- 先日Danmee(ダンミ)で紹介した「朝鮮王朝で最も美しい王妃 ベスト3」に続く、第3弾!
- 韓流ファンに根強い人気のある、韓ドラ時代劇に関する情報をお届けする。
- 今回は、ネットの情報や歴史コラムなどで、“愛妻家”と言われている、朝鮮国王5人にスポットを当てる。
多くの韓流ファンから支持されている、韓ドラ時代劇。これまでに、名作と呼ばれるドラマがたくさん誕生している。
歴史物は、権力争いや様々な人間模様、細かな心理描写などが見どころ。
しかし、登場人物が多く、人間関係も複雑過ぎて、なかなか一人一人のキャラクターを深く知ることは難しい。
そこで今回は、以前Danmee(ダンミ)で紹介した「朝鮮王朝のイケメン国王ベスト5」「朝鮮王朝で最も美しい王妃 ベスト3」に続く第3弾として「愛妻家だった朝鮮国王」をご紹介。
韓国のネット情報や歴史専門家のコラムなどを参考に、愛妻家として伝えられている、5人の国王にスポットを当てる。
太祖(イ・ソンゲ)
まずは、愛妻が格別な寵愛を受けたと伝えられている、朝鮮王朝の初代国王の太祖(テジョ)。高麗時代に無敵の武将と呼ばれ、武勲を立てて名声を手にし「李氏朝鮮」を建国した人物である。
彼の故郷の妻は「郷妻」、都に住む妻は「京妻」と呼ばれた。
郷妻が初代国王の第一夫人だが、朝鮮建国前に亡くなっているため、第二夫人の京妻が実質上の初代王妃とされ、寵愛を受けたと言われている。

『六龍が飛ぶ Roots of the Throne(SBS/2015)』で太祖役を演じた、チョン・ホジン (画像出典:SBS)
太祖は、この京妻との間に生まれた王子イ・バンソクを王位継承者に任命。この決定に憤慨した王子イ・バンウォンが父に反旗を翻したのだが、これを“王子の乱”という。
太祖がイ・バンソクを王位継承者に任命した理由が、妻への愛情ではなく「彼が極度の“恐妻家”だったため」との見解を示す歴史学者もいるという。
大ヒット韓国ドラマ『六龍が飛ぶ Roots of the Throne(SBS/2015)』では、初代王となるイ・ソンゲ(太祖)を含む、6人の勇者とされる人物が朝鮮王朝建国のために革命を起こすストーリーが描かれているので、その生い立ちをぜひ確認してみていただきたい。
●登場するドラマ:
『私の国(JTBC/2019)』
『朝鮮駆魔師(SBS/2021)』
『太宗イ・バンウォン(KBS/2021)』など
定宗
第2代国王・定宗(チョンジョン)は、朝鮮王朝時代の王の中で最も愛妻家だったと言われている人物。
妻を先に失い、彼の弟である太宗が弔う宴を開いたのだが、定宗は急に亡き妻を思い出し、自分だけが楽しむことはできないと席を外したそう。

『太宗イ・バンウォン(KBS/2021)』で定宗役を演じた、キム・ミョンス (画像出典:KBS)
彼が愛してやまない、不妊症だったと推定される王妃は、後継ぎを残すことができなかった。
新しい妻をめとり、後継ぎを授かる事もできたが、そうしなかった理由については、自分をけん制する宮内の勢力を安心させるために、敢えて後継ぎを断念したなど、様々な見解があるという。
●登場するドラマ:
『大王世宗(KBS1/2008)』
『六龍が飛ぶ Roots of the Throne(SBS/2015)』
『太宗イ・バンウォン(KBS/2021)』など
世宗
歴代国王の中で、最も子孫が多いのが、第4代国王の世宗(セジョン)。
自身の正室王妃との間に生まれた子どもは、なんと8男2女もいるという。

『根の深い木~世宗大王の誓い~(SBS/2011)』で世宗の青年期役を演じた、ソン・ジュンギ (画像出典:SBS)
世宗は、ハングル文字を創製して広めた人物として、朝鮮王朝で最も有名な国王でもある。
漢字の読み書きが出来ず、学びの手段が無かった庶民達に、知識を分け与える手法を作るために尽力した韓国の国民的偉人。
歴代の国王の中でも「大王」という優れた人物のみに与えられる称号を持ち、1万ウォン札に描かれている人物としても有名だ。
夫婦関係がとても良かったと評価される世宗だが、後に正室王妃が亡くなると、冥福を祈るために息子たちに指示をし、あの有名な仏経諺解書『釈譜詳節』を編纂させた。
●登場するドラマ:
『龍の涙(KBS1/1996)』
『大王世宗(KBS1/2008)』
『根の深い木~世宗大王の誓い~(SBS/2011)』など
世祖
妻への愛が深かったことが実録にも書かれている、第7代国王・世祖(セジョ)。
国政に対しても、愛妻の意見をたくさん参考にしたという話が残っているほどだ。

『王女の男(KBS2/2011)』で世祖役を演じた、キム・ヨンチョル (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
世祖に愛された、妻の貞熹(チョンヒ)大妃は、朝鮮で初めて垂簾聴政(代理政治)を任された人物として『王と私(SBS/2007)』に登場する。
歴代の国王は多くの後宮や妾を持ったことで有名だが、世祖には後宮がたった2人しかいなかったという。その2人も大君(王子)時代に迎え入れた人で、王に即位してからは1人もいなかったと伝えられている。
●登場するドラマ:
『大王世宗(KBS1/2008)』
『王女の男(KBS2/2011)』
『インス大妃(JTBC/2011)』など
燕山君
朝鮮王朝史上、前例のない暴君として知られる、第10代国王の燕山君(ヨンサングン)。
放蕩な暮らしぶりの国王も妻には弱く、刀を振り回して暴れても、妻が止めれば素直に刀をしまったという。燕山君が死ぬ直前に残した言葉も「王妃に会いたい」だったとか。

『七日の王妃(KBS/2017)』で燕山君を演じた、イ・ドンゴン (画像出典:KBS)
朝鮮時代には恰幅の良い王が多いが、燕山君は高身長のスリムな体型で、髭は短かったと言われている。
他の王よりも、現代のイケメンに近いイメージの外見だったようだ。
●登場するドラマ:
『宮廷女官チャングムの誓い(MBC/2003)』
『インス大妃(JTBC/2011)』
『七日の王妃(KBS/2017)』など
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