥーンを実写化するためにかかった制作費は、なんと約650億ウォン(約65億円)。さらに、歴代級の豪華キャスティングが、公開前から話題となっていた本作。

超能力を隠したまま現在を生きる子どもたちと、秘密を抱えながら過去を生きてきた親たちが、時代と世代を越えて押し寄せる巨大な危険に共に立ち向かう、スーパーヒーローものとなっている。

莫大な制作費が投じられた見ごたえあるアクションシーンと、親子の絆を描き出すヒューマンドラマに期待。

Hulu

Hulu(フールー)からは、すでに韓国での放送が終了した話題作2つをご紹介。

庭のある家(ENA)

●日本配信開始日：8月11日
●ジャンル：ミステリー
●出演者： キム・テヒ、イム・ジヨン、キム・ソンオ 他

ENA『庭のある家』(画像出典：KTスタジオgenie)

7月に韓国での放送を終えた本作は、放送前からすでに異例の190ヵ国以上での配信が決定していた超話題作。

物語は、完璧な家で絵に描いたような優雅な暮らしをしていたジュラン(キム・テヒ扮)と、貧しさと夫からのDVに苦しむサンウン(イム・ジヨン扮)という正反対の2人が、庭から漂ってきた悪臭をきっかけに出会うことで繰り広げられる。

3年ぶりのドラマ復帰を果たしたキム・テヒと、Netflixオリジナルシリーズ『ザ・グローリー』の悪役演技で注目を浴びたイム・ジヨンの共演作は、日本の韓ドラファンも大注目の一作。

ハピネスバトル(ENA)

●日本配信開始日：8月27日
●ジャンル：サスペンス
●出演：イエル、チン・ソヨン、チャ・イェリョン、パク・ヒョジュ、ウ・ジョンウォン 他

ENA『ハピネスバトル』(画像出典：ENA)

実力派女優が集結した本作は、幼稚園のママ友同士の熾烈なSNSバトルと、主婦の謎の死の真相を描いたサスペンススリラー。

SNSにはいつも演出した写真を掲載し、幸せな家族をアピールしている母親たちは、自身の幸せを守るため、裏では他人の幸せを壊そうと嫉妬心をむき出しにする。そして、ある主婦が謎の死を遂げたことで、妹のチャン・ミホ(イエル扮)が思いがけない事件に巻き込まれていく。

セレブな生活の裏に隠していた秘密や、SNSに翻弄される母親たちなど、現代の闇をテーマにした作品。

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