• 世界中のファンを虜にし、注目を集めている韓国ドラマ。
  • 日本でもさまざまな作品が話題となっているが、韓国人はどんな作品に関心を持っているのだろうか。
  • 今回は韓国ギャラップ社の『韓国人が好きな放送映像プログラム』の調査から、韓国人が好きなドラマ(2023年7月)をご紹介する。

次々と新たな作品が登場し、世界中のファンを夢中にしている韓国ドラマ。

日本でもSNSなどを中心に韓国ドラマが話題となっているが、韓国人はどんな作品を好んで視聴しているのだろうか。

アメリカの世論調査機関であるギャラップ社は、定期的に各国で社会的な調査を行っており、韓国ギャラップ社は毎月、『韓国人が好きな放送映像プログラム』の調査結果を発表している。

7月も名だたるドラマやバラエティーが次々とランクインし、興味深い結果が登場。

今回はそんな韓国ギャラップ社の世論調査から明らかとなった、2023年7月に韓国人から最も愛された韓国ドラマベスト5をご紹介する。(※選好度:番組を選んだ人の割合)

1位 KBS2『本物が現れた!』

●選好度:3.7%(2023年7月)
●放送期間:2023年3月25日~2023年9月10日(予定)
●出演:アン・ジェヒョン、ペク・ジニ、チャ・ジュヨン、チョン・ウィジェ 他

KBS2『本物が現れた!』は俳優のアン・ジェヒョンが産婦人科医役を務める

俳優のアン・ジェヒョンが産婦人科医役を務めるKBS2『本物が現れた!』(画像出典:KBS2)

非婚主義の産婦人科医のコン・テギョン(アン・ジェヒョン扮)と、シングルマザーのオ・ヨンドゥ(ペク・ジニ扮)による偽装契約ロマンスを描いたラブコメホームドラマ。

妊娠や出産、育児などを通じ、成長していく家族の様子や、登場人物たちが繰り広げる波乱な恋愛模様に注目が寄せられ、7月23日に放送された36話では、最高視聴率23.9%を記録した。

2023年7月の『韓国人が好きな放送映像プログラム』調査では、数あるドラマやバラエティー番組の中から堂々の1位に選ばれている。

●現在日本で視聴可能な動画配信サービス
・未定


KBS2『本物が現れた!』

2位 JTBC『キング・ザ・ランド』

●最高選好度:3.2%(2023年7月)
●放送期間:2023年6月17日~2023年8月6日
●出演:イ・ジュノ(2PM)、ユナ(少女時代)、コ・ウォニ、キム・ガウン 他

JTBC『キング・ザ・ランド』はイ・ジュノとユナの共演が話題となった

イ・ジュノとユナの共演が話題となったJTBC『キング・ザ・ランド』(画像出典:JTBC)

2PMのイ・ジュノと、少女時代のユナが共演した本作は、ホテルを舞台に繰り広げられるシンデレラ・ラブコメディ。

劇中では作り笑顔を嫌う御曹司のク・ウォンと、職業上笑顔を必要とするホテリアーのチョン・サランが、共に明るく笑える日常を作り上げる様子が描かれている。

放送前から高い話題性を占めており、初回は視聴率5.07%でスタート。8月6日に放送された最終回は、最高視聴率13.7%で幕を閉じた。

●現在日本で視聴可能な動画配信サービス
・Netflix


JTBC『キング・ザ・ランド』

3位 SBS『悪鬼』

●最高選好度:3.0%(2023年7月)
●放送期間:2023年6月23日~2023年7月29日
●出演:キム・テリ、オ・ジョンセ、ホン・ギョン 他

SBS『悪鬼』は女優のキム・テリが主演を務めた

女優のキム・テリが主演を務めたSBS『悪鬼』(画像出典:SBS)

亡くなった父の形見である赤い髪飾りを受け取り、悪鬼に取り憑かれたク・サニョン(キム・テリ扮)と、悪鬼が見える民族学科教授のヨム・ヘサン(オ・ジョンセ扮)が、相次ぐ謎の死の真相を暴くために奔走するオカルトミステリー作品。

全12部作の本作はホラージャンルであるため、視聴者の好みは分かれたが、初回放送から視聴率9.9%と好調な滑り出しを見せた。最終回では最高視聴率11.2%を記録している。

●現在日本で視聴可能な動画配信サービス
・Disney+


SBS『悪鬼』

4位 KBS『蝶よ花よ』

●最高選好度:2.1%(2023年7月)
●放送期間:2023年3月27日~2023年9月15日(予定)
●出演:ソ・ジュニョン、キム・シフ、ユン・ダヨン、カン・ダヒョン 他

KBS『蝶よ花よ』はソ・ジュンヨンの7年ぶりのドラマ復帰作となった

ソ・ジュンヨンの7年ぶりのドラマ復帰作となったKBS『蝶よ花よ』(画像出典:KBS1)

シングルファーザーのクム・ガンサン(ソ・ジュンヨン扮)が、養子のオク・ミレ(ユン・ダヨン扮)に”蝶よ花よ”と愛を注ぎ、成長していく家族の姿を描いた心温まる愉快なホームドラマ。

主演を務めたソ・ジュニョンの約7年ぶりとなるドラマ復帰作としても話題となった。

視聴率に定評のあるKBSの*日日ドラマ枠の作品で、主婦層からの熱い支持を獲得し、4月24日放送の21話では、最高視聴率14.7%を記録した。

*日日ドラマ(일일 드라마):月曜日〜金曜日に毎日放送されている帯ドラマ

●現在日本で視聴可能な動画配信サービス
・未定


KBS『蝶よ花よ』

 

5位 tvN『生まれ変わってもよろしく』

●最高選好度:1.3%(2023年7月)
●放送期間:2023年6月17日~2023年7月23日
●出演:シン・ヘソン、アン・ボヒョン、ハ・ユンギョン 他

tvN『生まれ変わってもよろしく』はシン・ヘソンとアン・ボヒョンが共演した

シン・ヘソンとアン・ボヒョンが共演したtvN『生まれ変わってもよろしく』(画像出典:tvN)

19回目の人生を生きるパン・ジウム(シン・ヘソン扮)が、前世の初恋相手である男性ムン・ソハ(アン・ボヒョン扮)と出会うために奮闘する転生ロマンス。

劇中ではヒロインが正体を隠し、ムン・ソハが専務を務めるホテルに入社。ともに働きながら距離を縮めていく様子や、登場人物の心の傷や悲しみを見事に表現した俳優陣の演技力の高さが話題となった。

同名のウェブ漫画が原作で、企画・制作をスタジオドラゴンが行っている。

●現在日本で視聴可能な動画配信サービス
・Netflix


tvN『生まれ変わってもよろしく』

今回の『韓国人が好きな放送映像プログラム』調査では、韓国国内の満18歳以上の1001人が回答。2023年7月18日〜7月20日の期間に電話調査が行われた。

松原紗乃

K-POPや韓国ドラマ関連の記事を投稿している松原紗乃です。日頃から韓国芸能情報をチェックし、アイドルの活躍や新ドラマの配信を楽しみにしています。トレンドを通して、韓国文化の魅力を伝えられるような記事執筆を心掛けています。

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